CHRISTINA AGUILERA
1980年、ニューヨークのスタテンアイランド出身。軍人である父の仕事の関係から、幼い頃から世界中を転々と過ごす。3歳からの3年間は日本で過ごしたこともあるという。もっとも、本人はその時のことはあまり記憶にないらしいが。8歳の時にTVオーディション番組『STAR SEARCH』に出演。10歳にしてNFLのゲーム前の国家独唱役に抜擢され、12歳の頃にはディスニーの人気TV番組、『MICKEY MOUSE CLUB』にレギュラーとして2年間にわたり出演。98に、その歌唱力が認められ、ディズニー映画『ムーラン』の主題歌「REFRECTION」でデビュー。99年には『CHRISTINA AGUILERA』でアルバムデビュー。このアルバムからはシングル4曲を全米チャートTOP3に送り込み、記録的な大ヒットになった。ちなみにその4曲のうち「GINNE IN A BOTTLE」など3曲が1位を獲得している。これにより、一躍国民的アイドルへと成長。ライバル、ブリトニーとの直接対決を制し、第42回グラミー賞では最優秀新人アーティスト賞を受賞。その後、スペイン語アルバム、クリスマスアルバムのリリースを経て、02年秋に待望のセカンド・アルバム『STRIPPED』をリリース。ここからは「BEAUTIFUL」(全米2位)や「FIGHTER」、さらに女性ラッパー、リル・キムと共演した「CAN’T HOLD US DOWN」などがヒット。アイドル時代から一転、過激なPVや選曲センス、そして圧倒的な歌唱力などで、全米を代表する女性アーティストとしての地位を確立した。