耳にたこができるほどよく聞く言葉に「生活習慣病」というやつがあります。
生活習慣が悪いから病気になるということで、言い得て妙ではありますが、ちょっと待ってください。
じゃあ、正しい生活習慣とはどんなものでしょう?
早寝早起きして睡眠時間は8時間、一日3食きっちり食べ、栄養のバランスを考えつつも一日に30品目以上の食品を取らないといけなくて、牛乳を飲んで、食物繊維を摂って、朝食を摂れない時は固形食とか液状ゼリーで10秒チャージとか、若返りたかったらコラーゲンやコエンザイムQ10、パワーが欲しかったらセサミン、関節が痛かったらチョウザメエキス、あとは運動が足りないからといろいろな健康器具を勧めたり、ビリーに日本市場を開放したり・・・・・って、ちょっと脱線気味ですね。
で、さんざん生活習慣病だなんだと大騒ぎして、たくさんの人が少なからぬお金と労力を使って生活習慣を改めようとしているのに病人が減るどころか増える一方なのはなぜでしょう?
さらに、追い打ちをかけるように「メタボリック症候群」などという新たな症状を『発明』したのはなぜ?
一方、あまり聞かれなくなった言葉に「現代病」というのがありますが、要は昔はなかったかあるいは少なかった病気が蔓延しているということですよね。
ってことは、 悪いのは生活習慣じゃなくて社会なんじゃないの? ってことを声を大にして言いたいわけです。
さらに言えば、 一日3食30品目食べないと健康になれないんだったら、昔の人の方が不健康なはずですから。
つまり、本当に健康になりたかったら、あれこれ新しいものを試すのではなく、本当に必要なもの以外は除外していくという考え方が必要なんじゃないでしょうか・・・・って、このブログの存在意義を否定するような発言を自らしてしまってますね。
今日は変です。
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