fumufumi house

2007/09/13
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久しぶりに田舎の町の秋祭りに行ってきた。

初めて、本当に久しぶりに兄姉4人そろって、穏やかな実家の生活を楽しめた。

母は父なきあと一人暮らし。

兄嫁とうまくいっていない。

だからいつも怒り言葉やはなしばかりで正直つらい。

で、どうしても足が遠のく。

母も母だし、嫁さんも嫁さん、どっちもかなと末娘は思うので。

でも今回は嫁さんは来てないし、話題に上ることもなく、ほのぼの家族だった。

私は平和主義者(?)なので同じ時を過ごすならできたらへらへら穏やかに一緒の時を過ごしたい。



でも相手のいないところで罵詈雑言はいても現実は変わらず、大人になろうよ・・・・の言葉をいつものみこんでいる。

不詳の末娘の言葉など響かないよなとおもっている。



それが思わぬことに楽しい心地よいお祭りの一日で、いまもなんか幸せな気持ち。



また今年のお祭りは笑えた。

楽しい神様がお出ましになったらしい。

前夜先に仕事早引けしてまで駆け付けた姉の話だと、お神楽の傘がぶっ飛んだそうで。

こんなこと初めてだと周りからも聞こえたそうだ。


そのうえ、天狗様が高い所に張ったしめ縄を何箇所か一撃できるのだけれど、なかなか切れなくて、観衆一同固唾をのんで見守って何回も挑戦し、おしまいには見えないからと天狗の面を外して切り、拍手が沸いたとか。

私も一か所見る機会があったけれど、笑えるくらいで、かつて子どものころ見た一撃で「えいっ、やっ!!」のカッコ良い天狗様ではなかった。

「斜めから切らないと!」なんて掛け声の中で冷や汗かいてるだろう天狗様の背中が妙に親しみがわいた。


とどめは・・・・



わが実家に来た時、お獅子が妙に千鳥足、酒臭い。

ちょうどお昼休みのすぐ後でかなりたのしいお酒だったようで。

また今年は母がせっかく兄弟みんな来てるからとご祝儀をはずんだらしく長いバージョンの獅子舞だった。


ああ、大丈夫だろうかこの足取りで・・・・。

期待(?)どおりで。



後ろの脇に左手のもの(へいそく?)をはさむのに何回やってもはさめずしまいにあきらめた!


けらけらと私の笑い声の中で獅子舞は舞っていった。

だって本当にこんなにたのしい獅子舞はなかなか出合えない。

帰り道「大丈夫?」と獅子は声を掛けられていたらしい。



あんまり楽しくておかしくて夜獅子舞をしていた人を教えてもらった。

ほとんどしらふで善良そうなえらの張ったたぶん私と余り歳の違わない人であんなによっていたのがうそのようだった。

今年の神様はいたずら好きで楽しい神様だったのかもしれない。



神様が近くにきてくれたかなとなんか嬉しくて、やっぱり楽しませてくれたんだなあと、帰っても心があったかい。



また一年、来年も神様に会いに行こう。

どんな神様に会えるかな?

それまで思い出してはへらへらと笑って暮らしていよう。


昔は眉間にしわ寄せて深刻そうなのがいいのかなと思っていたけれど、この頃人生観が変わった。


どんなに苦労しても辛くても悲しくても、心の底にそっと抱えて、あいつは馬鹿なんじゃあないかと思えるくらい明るく穏やかな顔していたい。

本当にかしこくはないからね!

みえないところで誰かをひそかに支えていけたら、そしてたくさんの人に憧れて、楽しんで、生きていることを愛していけたらいいなあと思う。

誰にわかんなくても背筋伸ばしてそんな自分にほこりもっていよう。


馬鹿な平凡な普通なそんな自分に乾杯!

神様ありがとう、また来年逢いにゆきますハート






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最終更新日  2007/09/13 10:08:00 AM
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