ゲーム開発者のつぶやき

ゲーム開発者のつぶやき

2006.06.19
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カテゴリ: 小話
任天堂DSの躍進 は留まる事を知らず、
現在のゲーム業界の中でも異例の売り上げ速度を維持しております。
任天堂の発表によれば、今夏にも1000万台以上の普及となる見通しのようです。
これは、据え置きゲーム機を含めたとしても異例の速度であり、
現代のゲームに対して求められている事が、DSの在り方と正確に合致した結果によって、
このような圧倒的な売り上げに結びついているのでしょう。

然し、この圧倒的な躍進で目立っておりませんが、
相変わらずに未解決な問題は残ったまま になっています。
その問題こそがサードパーティーのゲームの売り上げ です。

その結果として良質なゲームの提供を可能にしているところは任天堂の魅力でありますが、
それによって、ハードメーカーがソフトにおいても支配者になってしまっている構図があります。
ここに、任天堂ハードの最大の問題点が潜んでいます。

つい最近の6月14日の週のゲームソフトの売り上げからですが、
DSのゲームソフトはベスト20位以内に、なんと13本ランクイン しております。
複数のハードが存在する中で、このランクイン数は驚異的ですが、
この 13本のうち、実に11本が任天堂のゲームソ なのです。
これは、 ソフト支配率にすれば、単純計算で85%の支配率 になりますが、
実際の売り上げベースで考えれば、任天堂の支配率は、更に上と言えるでしょう。

この数字こそが任天堂ハードにとっての最大の泣き所 とも言えるのです。

まず、これだけにソフト産業まで支配されているハードに、
サードパーティが参入するメリットがどれだけあるのでしょうか
わずか、15%の層を喰い合う結果でしか無いとしたら、
サードパーティーの参加は減少するか、或いは見送られるケースが増えてくる事が想定出来ます。

任天堂のハードからは、この多様性に関しての欠陥が残ってしまう 事が考えられます。
何故、ソニーがPSで覇権を握れたのか、
それはサードパーティーのチャンスが多かった事も決して無関係では無いのです。
そのチャンスが今のDSからは、僅かしか感じ取る事が出来ません。

任天堂のソフトは素晴らしい事に対して疑問の余地はありませんが、
コンテンツの多様性、ユーザーに飽きさせない事を考えるのであれば、
今後は、 もっとサードパーティーのソフトも盛り上げていく事が必要 です。
現在、圧倒的に好調を維持している任天堂だからこそ、
サードパーティーと協力する事によって業界を盛り上げていってほしいと思います。



DS!





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Last updated  2006.06.19 16:10:29
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Re:DS躍進だが・・・(06/19)  
Mappi  さん
こんにちは。

常々、「任天堂大好き」と言っている私ですが、
ファミ通の売り上げランキングなどを見ると、
そんな私でも、任天堂が「多すぎる」と思いますね。
もちろん任天堂のソフトのデキがいいのは間違いないのですが、
サードパーティにだってデキのいいソフトはたくさんあります。

つまらないソフトが埋もれてしまうのは仕方がないことですが、
面白いソフトなのに埋もれてしまうというのは、ユーザーにとっても
ハードメーカーにとっても損だと思いますね。

サードパーティでも、面白いソフトなら、任天堂はハードメーカーとして
もっと「後押し」してもいいんじゃないかと思いますね。 (2006.06.19 13:54:11)

Re:DS躍進だが・・・(06/19)  
ザンブル  さん
今のゲームの業界状況よく分かりませんが
会社があれですからね、どことは言いませんが
DLで埋もれた楽しいソフト発売してくれませんか
と言いたいです、PC移植負担かかりますかね
DSだけとは限りませんが寂しいものが
SFC思い出しますね、状況違いますが
私としては購買意欲なくなってきました
次世代の事もありますし・・・・・・
(2006.06.19 14:52:30)

Re:DS躍進だが・・・(06/19)  
ume3882  さん
五歳の息子が
スーパーマリオに興味を持っていて
「欲しい」って言っています
任天堂、根強い人気ですね。

どのソフトがヒットしてるかは
解りませんが
DSのほとんどのソフトが任天堂を占めているんですよね?

私が小学生の頃
ファミコンが発売されたばかりの
ほとんどが、任天堂のソフトでしたよ

それがしばらくして・・・
確かドラクエやFFが誕生したくらいから
他のゲームメーカーが増えてきましたね

ドラクエもFFも任天堂ではありませんが
多くのゲームメーカーは
FFやDQを超えるゲームを
作ることを目標にしてきたんだと思いますよ

DSも何かのきっかけでFFやDQのような
凄くて面白いソフトが発売された暁には

任天堂以外のメーカー側に良い刺激となって
DSにも挑戦してみようと言う気になるのでは?

私の勝手な解釈でした・・・ (2006.06.19 15:39:40)

Re:DS躍進だが・・・(06/19)  
影男1996  さん
こんにちは。

任天堂の独占的な市場コントロールは批判される向きも多いですが、
一方で市場そのものに責任がある点が、ソフトだけ作っているメーカーとの決定的な
立場の違いなのではないかと思います。

かつてのFCがサードパーティーの躍進によって盛り上がったのは間違いないですが、
一方で市場を荒廃させうる質の悪いソフトが海千山千のサードパーティーからもたらされた
という弊害にも目を背けるべきではありません。

ハードメーカーである以上、ハードそのものの技術に対するアドバンテージがあるのは当然
であるし、上記のようにDSの市場そのものに対する責任がある立場からすれば、今日の結果は
為すべき事をしている、とも言え、為に他社が参入しにくいという理屈には
少々首を傾げざるを得ません。

尤も、参入にあたっての契約の内容まで知るところではないので、足かせになるような
条件であるという事情であれば話は別ですが…。



(2006.06.19 16:04:41)

Re:DS躍進だが・・・(06/19)  
ジャングル さん
ニンテンドーはあんまり興味ないです。同じゲームばっかwwwやっぱり、ソニーです。 (2006.06.19 16:09:56)

Re:DS躍進だが・・・(06/19)  
そらー、違うんじゃないですか?
サードパーティにそもそもそれだけのソフトがありますか。
ユーザーとしては、買うソフトがなくて困りますよ。
そもそも、DSが優位が明らかになってからサードパーティが本腰を入れてきたから、本格的な参入が遅れてるように見えるんですけど。
メテオスくらいかな。サードで本当に遊んで面白かったのは。

DSの機能を活かしたゲームがまだないように思うんですけど。
まだ、大作ゲームは何も出てませんし。
これからじゃないですか。
オリジナルタイトルで挑戦作がないものですかね。

(2006.06.19 19:44:12)

Re[1]:DS躍進だが・・・(06/19)  
Mappiさん、こんばんは。

>常々、「任天堂大好き」と言っている私ですが、
>ファミ通の売り上げランキングなどを見ると、
>そんな私でも、任天堂が「多すぎる」と思いますね。

そうですね。
現在のDSのソフトの売り上げを考えますと、あまりにも任天堂シェア率が高すぎる傾向にあります。
勿論、これにはサードパーティーの力不足や商品の供給の遅さ等も原因として挙げられますが、
ゲーム機としての今後を考える上では改善点であると思っております。

>もちろん任天堂のソフトのデキがいいのは間違いないのですが、
>サードパーティにだってデキのいいソフトはたくさんあります。

仰るように、最近の任天堂ハードの弱みは、
サードパーティーのソフトが売れないという点にあります。
DSに限らず、GCにおいてもサードパーティーからも良質のソフトが供給された事もありますが、
それが売り上げに直結したものではありませんでした。

>サードパーティでも、面白いソフトなら、任天堂はハードメーカーとして
>もっと「後押し」してもいいんじゃないかと思いますね。

ゲーム機の発展、ゲームの発展を望むのであれば、
ハードメーカーがソフトメーカーに協力する事は必要であると思っています。

あまりにも、これを全面に押し出してしまうとサードパーティーメーカーの責任放棄ではないかと言われてしまいますが、
ハードーメーカーたるものは、ゲーム業界全体に対して導く役割を担う事が必要ですね。
(2006.06.20 01:21:54)

Re[1]:DS躍進だが・・・(06/19)  
ザンブルさん、こんばんは。

>DLで埋もれた楽しいソフト発売してくれませんか
>と言いたいです、PC移植負担かかりますかね

これは、Wiiで対応される可能性がありますね。
現時点では、どこまでがオンラインで供給されるのかが不透明でありますが、
このような手法で眠っていた名作が蘇るのは喜ばしい事ですね。

>DSだけとは限りませんが寂しいものが
>SFC思い出しますね、状況違いますが
>私としては購買意欲なくなってきました
>次世代の事もありますし・・・・・・

暫くは、ハード争いも混沌とするでしょうね。
今年後半からの次世代機戦争が一段落するまでは落ち着きそうもありません。

賢い選択肢は、とりあえず様子見なのかもしれませんね。
(2006.06.20 01:24:18)

Re[1]:DS躍進だが・・・(06/19)  
ume3882さん、こんばんは。

>五歳の息子が
>スーパーマリオに興味を持っていて
>「欲しい」って言っています
>任天堂、根強い人気ですね。

任天堂の人気は相変わらず根強く浸透していますね。
ソフトに対する妥協無き姿勢が、このメーカーに対する信頼を強固なものにしているのでしょうね。

>DSのほとんどのソフトが任天堂を占めているんですよね?

そうですね。
この支配率は異常と言えます。
その原因は、当然ながらサードパーティーにも大きくありますが、
ハードメーカーとしてサードパーティーを巻き込む戦略が任天堂には必要であると感じています。

>それがしばらくして・・・
>確かドラクエやFFが誕生したくらいから
>他のゲームメーカーが増えてきましたね

そうですね。
FCも、最初は少しのメーカーのみが開発を請け負っていましたね。

>DSも何かのきっかけでFFやDQのような
>凄くて面白いソフトが発売された暁には
>任天堂以外のメーカー側に良い刺激となって
>DSにも挑戦してみようと言う気になるのでは?

仰るように、サードパーティーも傍観しているだけではありませんから、
今後のことを考えてソフトを準備する可能性は十分にあります。
又、それによって周りに刺激を与える事もあるでしょうね。

私として感じている問題は、
サードパーティーの主体性に任せているようではハードメーカーとしての動きでは不足しているのではないかと言う事です。
現時点では、任天堂側からの働きかけが弱いように感じております。
ハードメーカーとしては、サードパーティー含めてゲームを牽引する事が望ましいのではないかと思っています。
(2006.06.20 01:29:39)

Re[1]:DS躍進だが・・・(06/19)  
影男1996さん、こんばんは。

>任天堂の独占的な市場コントロールは批判される向きも多いですが、
>一方で市場そのものに責任がある点が、ソフトだけ作っているメーカーとの決定的な
>立場の違いなのではないかと思います。

仰る通りであると思います。
市場そのものに責任があるという点においてはソフトメーカーよりも大きな責任を担っていると言えますね。
然し、だからこそ、現在のような独占的市場コントロールには疑問があります。
何事も市場の独占は好ましい状況では無いことはすべての業界に対して同様に言える事であると思います。
この例も、その例に漏れずに改善が必要であると感じています。

>一方で市場を荒廃させうる質の悪いソフトが海千山千のサードパーティーからもたらされた
>という弊害にも目を背けるべきではありません。

はい。この問題は深刻な問題の一つですね。
これが原因のハード自身、ゲーム自身が潰れてしまうという危険性もあり、
これを防ぐ事もハードメーカーとしての責任であるとも言えます。
今後のゲームソフトにおいても、何らかのクオリィティチェックが必要であると思っております。

<続きます>
(2006.06.20 01:42:51)

Re[1]:DS躍進だが・・・(06/19)  
影男1996さん、続きです。

>為すべき事をしている、とも言え、為に他社が参入しにくいという理屈には
>少々首を傾げざるを得ません。

今回の件については、多くの方から疑問をいただくのではないかと思っておりました。
確かに、為すべき事をしていると言えますが、
これは、積極的姿勢によっての結果ではなく、結果論的にそうなってしまっただけではないかと思います。

今回の件は、サードパーティーの責任放棄とも感じる部分があるでしょうが、
ハードメーカーはサードパーティーを含めてゲーム市場を構築し盛り上げていく方法を考える必要があります。
ゲームに対しての牽引する存在でなければいけません。
現在の任天堂の状態は、ソフトのクオリィティ、遊びの質において市場を牽引しておりますが、
ゲーム産業全体に対しての牽引の役割から考えると不足していると言えるかと思います。
今後の更なる躍進を考えるのであれば、自社以外の充実もハードメーカーとして積極的に行っていく事が大切です。

>尤も、参入にあたっての契約の内容まで知るところではないので、足かせになるような
>条件であるという事情であれば話は別ですが…。

契約の内容については、会社によって違うところがありますし、
信用のある会社以外の参入は許可される事は難しいでしょうね。

一つだけ言える事は、大多数の開発会社にとってはハードメーカーに有利な契約である事は間違いありません。
但し、一部のソフトメーカーは例外とも言えますし、ユーザー側からすれば気にする必要があるレベルでは無いかもしれません。
(2006.06.20 01:46:29)

Re[1]:DS躍進だが・・・(06/19)  
ジャングルさん、こんばんは。

>ニンテンドーはあんまり興味ないです。同じゲームばっかwwwやっぱり、ソニーです。

任天堂のゲームも面白いですから、是非、プレイされてみてはどうでしょうか?
確かに、ソニーが供給するゲームも魅力的ではありますが、
色々な作品に触れてみる事も面白いですよ。
(2006.06.20 01:47:39)

Re[1]:DS躍進だが・・・(06/19)  
赤いパレットさん、こんばんは。

>そらー、違うんじゃないですか?

はい。そのようなご指摘は受けるのではないかと思っておりました。
仰るように、サードパーティー側の責任転嫁であると感じる部分があるように思いますが、
今回は、あえて題材として出させていただきました。

>サードパーティにそもそもそれだけのソフトがありますか。

現時点では、DSにおいては少ないと言えるかと思います。

>そもそも、DSが優位が明らかになってからサードパーティが本腰を入れてきたから、本格的な参入が遅れてるように見えるんですけど。
>メテオスくらいかな。サードで本当に遊んで面白かったのは。

この状況である事が問題であると思っております。
確かに、サードパーティーの不甲斐なさの結果とも言える事ですが、
ハードメーカーであるならば、サードパーティーを巻き込みながら、
ゲームやゲーム市場を構築していく事が必要です。
現在では、任天堂のそのへんでの努力が不足しているのではないかと思っています。

確かに、任天堂は自社で魅力的なソフトを供給出来るだけの力があります。
然し、独占的市場を構築するにと留まるのであれば、
ゲーム産業としての未来においては何ら有益なものではありません。
市場の独占による市場の不利益は、ゲーム以外の例においても同様であり、
ここであえて語る必要は無いように思います。
それが、DSでは起こっている事が昨今の任天堂ハードの弱点であり、
改善出来ていないところも同様に弱点であると考えています。

現在の任天堂のゲーム産業そのものにおける努力は、
自社のソフトの売り上げが好調であるためか不足していると言えると思います。

>これからじゃないですか。
>オリジナルタイトルで挑戦作がないものですかね。

そうですね。
DSの躍進にともなって参入が促進されるでしょうね。
(2006.06.20 01:56:30)

さて、困ったことですが…  
昔からのゲーム好き さん
正直、さっぱりわかりません。
DSソフトの魅力が。
マリオ、脳トレ、メトロイド、どうぶつの森…
どれも今ひとつ、食指が動きません。
印象としては、巧くまとめられている、とは感じるのですが、買いたい、とまでは…。
さて、それでも任天堂ソフトが売れる理由。
CMでしょう。
一家がテレビ前に集まってる時間帯にバンバン流れてますし。
CMを見ると「おっ」と思わせるものもあります。
ただ、ゲーム内容を調べてみると購買意欲が無くなるのですが。
CM見ただけの人はそのまま買ってしまう事も多いでしょうね。
また、DSのCMで見た事あるものは任天堂ソフトくらいです。
その時間にサードのCMが流れていないという事は、それだけ販売機会の損失が起こっている訳ですから…。
…任天堂の資金力とサードの開発費高騰をうかがわせる状況ですね…。
この手法、昔PS陣営がよくやっていた事だと思います。
尤も、CM内容はサード、SCEが丁度いい割合だったと思いますが。
(2006.06.20 09:34:05)

こんちゃ!  
定形外郵便  さん
DSのソフト、確かに任天堂が圧倒的ですね。
発売から1年半経ちましたが、
サードパーティーは元気ないですね。

個人的にはハードの価格が問題かと。
据え置き型と比べて圧倒的に性能が落ちるハードが、
2万近くしますからね。

ハードの高価格化により、
ユーザーが従来の「ゲーム好き」から「お金のある暇人」に移行しているのではないでしょうか?
だとすると、購入者の大半が「ゲーム素人」なわけで、
単純に「露出の多い」任天堂ソフトを求めるのも仕方ないと思います。

素人衆の目が肥えるのが先か、
サードパーティーが見限るのが先か。

PSPの現状を見る限りは、
「プレステの逆転劇」は繰り返しそうに無さそうですけどね。

共倒れされてもな~。 (2006.06.20 11:03:50)

Re[2]:DS躍進だが・・・(06/19)  
影男1996  さん
ゲームクリエーターさん、こんにちは。

ハードメーカーたる任天堂はサードパーティーも含めた共存共栄を牽引すべきという
ご意見は、第三者という視点もあるのでしょうがやはり素直に頷けません。

理由の一つに、任天堂が為さねばならない施策というものの具体性に欠けるという点が
挙げられます。

>確かに、為すべき事をしていると言えますが、
>これは、積極的姿勢によっての結果ではなく、結果論的にそうなってしまっただけではないかと思います。

任天堂の市場支配が意図的なものでなく、結果論的にそうなったと主張されるのであれば、
やはり任天堂の問題ではなく、サードパーティー側に問題があるように思うのですが
如何でしょうか?

>ハードメーカーはサードパーティーを含めてゲーム市場を構築し盛り上げていく方法を考える必要があります。
>ゲームに対しての牽引する存在でなければいけません。

市場そのものに責任ある立場であるという前提から考えれば、おっしゃることは
理解できますが、では具体的にどうすべきであり、現在どうできていないのか、という点が
明らかでない限り判断は難しいと存じます。

私はハードメーカーとしての任天堂がリリースするソフトについて、
ハードの機能を具体的に例示するという一定の役割は果たしているかと思います。

少なくともサードパーティーのDSソフトが奮わないのは任天堂の責任ではないように感じます。

(2006.06.20 11:41:19)

Re:さて、困ったことですが…(06/19)  
昔からのゲーム好きさん、こんにちは。

>正直、さっぱりわかりません。
>DSソフトの魅力が。

DSソフトも分かり易い遊び方を提示しておりますから、
プレイしてみれば面白いと感じる可能性もあるかと思います。

然し、仰る事も分かるような気がします。
元来の複雑なゲーム性を求めるユーザーにはDSは対応出来ていないと言えるでしょうね。

>さて、それでも任天堂ソフトが売れる理由。
>CMでしょう。
>一家がテレビ前に集まってる時間帯にバンバン流れてますし。

仰るように任天堂のCMの出来は素晴らしいですね。
不健康というイメージを持たれやすいゲームに対して、
健康のイメージを植えつける事に成功していますし、
それによって、任天堂のゲームは安心という考えてを消費者の中に植えつける事にも成功しています。

>…任天堂の資金力とサードの開発費高騰をうかがわせる状況ですね…。

そうですね。任天堂の資金力は他の開発会社を圧倒的に上回っておりますね。
サードパーティーの開発費高騰は仰るように深刻です。
更に問題なのは、サードパーティーはハードメーカーと同じ開発費で同じ売り上げを上げた場合でも、
圧倒的に利益が少ないという事があります。
それによって、ハードメーカーは極端にリスクは高いが売れれば儲かる、
ソフトメーカーは、どのハードでも利益が少なくなってしまうという傾向が出てきております。
・・・どちらにとっても良い傾向ではないですね。

>この手法、昔PS陣営がよくやっていた事だと思います。

PS初期の際には、ソニーは非常に上手くCM展開しておりましたね。
何故、あの当時、PSが任天堂を追い越して覇者と成りえたのかと言えば、
サードパーティーに対して魅力を提示出来たという事も大きかったように思います。

尤も、PS2移行のソニーについては、PSの時の例とは違う傾向が出ておりますが・・・
(2006.06.20 12:38:31)

Re:こんちゃ!(06/19)  
定形外郵便さん、こんにちは。

>サードパーティーは元気ないですね。

そうですね。元気が無いですね。

>個人的にはハードの価格が問題かと。
>据え置き型と比べて圧倒的に性能が落ちるハードが、
>2万近くしますからね。

確かに、現在のDSの価格を考えると高いと言えるかもしれませんね。
然し、それでも消費者はDSを求めておりますから、
そのような意味では適正価格とも言えるのかもしれません。

>ユーザーが従来の「ゲーム好き」から「お金のある暇人」に移行しているのではないでしょうか?

この可能性は仰るように、あるかもしれませんね。
価格の高騰は、購買層を変えてしまう可能性を秘めています。
幅広い層を考えるのであれば、幅広い層に対応した価格帯が必要です。

>だとすると、購入者の大半が「ゲーム素人」なわけで、
>単純に「露出の多い」任天堂ソフトを求めるのも仕方ないと思います。

成る程。そのような理論も成り立つわけですね。
確かに、ゲームに対して触れる機会が少ないユーザーは、
露出が多いゲームを求めるのは必然と言えますね。

>素人衆の目が肥えるのが先か、
>サードパーティーが見限るのが先か。

理想としては、どちらのソフトも出て、
しっかりとした市場を形成してほしいところです。

>PSPの現状を見る限りは、
>「プレステの逆転劇」は繰り返しそうに無さそうですけどね。

PSPは難しいでしょうね・・・
こちらについては、いまひとつソニーの姿勢が理解出来ません。
PSの時は、ソニーが中心となってハードを盛り上げていこうという姿勢が強くありましたが、
現在のPSPからは殆ど感じる事が出来ません。

結局のところハードメーカーの姿勢が明確ではない以上は、
ソフトメーカーとしても参入し辛い部分があります。
現在の携帯機は、どちらも、その点において不足していると言えるのかもしれませんね。
(2006.06.20 12:44:46)

Re[3]:DS躍進だが・・・(06/19)  
影男1996さん、こんにちは。

>ハードメーカーたる任天堂はサードパーティーも含めた共存共栄を牽引すべきという
>ご意見は、第三者という視点もあるのでしょうがやはり素直に頷けません。

今回の例に限って言うと、売り上げを例に挙げてしまった事がまずかったかもしれません。
まず、共存共栄というのは何も利益を分け合うべきと主張しているわけではありません。
現在のDSが、独占的市場のまま無策でいる事が問題だと思っております。
勿論、任天堂がDSは任天堂の専用機だというスタンスであれば問題はありませんが、
そのようなスタンスでは無いように思います。
そうなると、現在のソフト発売本数における任天堂の占有率は良くない状況であると思います。
(*売り上げ本数ではなく、タイトル数における占有率で、お考え下さい。)

最終的には、意見が分かれるところではあるかもしれませんが、
DS市場という市場を作成しておいて、任天堂だけでOKですという姿勢であれば、
これは間違いなく間違っている姿勢であると思います。
そのためにも、本来であればサードパーティーへの市場参入を働きかける役割が、
任天堂にはあると思いますが、その点の動きについては不足感があります。

共存共栄というのは、何も利益分配の話ではなく、
任天堂がDSに対しての魅力をサードパーティーに提示する事によって、
市場への参入を促進し、結果、コンテンツの多様性をもたらす事によって、
更に大きな市場へと導き繁栄させる事が共存共栄における責務であろうかと思います。
現時点での任天堂は自社の利益だけで満足しているように印象を受けます。

<続きます>
(2006.06.20 12:45:40)

Re[3]:DS躍進だが・・・(06/19)  
影男1996さん、続きです。

>任天堂の市場支配が意図的なものでなく、結果論的にそうなったと主張されるのであれば、
>やはり任天堂の問題ではなく、サードパーティー側に問題があるように思うのですが
>如何でしょうか?

そうですね。
ソフトが売れないのはサードパーティーの責任、
サードパーティーの参入が少ないのはハードメーカーの責任だと感じます。
DSにサードパーティーの魅力的タイトルが不足している事も、
サードパーティーの責任でもあり、ハードメーカー側にも責任の一端があると思います。
現在のDSは本体の供給量の割りには、任天堂以外のソフトが少ない傾向にあります。

>市場そのものに責任ある立場であるという前提から考えれば、おっしゃることは
>理解できますが、では具体的にどうすべきであり、現在どうできていないのか、という点が
>明らかでない限り判断は難しいと存じます。

これは、単純な事なのですが、任天堂が任天堂以外に対してどうアプローチするのかという事です。
現時点では、そのアプローチが不足しているために、
任天堂以外のタイトル数が少ない傾向にあります。
これは、DSに参入する事による魅力を他社に対して提示出来ていない事が主因であろうかと思います。

>私はハードメーカーとしての任天堂がリリースするソフトについて、
>ハードの機能を具体的に例示するという一定の役割は果たしているかと思います。

この点については、私も同意見です。
確かに、ハードの機能を具体的に示しておりますし、この役割においては不足感はありません。

<続きます>
(2006.06.20 12:47:27)

Re[3]:DS躍進だが・・・(06/19)  
影男1996さん、続きです。

>少なくともサードパーティーのDSソフトが奮わないのは任天堂の責任ではないように感じます。

奮わないのは仰る通りに任天堂の責任ではないでしょう。
然し、奮わないタイトルしか自社ハードに引っ張って来れないのは任天堂に原因があるかと思います。
それだけ、任天堂はDSに対しての魅力的なプランを他社に提示出来ていないという事であり、
それが原因となってサードパーティーの参入が少ない傾向があります。

据え置き機と比較するのも微妙でしょうが、PSが同様の販売台数の際には、
もっと多くの開発会社の協力が得られておりましたし、
サードパーティーにおける魅力的なタイトル数も多くありました。
何故、DSがその状態に移行出来ないのかと言えば、
任天堂側にも責任があるからだと言えるのではないでしょうか。

また、利益の話になると話が逸れてしまうかもしれませんが、
これには、任天堂の昔より利益を一社に独占しようという傾向がある事も
原因となっているのかもしれませんね。
(2006.06.20 12:47:52)

Re[4]:DS躍進だが・・・(06/19)  
影男1996  さん
ゲームクリエーターさん、こんにちは。

共存共栄とはDS市場全体におけるそれという意味ですので、単純に売上分配せよ、
というつもりではありませんでしたので捕捉させて下さい。しかし、

>(*売り上げ本数ではなく、タイトル数における占有率で、お考え下さい。)

については、解釈の違いかもしれませんが私は同義と考えます。
ここで言葉の意味にこだわっても議論が前に進みませんので、よくわからない点をもう一度
質問させていただきますが、

>任天堂がDSに対しての魅力をサードパーティーに提示する事によって、
>市場への参入を促進し、結果、コンテンツの多様性をもたらす事によって、
>更に大きな市場へと導き繁栄させる事が共存共栄における責務であろうかと思います。

これは関係者としての視点でおっしゃっていると思うのですが、これが具体的にどういう行動を
意味するのかがわからないのですよ。

DSの魅力をサードパーティーに提示するとはどういう行動をさすのでしょうか?

開発環境をもっと整備するということでしょうか?それとも参入条件を緩和する
ということでしょうか?

いずれにしても一般ユーザーが知る範疇の情報ではないと思います。

繰り返しゲームクリエーターさんが主張されていることの妥当性を判断するには
少々抽象的な表現に止めておられるように見受けられます。


(2006.06.20 14:36:02)

Re[5]:DS躍進だが・・・(06/19)  
影男1996さん、こんにちは。

>これは関係者としての視点でおっしゃっていると思うのですが、これが具体的にどういう行動を
>意味するのかがわからないのですよ。

こちらに関してですが、仰るように開発者しか知りえない情報も多くありますし、
具体的というよりも、あえて抽象化した方が良いかとも思いましたので、そうさせて頂いておりました。
とりあえず、ある一定の範囲内において具体的な例を提示してみます。

1.DSの市場に参入する利点を開発各社に提示する。
 これは、何処のハードメーカーも行っている事であり、
 私の市場に参入する事によって、このような利点が得られるという説明行動が必要です。

2.DSにおけるソフト売り上げの分配率の調整。
 ハードメーカーとソフトメーカーにとっての適正な分配率の模索によって、
 DSのソフトに対する参入意欲を喚起する事が必要です。

3.より広い意味での開発環境及びハードウェア情報の積極的な開示。
 DS参入にするにあたっての情報が、任天堂の堅固の守秘制度によって、
 情報が仕入れにくい状態にあるかと思いますので、
 公開を積極的に行って、開発会社がDSに参入する際の情報を得られ易い状態にする。
 それによって、各社はリスクマネージメントを考えた上で参入を考える事が出来る。

4.開発における流れの迅速化。
 ハードメーカーチェック、ハードメーカーによる開発情報を公開するにあたっての認可ID、
 各種チェック機構の流れの迅速化、
 及びROMにおける生産体制の柔軟性及び迅速化。

5.参入条件の明確化。
 新規参入するにあたっての条件の明確化と、審査の迅速化によって、
 市場に対する参入意欲を促進する。

<続きます>
(2006.06.20 18:23:12)

Re[5]:DS躍進だが・・・(06/19)  
影男1996さん、続きです。

6.魅力的な開発環境の整備。
 日本のハードメーカーは開発環境の提示という意味では、
 マイクロソフトと比較して劣っております。一層の努力が必要です。

7.サードパーティーへの積極的参加要請
 現時点では、サードパーティーに対するDSの参加要請が少ないように感じます。
 それが、サードパーティーの作品の少なさに出ております。

以上、要約しますとサードパーティーへの働きかけが少ないように思っております。
任天堂がハードメーカーという事を考えますと孤高の存在としてDS市場に君臨する事よりも大切な事があるように思います。

現在のDSには、そこが欠けているように思うのです。
(2006.06.20 18:24:48)

Re[2]:DS躍進だが・・・(06/19)  
うーん。任天堂はソフトハウスに強くアピールするやり方ではないんでしょうね…。

制作する側も、制作者はともかく経営者は参入について、情報がなければ踏み切りにくいですからね。 (2006.06.20 22:11:09)

Re[3]:DS躍進だが・・・(06/19)  
赤いパレットさん、こんばんは。

>うーん。任天堂はソフトハウスに強くアピールするやり方ではないんでしょうね…。

任天堂ほどの力のあるメーカー、ましてやハードメーカーであれば、そのへんの姿勢を変える必要があるかと思っております。

>制作する側も、制作者はともかく経営者は参入について、情報がなければ踏み切りにくいですからね。

任天堂は、他のハードメーカーと比較して、ここらへんの動きが鈍いように感じます。
沢山のメーカーがSFCからPSに鞍替えしたのも、同様に、このあたりが弱かった事も関係しているでしょうね。

もっと上手く立ち回っていればソニーに覇権を渡す事も無かったでしょうに・・・
更に言ってしまえば、ソニーのPSも元々は任天堂用のゲーム機として開発されたものですから、
任天堂がソニーを裏切る事がなければ・・・
仮定の話をしていても仕方ありませんが、勿体無いように感じます。
(2006.06.20 23:03:10)

Re[6]:DS躍進だが・・・(06/19)  
影男1996  さん
ゲームクリエーターさん、こんばんは。

>とりあえず、ある一定の範囲内において具体的な例を提示してみます。

難しい質問であることは重々承知しておりましたが、ゲームクリエーターさんの
ご意見の真意を理解したく思い、あえて突っ込ませていただきました。

非常に具体的かつ簡明にお答えいただき、ありがとうございました。

技術的な情報の公開については加減が難しいということは何となく理解できますが、
要するに「7」番の部分が根本であるような気がいたします。

振り返れば64時代から、任天堂ハードはサードパーティーに対して一定の距離を
置いているような、そんな気がいたします。

かつてPSに覇権を奪われたことと無関係ではないでしょうし、
結局のところ、自社で築き上げたものは自社で守るしかないといった感じでしょうか?

勿論想像の域を超えるものではありませんが、やはりビジネスとして
利害の駆け引き等は、我々一般ユーザーの考えの及ぶところではないですね。

しかしDSを支持しているユーザー層は、私のようなコアユーザーと違い、
サードパーティーの存在自体に関心がなさそうな気もいたします。

CM展開もDSソフトの他社のものって記憶にないですね、そういえば。

任天堂単体でハードの開発費とマイナス分を含めた採算分岐点に到達してからが
本当の勝負かも知れませんね。

(2006.06.20 23:20:28)

Re[7]:DS躍進だが・・・(06/19)  
影男1996さん、こんばんは。

>技術的な情報の公開については加減が難しいということは何となく理解できますが、
>要するに「7」番の部分が根本であるような気がいたします。

そうですね。7の部分が肝であると思います。

>振り返れば64時代から、任天堂ハードはサードパーティーに対して一定の距離を
>置いているような、そんな気がいたします。

これについては、ご想像の通りであると思います。

任天堂の真意までは分かりませんが、PS時代にサードパーティーが離反してしまった事を、
現在でも引きずっているとも言えるでしょうね。
実際に、某メーカーが任天堂ハードで再びゲームを出す際にも一悶着あったなんて噂も聞いた事がありますから。

>結局のところ、自社で築き上げたものは自社で守るしかないといった感じでしょうか?

結局のところは、そうなのかもしれません。
然し、ハードーメーカーとしての姿勢として褒められたものではありませんね。

>利害の駆け引き等は、我々一般ユーザーの考えの及ぶところではないですね。

仰るようにビジネスだけに限定して考えれば、
利益の駆け引きは凄まじいものがありますね・・・
尤も、どの業界にも共通する事だとは思いますが。

>しかしDSを支持しているユーザー層は、私のようなコアユーザーと違い、
>サードパーティーの存在自体に関心がなさそうな気もいたします。

現時点で判断するのであれば、その通りかもしれません。
だからこそ、もっとサードパーティーの参入を促進させてほしいのです。

>任天堂単体でハードの開発費とマイナス分を含めた採算分岐点に到達してからが
>本当の勝負かも知れませんね。

任天堂単体で考えれば収益は黒字でしょうね。
ビジネスとしては任天堂は確実なところを行っているのですが、
どうも、ハードメーカーとしての姿勢としては物足りません。
(2006.06.20 23:36:04)

コメントを書き込んでくれた皆様へ。  
今回の件についてですが、誤解がないように補足させて頂きます。

私としては、任天堂はゲーム業界の中でも最も素晴らしい会社の一つであると思っております。
それは、ゲーム作りに対する真摯な姿勢と面白い物を模索し続ける挑戦者魂を常に持ち続けている会社であるからです。
その姿勢がゲームに反映され、任天堂の会社のゲームは常に良質なクオリィティを保っております。
ゲームの品質という一点で語れば任天堂は名実ともにゲーム業界のトップに君臨していると思います。

また、ハード面においてもDSに始まり、斬新なアイデアに基づいた、他会社では作れない創造性豊かなハードの開発を行っております。
これも、他会社では真似が出来ないほどに創造性溢れる仕事であると感じております。

私が任天堂に対して感じている事は一点。サードパーティーの問題だけです。
DSという魅力あるハード、市場を構築した事は素晴らしい事であります。
然し、それらの市場をより魅力あるもの、より永続性があるものにするためには、
サードパーティーへの働き掛けを、もっと積極的に行っていく方が良いように思いました。
それさえ満たす事が出来れば、任天堂が覇者として業界に君臨する事も夢物語では無くなってきます。

最後に私は任天堂を応援しているという事だけは、この場を借りて明確にしておきます。
(2006.06.21 11:33:20)

Re[4]:DS躍進だが・・・(06/19)  
うーん。それでも、任天堂のやり方に別に違和感を感じませんねぇ…。
やっぱり、サードパーティも作りたいハードで作りたいソフトを制作すればいいわけですから。
まあ、それでもよそより目立ってその部分が弱いなら問題なのでしょうけど。
それに、面白くないゲームや、移植作品なんかで無理に参入してもらってもアレですし。

微妙なところですね。赤いパレットには判断がつきません。
事情がわからないですし。 (2006.06.21 19:07:18)

Re[5]:DS躍進だが・・・(06/19)  
赤いパレットさん、こんばんは。

>うーん。それでも、任天堂のやり方に別に違和感を感じませんねぇ…。

勿論、人それぞれ意見はありますし、絶対にこれが正しいと言うつもりもありませんので、
そのようにお感じになるのであれば、それでよいのかもしれません。

>やっぱり、サードパーティも作りたいハードで作りたいソフトを制作すればいいわけですから。

仰る通りではあります。
然し、それはどちらかと言えばサードパーティー側の論理かなと思うわけです。

>まあ、それでもよそより目立ってその部分が弱いなら問題なのでしょうけど。
>それに、面白くないゲームや、移植作品なんかで無理に参入してもらってもアレですし。

確かに、適当な移植作品で参入されても良い事はないでしょうね。
そうならいためにも働きかけが必要だと思っています。

>微妙なところですね。赤いパレットには判断がつきません。
>事情がわからないですし。

そうですね。
無理にどちらか判断しなければいけないという類の問題でもありませんから、
判断出来ないという結論でも全く問題は無いように思います。
(2006.06.21 21:30:52)

Re:DS躍進だが・・・(06/19)  
コメントに関していろいろ考えていて次のブログが公開されあせって書いてみました。

DSで発売されて1年半でDSハードが品切れが続く状態がありました
ハードの売り上げが過去最速で本当にすごいと思っていましたが
いわれてみればDSソフトでランキングに入るソフトはほぼ7,8割任天堂さんのソフトですね

私の考えとしましては、
ほかの会社の作品がそんなに売れない理由としては
ハードを開発した立場上、このハードではこんなゲームができるという点において
任天堂が有利な立場にあるからです
そほかの会社は任天堂のソフトを見て
このようなソフトならば売れるのではないかという
考えで動いているのではないでしょうか
ゲームの開発には時間がかかると思いますので
もしかしたら現在開発中ということもあるかもしれません

発売しているソフトに関しては
脳トレ、あそび大全といったゲームに似たソフトもいくつか出回っていますが
やはり、同じような系列のソフトのせいか任天堂の作ったソフトよりも売り上げでは劣っています
同じようなソフトならば昔から安心感のある任天堂のソフトを買おうという人も多いのではないでしょうか

DSといえばタッチペンを使ったゲームが売り
そのタッチペンをほとんど生かされていないようなソフトも存在します
無理やりタッチペンでやらされているという風に感じている方もいるそうです

また、ソフトの価格も影響しているのではないでしょうか
DSとPS2でどれくらい開発費の差がかかるのかそんなことは全く知らないですが
PS2で作ったほうが利益的には大きいのではないかと
この辺は知ることはできないので勘弁してください

ともかく、DSで任天堂以外のソフトが上位に食い込むためには
他の会社のソフトに関しても何かしないといけないかもしれませんね
うーん、難しい。 (2006.06.22 08:40:34)

Re[1]:DS躍進だが・・・(06/19)  
酔っ払い隊長さん、こんにちは。

>コメントに関していろいろ考えていて次のブログが公開されあせって書いてみました。

過去のブログに対してのコメントも歓迎致しますから焦らなくとも大丈夫ですよ。
コメント、ありがとうございます。

>いわれてみればDSソフトでランキングに入るソフトはほぼ7,8割任天堂さんのソフトですね

そうですね。
DSに関して言えば、任天堂のソフトだけが売れる市場とも言える状態になってしまっています。
それは、それで任天堂の底力の強さを見せられる思いではあるのですが・・・

>ハードを開発した立場上、このハードではこんなゲームができるという点において
>任天堂が有利な立場にあるからです

仰る通りに、ハードメーカーというのは、そのハードの特性を熟知していますから、
圧倒的に有利な立場にいる事は否定出来ないところです。
然し、ここらへんは早めの情報公開、広い情報公開によって、
他社ソフトメーカーとの情報の共有化を計る事が出来れば、
本来は改善出来たかもしれない問題であったかもしれません。

>そほかの会社は任天堂のソフトを見て
>このようなソフトならば売れるのではないかという
>考えで動いているのではないでしょうか

そうですね。
それについても否定出来ないところではあります。
ゲーム産業全体に、そのような風潮がある事は是正していきたいところですね。

>ゲームの開発には時間がかかると思いますので
>もしかしたら現在開発中ということもあるかもしれません

確かに、開発中のゲームは多くあります。
DSの躍進を考えれば、今後は増えてくる事も予想は出来ます。
せっかくの市場ですから、少しずつ良い方向に向かってくる事を願います。

<続きます>
(2006.06.22 11:32:25)

Re[1]:DS躍進だが・・・(06/19)  
酔っ払い隊長さん、続きです。

>同じようなソフトならば昔から安心感のある任天堂のソフトを買おうという人も多いのではないでしょうか

そこが任天堂の強みでもありますね。
積み上げた信用というのは大きい物ですから、
その点では他の会社も頑張らなければいけませんね。

>無理やりタッチペンでやらされているという風に感じている方もいるそうです

これは、企画者の力量の問題ですね。
私としては、ゲームとして適していないのであれば、
無理に使う必要は全く無いと思いますが、
ある以上は使わなければいけないという強迫観念が強いのか、そのようなソフトがありますね。

その企画にあったインターフェースを採用する事が重要です。

>DSとPS2でどれくらい開発費の差がかかるのかそんなことは全く知らないですが
>PS2で作ったほうが利益的には大きいのではないかと
>この辺は知ることはできないので勘弁してください

このへんの比較は難しいところです。
平均して比較すれば、開発費はDSの方が安価ではあります。
然し、DSでも大作を作れば、それなりの開発費はかかってしまいますから、
結局は何を作るのかというところが重要なのかもしれません。

>他の会社のソフトに関しても何かしないといけないかもしれませんね
>うーん、難しい。

他のソフトハウスも頑張る必要があるのは仰る通りですね。
(2006.06.22 11:32:48)

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