イジメ


学生時代、3回のイジメに会った
小学校で1回、高校で1回、短大で1回・・・

このページは小学校時代のイジメについて

小児喘息だった私は外で遊ぶことも出来なかった
だんだんクラスの中から孤立していくのがわかる
悪いことに1学年2クラスしかなかったので、あっというまに学年中から浮いた存在となった

3年生も終わりがけの頃、喘息が治まった
外で遊べる!!
私はいままで教室から眺めるだけだった遊びが出来るということで、期待に胸を膨らませていた

いままでは浮いた存在だったけど、もう大丈夫!外で遊べるから!!

しかし、世の中そんなに甘くはなかった

 私 「い~れ~て~^^」
友達 「私はいいけど、○○チャンに聞いて」

この言葉、一見すると別になんともない言葉なのだが・・・
遊んでいるグループ全員に言われたとすると?
それも一人一人聞いて回ってのこと
全員に聞き終わったら、仲間に入れてもらえるのか?
答えは『否』である

結局は聞いて回ることで休み時間をつぶしてしまう
次の休み時間には入れてとお願いしてみても、かえって来る言葉は同じ

だんだん悲しくなってくる
だから私は輪に入るのをやめた
今までは教室から見ていたのが、今度はみんなと同じ運動場から眺めることとなった

これは、はっきりとした『イジメ』ではない
しかし、私にとってはつらい思い出となったのは確かだ

4年生になった頃にはもう運動場には出なくなった
一人図書館で静かに休み時間を過ごすことを覚えたから・・・



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