DIDO
1971年イギリス・ロンドン出身。5歳の頃からクラシックの英才教育を受け、バイオリンやピアノ、作曲などをロンドンの名門校、ギルドホール・スクール・オブ・ミュージックで学ぶ。卒業後、会社勤めをするかたわら、実の兄のユニット、フェイスレス(イギリスで人気のダンス系グループ)でコーラス参加などをしているところ、アリスタよりオファーを受け、ソロ・アーティストとして契約。99年にファースト・アルバム『NO ANGEL』でデビュー。リリス・フェアー(女性アーティストのみで行われる大規模なツアー)への参加や、地道なプロモーション活動が実を結び、アルバムはイギリス国内を中心にじわじわをセールスを伸ばしていった。そして、アメリカの人気ラッパー、エミネムが自らの楽曲「STAN」に彼女の楽曲「THANKYOU」をサンプリング使用し、その耳に残る美しいメロディが話題となり、アメリカを始め世界中で大ブレイクした。アコースティック主体だが、どこか浮遊感のあるサウンドと、美しいボーカルでファンを魅了。クラブでもリミックスがヒットした。このアルバム収録曲の「HERE WITH ME」は人気海外ドラマ『ロズウェル』の主題歌としてもお馴染みの人気曲。その後、03年に待望のセカンド・アルバム『LIFE FOR RENT』をリリース。ここからのシングル「WHITE FALG」はイギリス・アメリカ両国でヒット中。特に本国イギリスでは、アルバムも記録的なロング・セラーとなっている。