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カトリック教徒が国民の多くを占めるポルトガルでは、どんな小さな町にも、教会は存在します。
現代では、教会離れも進んでいるようですが、結婚式となると、やはり教会での挙式が人気のようで、洗礼を受けている人の率も、結構高いのではないでしょうか?
そのポルトガルには、「ファティマ」というカトリック教徒の間では、とても重要な町があります。
この奇跡は、カトリック教会も公に認め、幼くして亡くなっていた、フランシスコとジャシンタは、前ローマ教皇、ヨハネ・パウロ2世によって、2000年に列福されました。
今年は、その10年後の記念として、現教皇である、ベネディクト16世が、ポルトガルにやって来るのです。
教皇は、ポルトガルでは、PAPA(パパ)。教皇ベネディクト16世のことは、PAPA BENTO XVI(パパ ベント ディゼセイシュ)と呼びます。
来週11日にリスボンに到着。ジェロニモス修道院、大統領官邸に立ち寄った後、TERREIRO DE PAÇO(コメルシオ広場)にてミサを行う予定。(つい最近まで、急ピッチで、この辺りの工事をしていたけれど、間に合っているのかどうか、ちょっと心配・・・)
翌日、12日は、ベレン文化センター訪問、首相と面会、その後、ヘリコプターにてファティマへ。
5月12日の夜、ファティマでは、毎年たくさんの信者が集まって、ミサをするのが恒例。パパも、この日は、ここで言葉を述べる予定。
そして、翌朝、13日には、ここで、ミサ。その後も、面会が続く様子。
ポルトガル最終日、14日は、早朝、ヘリコプターで、ポルトに向かい、AVENIDA DOS ALIADOS にてミサ。
午後、ローマに帰られる予定。
ふーーーっ。
教皇は、83歳というご高齢で、この過密スケジュール。外に出られる場合は、いつも、こんなに忙しく過ごされているのでしょうか??凄いです・・・
5月11日~14日、パパ訪問の日程と場所によって、公務員の休暇も容認されるようです。
ポルトガル代表のケイローシュ監督も、ワールドカップ代表発表の日程を5月11日から10日に変更した模様。
教会離れとは言われつつも、「パパ」という存在は、やはり、物凄い大きいものなのでしょうね。
期間中、どうか混乱などないよう、無事に行程が終了することを祈りたいと思います。