皆さま 引籠りの日々いかがお過ごしでしょうか。
こんな言い方でいいのかわかりませんが
癌ぽち家では家族で毎食揃ってご飯が食べられて
話せるということに幸せを感じています。
コロナ後の世界は激変し家計の心配は多々ありますが
それだからこそ日々の食事が毎食毎食
「最後の晩餐」のように貴重なものとなっています。
癌紀元後にコロナを経験された方々には
さぞかし不安な日々を送られているのではないかと思います。
ネットの情報が過剰になってしまいますし
病院受診もなかなか難しくなりますし
コロナ自体への不安もあると思います。
我が家も「ご主人様は大丈夫ですか」と何度か聞かれました。
大丈夫ですか
と言われても
「コロナに罹っているか」
「コロナが心配ではないか」
「コロナに弱いんだから十分気をつけていますか」
など色々な意味がありすぎて
とりあえず
「大丈夫です」
と答えるしかありませんが
癌紀元直後の方々にはこの受け答えをすること自体が
きっとハードであるとお察しします。
だって、 「大丈夫です」という言葉の中に
「大丈夫じゃない(かもしれない)」ということを感じながら
「大丈夫」という言葉を聞いたり言ったりしないといけませんものね。
自分の心に待ち針を刺すような気持ちになります。
なので本日はとっておきの癌ぽち家の秘密のおまじないをお話しします。
大した秘密でもないのですが恥ずかしいので
お話しできなかったことです。
癌紀元後たくさんの癌本を読みましたが
そこで癌ぽちが気が付いたことがあります。
ちょっと大げさで申し訳ないのですが
「生きる」ということには 3
種類あって
①「ひとりで生きる」
自分が自分で自分を考えている「生きる」ということ。
②「ふたりで生きる」
すごく親しくて影響し合う1対1の関係で生まれる「生きる」ということ。
親子とか夫婦とか恋人ですね。
③「3人で生きる」
3人以上、社会の中で生まれる「生きる」ということ。
家族とか学校とか会社とかですね。
で、癌人って癌性格と言われるほど③の「対社会」的な関係は素晴らしく、
①の「自我」もそれに従って確固として築かれている感じなんですけれど、②の「ふたり」は実はウィークポイントなんじゃないかって。
最初にそれを感じたのは星野先生の「星野式ゲルソン療法」の本。
奥様が今までの料理本を処分した話、お庭を畑に変えた話。
食事を変えるということは今までの食事を否定するということ。
それは作り手だった自分を否定することでもあります。
そして実はそれ以上に癌人との関係性を見直し、
自分の心と向き合うということでもあるんです。
癌ぽちも食事を変える、というとき、誰かからふと言われた言葉
「そういう食事だったら病気になるよね」
に号泣しました。
主人は「気にしなくていいよ」と言ってくれましたが、ダメなんです。
そこは徹底的に否定しないと。
たぶん星野先生の奥様の行動の後ろには号泣があったと思います。
癌食には「ふたり」の関係がとても大事。
そこで癌ぽち家のおまじないをお教えします。
寝る前に必ずお互いの手を握ります。
後から寝る人が先に寝た人の手を握ります。
不思議ですが、指先から気持ちが伝わって、
相手の身体をぐるっと回ってもどってきます。とても安心します。
お勧めです。
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