01 花薫光



花薫光』は『かくんこう』と読みます、たぶん。特定名称は純米大吟醸です。

このお酒の値打ちはその名のとおり、香りにあります。
梨香と言われる吟醸香が特徴です。いわゆる香吟醸タイプの典型的なお酒です。
味はあっさりと呑みやすいタイプですが、ここの酒蔵に共通する特徴として、しばらく呑むと味がしっかり感じられてきます。
よく言えば少し呑んだだけで、呑んだなぁと言う満足感を得られるお酒です。(値段も高いのでそれほど呑めませんが、、、)
悪く言えば呑み飽きするお酒です。

でも、ここでトップバッターを務めてもらえるだけのすばらしいお酒であることには変わりありません。
お正月や誕生日など華やかな席にもってこいのお酒です。
このお酒を呑むと、日本酒って世界で一番香りの良いお酒だなぁと実感できます。

何よりも純米造りでこの香を出しているところがこの蔵の技術力の何よりの証だと思います。
(須藤本家さんは全量純米造りでかつ吟醸クラス以上だと聞いています)
しかも、ほぼすべての商品について火入れしたタイプと本生(一度も火入れしていない)タイプとが販売されていて、味比べができるところがうれしいではありませんか。

こんな人にお勧め
香りに敏感な人。
お金に余裕のある人。
(一升瓶で13,000円のお酒ですもの余裕がないと呑めませんよね。主人のこずかいで買ったお酒だからここで紹介できますが、家計からの出費だったら家庭争議ものですよ)
贈答に使いたい人。(お医者様への贈り物に人気があるそうです)
豪華なな雰囲気を演出したい状況にある人。(う~ん、意味深な表現やなぁ)



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