久々の購入品レポートです。
最近お手頃価格の液晶モニタが色々と出ていますが、なにやら接続する機器との相性があるとのことで、うちで使っている機材での接続情報をレポートします。
今回買ったのはiiyamaの23.6インチワイド液晶ディスプレイ、ProLite B2409HDS です。
iiyama初のアスペクト比16:9表示製品。23.6インチ1920x1080表示、HDMI・DVI-D・D-subの3系統入力及び同3種類のケーブルを付属飯山電機 23.6インチワイド液晶ディスプレイProLite B2409HDS(ホワイト) PLB2409HDS-W1 【PC家電_042P2】
接続する機材は東芝のHDD&DVDレコーダーRD-X6と、新型Mac miniです。
まず、RD-X6との接続ですが、HDMI、DVI-D共に問題なし。ですので、モニタ付属のHDMIケーブルで接続することにしました。
Mac miniとの接続は、以下の3パターンを試してみました。
2と3はモニタ付属のケーブルでの接続です。結果、『通常の使用では』どの方法でも問題なし。
では、『通常でない』使用方法はどんなのかというと、こんな感じです。
このモニタにはピボット機能があって、画面を回転させることができ、Macでもドライバを入れることなしにこの機能を利用することができます。
ただ、わたしの環境では、1と2の接続方法では滲みやチラツキがひどくて使い物になりませんでした。3のD-sub接続なら全く問題ありませんでしたし、デジタル接続と比べて特に画質が落ちるということもないようですので、ピボット機能を使いたい方はこちらの接続がよろしいかと思います。
ちなみに、ミニディスプレイポート経由でのHDMIとDVI-D接続に関してはアダプタを持っていませんので試していません。
結局、画面を縦にして使うことはないだろうと思い、2の接続方法を採用、あと、もう一枚所有しているモニタと3の方法で接続し、デュアルディスプレイ環境にしてみました。
画面の大きさが違うのがちょっと気になりますが、やっぱりデュアルディスプレイは快適で楽しいですね。
さて、このモニタのいい点ですが、ご覧のように非常にスリムです。
左の19インチモニタよりも細いのは、背面スピーカーの採用が大きいですね。
高さ調整も思っていた以上にスムーズにできていい感じです。
HDDレコーダーとMacで共用していますが、切り替えも自動/手動の両方でできて快適です。切り替えに若干時間がかかりますが、これはHDMIでは仕方のないことらしいのであきらめるしかなさそうですね。
さらに、RD-X6をサムスンのSyncMaster 940MGにHDMI<->DVI-Dで接続していた時は、モニタがオフの状態でRD-X6をオンにすると、RD-X6のディスプレイにエラーメッセージが点滅するため、鬱陶しくて仕方なかったんですが、B2409HDSはオフの状態でもHDMIの回路が生きているのか、そんなことにはなりません。
これは個人的にはすごく嬉しいことです。
で、ここからは問題だと感じた点ですが、まず、Macで使用すると色が変です。
(Windowsでは試していません)
ディスプレイキャリブレータ・アシスタントでそれなりに調整できるものの、詳細モードでなければいい具合にはできないようですし、縦の視野角が狭く、調整中に見る角度を変えると見え方が変わるため、調整にはそれなりに苦労すると思います。
おかげで、今までは必要ないと思っていたこんなものが欲しくなる始末。
X-Rite社製高精度モニタキャリブレーションツールです。X-Rite i1Display 2 KHG1033 【PC家電_042P2】
これがモニタよりも高かったりしますから、本末転倒もいいところですね。
それから、このモニタのセールスポイントとして、エコモード(バックライトの明るさを抑えて消費電力を低減)、ピクチャモード(テキスト、インターネット、ゲームなど利用状況に合わせて選択)、ACR(映像に合わせて自動的にコントラスト比を改善)などがありますが、全部排他的になっているのは如何なものかと思います。
つまり、ピクチャモードやACRを選んでしまうとエコモードが使えない上に、なんとコントラストや輝度も変えられなくなってしまいます。しかも、かなり輝度がかなり高いので、ピクチャモードとACRは使う気にはなれません。
とまあ、色々書きましたが、値段のことも考えるとトータルでは満足していますし、さらに調整をしていくことでもっと満足できるようになると考えています。
ただ、SyncMaster 940MGの方が画質がいいように感じられるのは微妙なところです。これも値段の差を考えると仕方ないのかもしれませんが・・・。
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