Free Space
Keyword Search
一度でも鬼丸さんの話を聞いた人は、きっと魅了 される。
その強烈なインパクトと感動。
人は、感動や共感を覚えると、他の人に伝えたいと思う生き物だ。
さらに、「お話できる機会があったら、ぜひご紹介ください」と
最後に一言伝えているという。
これは、とてもわかりやすくていい。
だが、この一言だけで、これだけの講演依頼が来るとは思えない。
やはり鬼丸さんの場合は、 「伝えることが僕の役割だ」と腹をくくった ことにあるのではないだろうか。
著名となった今でも、声がかかればどこへでも出かけていく。
それが……使命だと自覚しているから。
「どうか今日聞いた話の中で一つでもいいから
心 に残ったこと、感動したことがあれば、あなたの大切な人に伝えてください。
きっとそこから、世界は変わっていくと思うんです」
カンボジアから帰国した年にNPOを作って 10
年。
講演回数は年間150回、約2日に1回だ。
今日も鬼丸さんは、全国どこかで平和のタネをまいて いる。思いを熱い言葉にのせて。
鬼丸さんの講演会を主催したという方にも、話を聞いた。
普 通のOLさんだったり、主婦の方だったり。
イベントを立ち上げた経験など一度もなく、まったく初めてのことだったという。
思わず行動して しまったのは、この話を誰かに伝えたいという思いに駆られて。
鬼丸さんのように人を感動させるのがベストだけれど、最初は難しいだろう。
じゃあ、まったく初めて講演をスタートする人にもできる方法は?
それは、まず「自分の母校で話す」こと。
小学校、中学 校、高校、大学。恩師や同級生に声をかけて、場を作ってもらう。
出身地が離れているなら、住んでいる地域の学校や、PTAで関わっている学校な ど、どこにでもつながりは見つられる。
そこでまず無料で話をさせてもらおう。
最初は少人数がいいね、話しやすいように。
学校で講演すると、外部への実績や信頼も生 まれる。
すると、 メディアに取り上げてもらう
ことも可能になる
(当然、事前に学校の許可が必要だよ)。
第7章でくわしく書くけれど、地方新聞は、地元の行事などを紹介するページ を持っていて、ネタを探している。むしろ都市部よりも何倍も地方の方が有利なんだ。
鬼丸さんは、メディア利用を講演の紹介者や主催者にも勧めている。
も ちろん、初心者がプレスリリースを作るのは難しい。
初めてでもできるのが、
「地方紙に電話し、講演のチラシを持って行き、直接話す」方法だ。
「誰にでも、 それぞれにできることがあります」
分けへだてなく一人ひとりに接する、鬼丸さん。
それも、クチコミで講演が増える理由の一つなのかもし れない。
誰かに伝えたい思い、
自分にできる何かから、世界は変わっていく
↓ ↓
この鬼丸さんを招いたトークイベントを行います。
■7/28(水) 「社会起業家と話そう」シリーズ1
鬼丸昌也さんトーク会
http://plaza.rakuten.co.jp/gomomose/diary/201007170000/
お金も経験もない学生時代に、どのようにして社会起業したのか、
社会起業を始める際にぶつかった壁、悩みをどう乗り越えたか
少人数でたっぷりお話を伺います。
心 ゆさぶられること間違いナシですよん。
『社会起業家スタートブック』重版決まり… 2012/03/06
3月17日(土)、武蔵野フォーラムで社会起業… 2012/03/06
ウェブツールで、社会起業を加速させよう! 2012/03/06
PR
Calendar