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2010.01.11
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土曜日に中国海軍の動きについてブログを書いた。

今日のニュースで日本がインド洋での給油活動から撤退するあとを

受けて中国海軍が代わりに給油活動を始める計画があるという。

これを受けて鳩山政権はにわかに緊張している。

インド洋で中国海軍が活動を開始すると日本の商船の

インド洋上での安全性が脅かされる可能性があるという。

つまり、海上自衛隊が給油活動を行っている間は

同時に付近の海賊の取り締まりも警戒している。

これによって日本の商船の安全が確保できていた。

中国海軍は日本の商船の面倒まで見てくれない可能性が高い。

さらに中国海軍のインド洋でのプレゼンス(存在感)が増して

近隣諸国(パキスタンやマレーシア、イラン)と軍事的同盟を

締結する道も開かれる。

インドは従来中国とは仲が悪いのですぐに軍事的協力はしないだろう。

鳩山政権は重大な間違いをしなければいいと思っている。

給油活動の停止が中国の新たな軍事的展開を生みだすとは

予想だにしていなかったのだろう。

ここで米中の軍事的協力がより一層深まる可能性さえある。

これは中国の覇権主義にとって有利に動く。

領有権を巡って論争のもとになっている尖閣諸島の帰属問題や

東シナ海の石油採掘問題にアメリカが消極的になるかもしれない。

参議院選挙で勝つことばかりに専念している間に

東アジア情勢は大きく変わろうとしている。

普天間を下地島に移設しようか、などとアメリカの意図を全く無視して

ノーテンキに議論している鳩山政権。

日本の安全を無視してまでも参院選に勝ちたいですか。






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最終更新日  2010.01.11 17:47:58
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