PR
Keyword Search
Freepage List
Comments
先日の産経新聞に次のようなタイトルの記事が掲載されていた。
(以下は産経新聞より抜粋)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
芸人さんはみな病気や「適当でええんちゃう」
病と生きる 漫才コンビ「中川家」中川剛さん
マイペースなボケを繰り出したかと思えば、動物の形態模写で笑わせる。兄弟漫才コンビ「中川家」のお兄ちゃんこと中川剛さん(40)は、変幻自在な芸で人気の売れっ子だ。だが、そんな剛さんには「パニック障害」で悩んだ過去があった。障害を克服した今、同じ病に悩む人にこんなエールを送る。「適当でええんちゃう?」
28歳のころだから、12年前です。ご飯を食べていて、いきなりふらっとした。頭痛とか呼吸困難とかが、2、3時間おきに。1カ月で4つの病院を回りました。耳鼻科、整形外科、脳神経外科、内科。でも、何にもない。
「大丈夫だ」と思うんですけど、舞台に出ると「また来るんちゃうか」と思う。怖くてお酒を飲む。酒を飲むと忘れるんですよ。ただ、次の日に尋常じゃないくらい(発作が)来る。で、またお酒飲んで。もう悪循環。最後に、精神的なもんかなと思って病院に行ったら、そこで「パニック障害や」と言われました。
息が苦しいし、電車に乗られへんし、車も、エレベーターも、なんでもかんでも怖くなる。いつ息吸っていいか分からん。一番困ったのは髪を切るとき。(美容師に)何回も止めてもらって、トイレに行くふりをした。仕事も、現場に行くまで時間がかかる。収録中もすぐ止めてもらう。
当時はそんな病気誰も知らんから、「サボってる」と思われてたでしょうね。外傷もなければ、血液検査もレントゲンも悪いところはない。でも病名が分かって、ちょっと落ち着きました。それに、病院の先生が面白かった。「それでいいんですよ。芸人さんはみな病気や。普通の神経の人はいない」って。
そのうち毎回飲む薬も忘れてしまった。あるとき、「薬取りにいかな」と急いで病院に行ったら、先生が「もう来なくていいです。普通に来られたじゃないですか」って。電車に乗れないことも忘れてしまってた。薬を飲んでたのは、1年くらいでしょうか。
この病気って、まじめな人がなるんじゃないかな。ぼくも当時は、くそまじめやった。お笑いの世界や、「いじられる」ということをなんも知らんかったんです。
症状がなくなったころには仕事も楽しめるようになってた。 よくも悪くもええかげんになって。一度、どうでもええと思ったら人間は強いです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
団塊おやじ、わが人生の起死回生語録
『山よりでっかいシシは出ん』
『生きてるだけで丸儲け』
『嵐に向かって立つ』
会社をつくってはつぶしの繰り返し。
懲りない団塊オヤジは幾度となく人に言えないほどのドツボに落ちる。
にっちもさっちもいかなくなったことは一度や二度ではない。
仕事に出かける電車賃がない。
昼飯を食べる金がない。
、、、、、、
こんなとき、勇気をくれた言葉がわが人生の起死回生語録。
よくもまあ、63歳まで生きてこれたものだ。
これも自分ひとりの力ではない。
相方に感謝。
苦しいときに支えてくれた友人知人に改めて感謝。