ガムザッティの感動おすそわけブログ

ガムザッティの感動おすそわけブログ

PR

Calendar

Favorite Blog

早坂暁の傑作中の傑… モイラ2007さん

11月9日夜公演「King… yuki アイドル 俳優 映画 演劇 ドラマなどさん

遊星からの物体X (… 王道名なしさん

ミュージカル「ケイ… YYCafeさん

   元局アナがス… ころりん0924さん
ライターかあさんと… プチプチゆっきーさん
ぺ天使のつぶやき kamadoyamadocaさん
もっとハッピー happy-gaiさん
こちら25643 ヒロランさん
観劇日記~夢のあと… みおと5747さん

Free Space

設定されていません。

Comments

gamzatti @ Re[1]:「ムー」「ムー一族」(05/28) ひよこさんへ 訂正ありがとうございました…
ひよこ@ Re:「ムー」「ムー一族」(05/28) ジュリーのポスターに向かってジュリーっ…

Profile

gamzatti

gamzatti

2007.02.24
XML
カテゴリ: 洋画
「考える人」で有名な彫刻家ロダンに見出され、
彼の片腕となり愛人となり、
そして捨てられた女性彫刻家カミーユの物語それが「 カミーユ・クローデル 」です(1989)。

ロダンの大作「カレー市民」(「考える人」もその一部)の群像のうち、
何体かはカミーユの作だと言われています。
今だからこそカミーユの芸術は正当に評価されていますが、
「弟子」で「女」って、
パワハラとセクハラのてんこ盛りみたいなもんですから。

幸せだったかもしれない。
でも、どんなにいい作品を作っても、作者は「ロダン」になってしまう絶望。
いわゆるゴーストライターの悲哀です。
そこに、正妻との確執があり、
不倫オトコにつきものの優柔不断があり・・・。

「ロダンが自分のアイデアを盗みにくる・・・」
彼女はだんだん妄想の中に取り込まれていくのです。

激しく愛と評価を求めるカミーユの狂気を、イザベル・アジャーニが演じ、
これでもかというほど観る者の心を揺さぶってきます。
煮えきらぬロダンにはジェラール・ドパルデュー。
名声を得たオトナの男のいやらしさ、にじみ出てきます。

ロダン美術館 は、ロダンが住んでいたところです。
映画の中にも出てきます。そこでカミーユが愛をはぐくみ、
最愛の男とともに、作品を作り上げた場所。
一度は行ってみたいと思っています。

*2006年11月6日のMixi日記をもとに書きました。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.02.24 09:42:52
コメント(0) | コメントを書く
[洋画] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: