テレビ・AVセレクタ修理よもやま話 | ほしあかりのノクターン -ピアノとわんことおうちの話-

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Jul 6, 2006

前日の話

といいながらも、症状を事細かく書いたメモをサービスマンさんに渡すと、一言。

「うーん、これはやっぱりブラウン管の寿命ですね」

そ、それだけ？そんな一言で片づけていいの？

いや、その後、サービスマンさんは説明を始めた。

「バシッという音がなって画面が真っ暗になる、これはブラウン管の内部放電です。全体が赤っぽくなったり緑っぽくなるのは、色調整が出来なくなっていたのですが、この内部放電で一時的に復活し、きちんと映るようになったみたいですね。でも完全にまともな発色とはいえませんね。白が白く出ていないでしょう」

はぁ・・・、やっぱり・・・

そして続いて決定的な一言がサービスマンさんから。

「ブラウン管の場合、だいたい使用時間は1万時間程度が保証されているけれど、お客さん、2万3千時間も使用してますよ」

だ、誰よ、8年で2万3千時間もの間、テレビの前にかじりついていたのは？？

「お客さんのなかでも、使用年数だけをみて、まだ使えるのではないの？と言われる人が結構多いのですけど、実際は使用時間が問題なんですよ。しかもお客さん、保証時間の倍は使ってますからねぇ。」

うわっ、かなり恥ずかしいではないか・・・私。

そんなことよりも、8年で2万3千時間もテレビを使用したことに面食らっていた自分。

1日平均3時間テレビをみたとしたら1年365日で、1095時間。
このペースで8年経過したとしたら、だいたい8760時間。

まだまだ保証範囲内。

しかし、しかしだ。23000時間使用したということは、1日約8時間弱テレビをつけていたことになる。

このテレビを購入した頃はまだ独身だったし、1日働いていたから、テレビを観る時間もほとんどなかったはず。じゃぁ一体、いつこんなにテレビを使用していたのか？

理由を考えてみた。

多分、最も大きな理由、それがテレビをつけたまま朝まで眠りこけた時期が多かったこと。

なんて可哀相なことをしてしまったのだろう。

そして、徹夜でゲーム、これもいけなかった。

更に、日中、家にいたりすると、なんとなくテレビをつけてしまう。これもダメ。

こんなことが積もり重なって、テレビの使用時間を不必要に上げてしまっていたのだ。

前日、「テレビが壊れた」話にコメントをくださった皆さん、本当に申し訳ない。

みんな、自分が悪かったのだ。

まぁ気を取り直して、次はAVセレクタ故障の件。

症状としては、AVセレクタからテレビに出力する際、映像が時々映らなくなる、という割と単純なもの。しかし、接続された各ビデオ機器信号の有無を示すインジケータが時々ナイトライダーの如く(といって分かる人はあまりいないか？)、勝手に動き回るという奇っ怪な症状のオマケ付き。

当初、これはサービスセンターに持ち帰って修理することとなっていたのだが、サービスマンさんがその場で修理開始。これは嬉しかった。

原因は基盤の接触不良ということで、メンテナンスしてもらい、こちらは無事に息を吹き返した。

テレビは、いわば私の嫁入り道具のような状態だったが、こちらAVセレクタはオットの独身時代からの所有物。だから、という訳ではないが、やっぱりこちらもかなり古い機種である。ソニーのAVセレクタも今はとても単純な造りになってしまったが、現所有のAVセレクタ(SB-V3000)はボタンだらけのマニアックなタイプ。この機器から他器に乗り換えるのは、なかなか難しい。というわけで、なんとか修理したかったのである。

これで一件落着。

しかし、テレビはどうする？

しばし葛藤の日々は続く。

・・・・さて、7日はいよいよ地鎮祭。夜になって慌てて筆ペン片手にご祝儀袋に「初穂料」「御礼」を書こうとするが、普段、字を書かないツケがここに来た、といったところか。何度練習しようが、それは付け焼き刃に過ぎない。しかも、筆ペンが活躍することなんて、そうそうあることでもない。

こんなことで大丈夫か、地鎮祭。

p.s ショパンバラード4番の練習も勿論したのだが、6日は上記修理の一件やらなんやらでとても練習メモとして残せるものではなかったため、涙をのんで割愛。割愛したということは、つまり、進歩していない、ということでもある。自分で書いていて虚しくないか？

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