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いつの間にか、首位決戦。育成クラブがこの時期に首位にいることが素晴らしい。若手を育てて数年に一度の優勝争いというクラブの狙い通りの年になりました。監督の目標は3位以内にはいって、ACLE出場です。ACL2で優勝してACLEでもいいのに(笑)。 スキッベ監督がメンバーを変えるような示唆をしたので、どんな先発メンバーになるのかと思ったら、前節と同じでした。先発メンバーは以下になります。 パシエンシア アルスラン 加藤 東 松本泰 川辺 中野 佐々木 荒木 塩谷 大迫 SUB:川浪、イヨハ、新井、満田、柏、ピエロス、ドウグラスV ベンチまで含めて同じです。中4日であるACL2のアウェイに向けてのことでしょうか。マリノス戦はこのメンバーで立ち上がりに先制しただけに、同じパターンで先制を狙うようです。 対するゼルビアは、4-4-2でした。前回対戦は3バックで、後半から4バックでした。対戦相手に合わせるより、慣れたシステムで来ました。4バックなら前節のマリノス戦と同じ戦いができます。サイドを使って逆サイドでとどめを刺す、東の活躍しだいになりそう。 すでに前回対戦でロングスローへの対策はわかっています。そこをしっかりと抑えれば、攻撃に連動性がないので、町田の怖さはなくなります。夏に加入したスピードのある相馬、日本代表に選ばれた望月がいるけど、ロングスローとデザインされたCKに気をつければ、2-0で勝利できると思った試合前です。 試合開始から積極的に攻めます。右サイドのスローインでまた加藤が右サイドを抜け出して、クロス。ファーサイドにいた東がシュートしたけど、枠外。アルスランに話を聞けといっても、コースがなかったか。 さらに、右サイドでボールを持った中野が左足でクロス。パシエンシアがニアで足で合わせてゴールを奪いました。相手DFに当たったけど、しっかりと先に触って枠を捉えていたので、弾かれることなくゴールになりました。なんと、また3分で先制です。 そのまま攻勢が続きます。塩谷が上がってきてボールを受けると、前が空いたのでミドルシュートを打つかと思ったら、クランダーのパスをゴール前に。加藤がそれをダイレクトでシュートを打ったけど、GKにセーブされました。しかし、きちんと「オンターゲット」。アルスランの金言を実行しているに違いない。 攻撃の手をゆるめないサンフレッチェは、アルスランへのファールから素早いリスタート。右サイドで中野がボールを持ちます。相手DFと駆け引きをして、低くて速いクロスを上げます。そこに加藤がニアで合わせて、追加点をあげました。これも、相手DFに当たったけど「オンターゲット」。素晴らしいゴールになりました。 さすがに立ち上がりの勢いが落ちてきて、ゼルビアの攻撃を受けます。特に左サイドの望月へのロングボールは、東が競り勝てないので攻撃の起点になります。高身長のSBは貴重な存在です。代表の試合に出ていないとはいえ、呼ばれるのがわかります。 ただ、サイドで起点になられても、セカンドボールの意識が高いこと、サイドには3人いることでカバーができていました。ゼルビアは、本来ならこれをFWでやりたいところだけど、荒木や佐々木がほとんど相手のFWを抑えていたので、SBを高い位置に出して活路を見出したいところだったと思います。 あと、ゼルビアはGKからのロングボールも攻撃のひとつでした。裏への抜け出してから前掛かりになりそうなサンフレッチェの逆を突いて、一気にチャンスを作る戦術です。ただ、マリノスと違って攻撃に連動性がないので、怖さは半減します。ロングスローは何が起こるのかわからない怖さが少しは残るけど、それ以外の攻撃がないのがまだ足りないところか。ゼルビアの改善点のようです。 負けないだろうと思っていたけど、まさか前半で2-0とは思いませんでした。前半に川辺がイエローカードを受けたのが無駄だったぐらいしょう。これで、新井と川辺がリーチになりました。残り6試合、どこかで出停になりそうです。 後半開始時に、パシエンシア->ドウグラスVになります。パシエンシアはまだキャンプ中というこで前半で交代になりました。 前半は、ブロックを作って守ることが多かった町田は、後半は前からプレスをするようになりました。システムを少し変えて、3-4-3に近い形で前からプレスを掛けるようになりました。でも、同じシステムならサンフレッチェに一日の長あり。 サンフレッチェは、そのプレスを外して、裏へのパスでチャンスを作ろうとします。しかし、前半ほどの連動性がありません。カウンターを警戒して無理をしないプレーを選択したのか。ドウグラスVが入ったので、そのままターゲットにしたことで、逆にゼルビアの堅い守りが効いたと思います。 63分にアルスラン->新井になります。新井が右WB、中野が右CB、塩谷がボランチ、松本泰がシャドーになります。前半に一枚カードをもらっていた川辺を交代させるかと思ったけど、今日は交代しませんでした。ようやく日本のサッカーに慣れてきたと判断したのでしょう。 3点目を取れば試合は決すると思ったけど、3点目はなかなか遠いですね。今日も走り回る松本がポケットを取って、空いたスペースに走りこんできた東が左足シュート。右ポストを直撃します。東だけは、アルスランの金言を聞いていないのか(笑)。 ゼルビアはミッチェルデュークとエリキをいれてロングパスを使って押し込もうとするけど、DF陣はあわてなかったですね。今の3バックに川辺、塩谷のボランチの安定感は半端ないです。後半リードしたら、もうこの組み合わせで逃げ切りたいくらい。塩谷が何処まで持つかわからないけど。 最後に、加藤に代えて満田や東に代えてイヨハを守備固めとして入れるかと思ったけど、交代はありませんでした。ACL2を考えて、サブはそちらに全力ということなのでしょう。 その代わりに、最後はドウグラスV->ピエロスになりました。ドウグラスVが少し前に後頭部を打っていたことと、週中のACL2を考えて少しでもピエロスを使いたかったのでしょう。 後半も危なげなくしっかりと試合を進めて、2-0で勝利しました。とりあえず、首位決戦は勝利になりました。1位をキープしたけど、勝点1差で追いかけてくるヴィッセルのほうがゼルビアより怖いです。 今日の育成は、パシエンシアがキャンプ中だから右WBの中野。すっかり忘れているけど、まだ大卒2年目だから。 次の試合は10/3にACL2アウェイゲーム・東方戦です。前回と同じくターンオーバーにしましょう。井上、中島が不在なので、ワントップはドウグラスVでしょうか。そのために、途中出場&途中交代したと思います。ピエロスと二人で90分行けるでしょう。 さらに中二日でアウェイのジュビロ磐田です。今日の先発メンバーは、そちらに照準を合わせて調整してもらいたいですね。そして、パシエンシアが早くキャンプを打ち上げることを願います。楽天市場| 楽天トラベル| 楽天toto| 楽天カード| 楽天ブックス
2024年09月30日
山口県 長門湯本温泉 大谷山荘2024/8月下旬部屋:芙蓉プレミアム(43平米/山側和洋室)(夕朝食付き)星: 山口の二つ目の温泉は、長門湯本温泉です。湯川川沿いにいくつかの温泉宿があります。その中で、「おおたにさ~ん」荘を選びました。決して、50-50の達成記念ではありません。同じような値段で「界 長門」もあったけど、星野リゾートはいらないだろうと、大谷山荘にしました。ちなみに、大谷山荘別邸の「音信」はさらに高級宿です。 車で到着すると、バレーパーキング方式なので、荷物を降ろしたら、車を預けます。大きなホテルなので、広いラウンジでのチェックインになります。 ウェルカムデザートは外郎です。山口といえば外郎です。名古屋の青柳の外郎もおいしいけど、山口の一口サイズの外郎が一番好きです。 部屋は、楽天限定プランにあった「芙蓉プレミアム」です。 琉球畳の和室にベッドが二つ、窓側にソファ席になった広い部屋でした。琉球畳は、高級宿でははやりでしょうか。蔵王国際ホテルもこの畳でしたね。正方形の畳なので、レイアウトがやりやすいのでしょう。 入口側は、金子みすずの本などが置かれた棚になっています。 和室ではないので、チェックインしたらそのままバタンできるし、食事中に布団を敷きにくるわけではないので、ある程度プライベートを保ちたい人はいいと思います。 部屋にあるウエルカムデザートは、白外郎と鶏卵せんべいでした。どちらも2階のショップで取り扱っています。 部屋のバス・トイレは分離型です。ただ、シャワールームのみでバスタブはありません。温泉宿なので、大浴場のある温泉に入る人がほとんどだと思うので、シャワールームで十分でしょう。 洗面台の右側のドアノブがトイレのドアノブになります。トイレなども新しく改装しているので、とてもきれいですね。 お風呂は、1階と2階にあります。男女入れ替え制だけど、広さなどは同じです。露天風呂は外の散策コースから見えるので、女性は気をつける必要がありそうです。それでも、広いお風呂は気持ちいですね。湯量もたっぷりだし、カルキ臭も少ないので、いい温泉だと思います。 あと、サウナもあったので、久しぶりに入ってみました。暑い夏だけど、夕食をしっかりと食べるために、体を無駄に疲れさせる必要もあります。 夕食は、レストラン「瑞雲」で会席料理になります。 いつものように、地酒の利き酒セットを頼みます。山草花、獺祭、山猿です。氷で冷やしているのは、ちょっとやり過ぎ感があります(お値段も張ります)。 いちじくを添えた胡麻豆腐の先付けの後、お刺身は、クエ、シマアジ、ケンサキイカの構成です。だいたいお刺身の内容でレベルがわかります。 蒸し鮑の薬膳和え、真ふぐの唐揚げと高級食材ができてます。蒸し鮑は柔らかくおいしいですね。ふぐは、ふぐ刺しより唐揚げのほうが好きです。 茶碗蒸しではなく、甘鯛の酒蒸しです。黒毛和牛のすき焼きは、温泉卵をつけていただきます。生卵ではなく温泉卵なのがいいですね。これをご飯の上に乗せると完璧なおいしさでした。いつもご飯のお替りはしないけど、すき焼きのタレの入った温泉卵を乗せたご飯がおいしいので、お替りしてしまいました。 最後にデザートをもらって終わりです。全体の量はちょうどいいくらいでした。さすがに宿泊費が高いので、使っている食材なども高級です。 朝食はプールサイドのレストランでビュッフェになります。 和食と洋食が揃っているけど、ホテルにベーカリーシップがあるので、パンをメインにしました。サラダ、オムレツに総菜系のパンをいくつか取りました。この取り方だと、温泉宿というより都内のホテルの朝食感が強くなります(笑)。それでも、パンが美味しかったので、チェックアウト前に買って帰りました。 ファミリー向けに夕食もビュッフェになっているプランもあります。プールや天体観測ができる施設もあるので、家族旅行にもいいし、大型のホテルなので団体旅行客なども多そうです。今回は、宿泊客が少なくて、のんびりと温泉に入ることができました。 ただ、価格帯が高いので、それに見合ったレベルの質は確保されているけど、それ以上でもそれ以下でもないでしょうか。よって、評価は値段通りとなります。 昼間は暑いので、チェックイン前に秋芳洞に行きました。駐車場から入場口までは暑いけど、洞窟内は涼しくて、夏向きの観光地です。 3回目ぐらいの千枚田です。何万年もかけて作られた風景なので、そう簡単には変わらないですね(笑)。楽天市場| 楽天トラベル| 楽天toto| 楽天カード| 楽天ブックス
2024年09月29日
萩温泉郷 萩の宿・常茂恵2024/8月下旬部屋:二間続きの和室(夕朝食付き)星:+0.8 日本海側の温泉巡りの第2弾になります。2004年に「はぎ温泉」が開湯したことで、萩温泉郷ができました。もともと自家源泉を持っていた温泉宿を合わせて、萩温泉郷と呼ばれるようになったそうです。 萩温泉郷の中から「萩の迎賓館」と呼ばれる常茂恵(ともえ)に宿泊することにしました。客室が24と少ないこと、きれいな日本庭園があるのが決め手です。 ラウンジで夏ミカンのジュースを飲みながらチェックインをします。予約した時は、安い眺望なしの部屋を選んだけど、空きがあったのか1階の庭付きの和室になりました。アップグレードしましたとかいっさい言わないところがいいですね。 長い廊下を通って部屋に向かいます。枯山水の庭は、前日の大雨で水没してしまい、きれいに整えるのが大変だったようです。最近の集中豪雨はすごいです。 夜にはライトアップされた庭園になります。 ちょっと迷子になりそうな通路の奥の部屋になります。 ドアを開けると、踏み込みと奥に化粧用の和室があります。そして、左手に10畳の和室となるので、かなり余裕のある客室です。いつもの8畳の和室とは違います(笑)。 部屋食プランなので、布団は夕食後に敷いてくれますが、これまで経験したことがないような高さのマットレスでした。これ、普通にベッド用じゃないかというほどの高さでした。 テーブルの上のウエルカムデザートは、夏蜜柑菓子でした。夏ミカンのドライフルーツです。ヨーグルトにのせて食べたくなります。今回の山口の旅は、夏ミカンがいろんなところに出てきます。夏ミカンのシーズンなんですね。 温泉宿だけど、部屋のお風呂も十分に広いです。維持の難しいタイル張りですね。トイレも最新タイプになっていました。 いつものように部屋のお風呂は使わずに、大浴場を使いました。ただ、部屋数が少ないためか、大浴場はあまり大きくないです。露天風呂などもないので、温泉を目当てに来る人は、萩本陣などの違う旅館を選んだほうがいいでしょう。こじんまりとしたお風呂は御影石を使っていたりと手が込んでいるけど、温泉好きには物足りないかもしれません。 お風呂の場所と時間を示す立て看板の下に、ストーンアートの猫が置かれています。小さいバージョンが売店で販売されていたので、地元のアーティストの人なのでしょう。かわいいと思います。 夕食は、基本的に部屋食です。人数が多くなると食事処になるようです。会席料理なので、いつものように地酒の利き酒セットをもらって始めました。利き酒セットは、西都の雫、五橋、貴、山頭火です。山頭火が一番好みです。 刺身は、瀬付きアジ、本マグロ、鯛焼霜づくりで、椀物は「鱧葛叩き」です。 前菜を食べると、質のいい会席料理と分かります。ただ、結構攻めたすぎた会席料理もありました。「フルーツトマトの酒蒸し」です。 煮こんだトマトにウニを乗せているけど、これはちょっと口に合いませんでした。前菜の西瓜スープはまだしも、これはもう少し改良の余地があるというか、違うものがいいですね。 焼物は、鮎の一夜干し、強肴は山口の和牛のしゃぶしゃぶです。肉が大きくて食べにくいので、もう少し小さくカットしてもらうと食べやすいと思います。もう昔ほど食べなくなったので、これはしかたないか。 朝食は食事会場です。和食のセットになっています。他のテーブルでは違うものを食べている人がいたので、選択できるコースがあるのかもしれません。 夏ミカンゼリーと、萩と夏ミカンは切っても切れない関係のようです。朝食はパンと決めている人でなければ、おいしい朝食になっています。量もちょうどいいですね。食後のコーヒーが欲しい人はラウンジにあるので、そこで飲みましょう。 部屋数がすくないこと、余裕のある構造の建物なので、のんびりと静かに過ごすことできます。このタイプの旅館にも外国人が泊まるほどインバンド需要は旺盛なようです。温泉はあまり期待できないけど、昔ながらのおもてなしのある旅館に泊まりたい人にはお勧めです。 萩に行く途中で、津和野に寄りました。 日本五大稲荷の一社だそうです。高額宝くじの当選祈願もやっているそうなので、今シーズンの優勝&若手育成を祈願しておきました。賽銭が足りなかったかどうかわかるのは、もう少し先になりそうです。楽天市場| 楽天トラベル| 楽天toto| 楽天カード| 楽天ブックス
2024年09月28日
ACL2のカヤFC戦はサブメンバーで臨んだので、リーグ戦はアントラーズ戦と同じメンバーだと思います。前回対戦は、退場により一人少ないながらも後半にリードしたのに、逆転負けになりました。その時から大橋がいなくなったけど、アルスラン、パシエンシアを補強して臨むホームの先発メンバーは以下になりました。 パシエンシア アルスラン 加藤 東 松本泰 川辺 中野 佐々木 荒木 塩谷 大迫 SUB:川浪、イヨハ、新井、満田、柏、ピエロス、ドウグラスV 中野が久しぶりに右WB、塩谷が右CBになります。ボランチに川辺、松本泰と並べました。パシエンシア、アルスランが先発なので、守備の強度を考えて、この並びにしたのでしょう。松本泰は外せないし、アルスランも使いたいとなると、後ろはしっかりと守ってねとなります。 中島、井上はU-19代表で不在のため、ベンチにピエロスが復帰です。後半途中にアルスランが満田に代わるにしても、パシエンシアの交代でドウグラスVとピエロスはどちらが出てくるでしょうか。展開次第だけど、次節の町田戦を睨んでピエロスを出場させることができるといいですね。カヤFC戦でいい動きをした柏が、ベンチ入りをゲットしています。 終盤リードしていたら、アルスランに変えて新井を入れて、塩谷をボランチ、中野を右CBにすることがあるかもしれないですね。このベンチメンバーならいろいろな状況に対応できそうです。 対するマリノスは、いつもの4-2-1-3です。アウェイのACLE戦はサブで臨んだので、こちらもしっかりとリーグ戦用のメンバーです。前回対戦ではヤンマテウスにやられているので、佐々木、東はしっかりとマークを外さずにリベンジしたいですね。 サブに入ってくるはずの西村、エウベルが出場停止、宮市がケガで離脱しているので、終盤に投入されるメンバーの脅威は少し落ちます。あと、なぜか喜田もいないので、ちょっとマリノスは戦力ダウンかも。 カヤFCでターンオーバーして臨んだだけに、ここはしっかりと勝って、リーグ戦とACL2戦を平行して戦いたいところです。 前半に失点しないこと、後半70分以降の試合の進め方を整理していけば、十分に勝機がある相手だと思います。多くのメンバーが1週間のインターバルを挟んでいるので、コンディション調整は十分でしょう。それなら、今日は3-1で勝利と予想した試合開始前です。 審判はメキシコからの交流派遣の人。○○審判ではないので大丈夫でしょう。 立ち上がりにいきなり、右サイドを突破されてピンチになります。相手のシュートが外れて助かったけど、ラインが下がって横パスからのシュートはアントラーズ戦の失点を思い出します。今回は塩谷のブロックで防ぎました。 しかし、すぐに打ち合い。マリノスのSBは高い位置を取るので、その裏が空きます。明らかにサンフレッチェはそこを狙っていました。素早いスローインから右サイドの奥で加藤がパスを受けてクロス。中央でアルスランがシュート。DFに当たった後にパシエンシアに当たって、ボールは逆サイドに流れます。拾った東が低いクロスを入れると流れて、右サイドから入っていた加藤がシュートを決めました。なんと、たったの3分で先制です。パシエンシアの手に当たったけど、胸の前でだったのでハンドは無し。マリノス相手に先制は勢いづきます。 でも、パシエンシアとアルスランではどうも前からのプレスは期待できない。前の3人に釣られてボランチが出ていくと、ぽかんと中央が空きます。ここを使ってマリノスの攻撃を受けます。今日のメンバーだと、このスペースを使われてピンチになるのはどうしようもないことか。右サイドのパス交換から中央を破られてゴールを決めました。大迫が反応したけど、至近距離なのでセーブはできず。 同点になってマリノスにボールを持たれて試合のペースを支配されます。まあ、マリノスはショートパスを繋いでくるチームなので、今日の先発メンバーでは下がって構えることになるシーンも増えるだろうと思いました。 すると、最終ラインで佐々木がボールを奪うと前線の左サイドにいたアルスランにパス。アルスランはハーフウェイライン付近からドリブルで中央に向かうとバイタルエリアからいきなりのシュート。相手DFに当たって少しコースが変わったけど、枠を捉えてゴールになりました。なんにもないようなところからのゴール。DFが3人もいたのに、マリノスサポだったらわけわからんとなりそう。 マリノスにボールを持たれる時間が増えるけど、やはりサンフレッチェの狙いはSBの裏。ボールを奪うと素早くSBの裏にパス。加藤がそれを拾って、ゴール前にグランダーのクロス。そのボールをなんなくアルスランが右足シュートで決めました。ふかしてしまったり、逆サイドに外してしまう選手が多いのに、アルスランの技術は確かでした。まさかの3-1です。 このまま前半を終わりたいところだったけど、下がってボールを受けるAロペスに荒木がついていくけど、ボールを奪えません。Aロペスのポストプレーからマリノスにボールを繋がれて、最後はAロペス。佐々木が左足のコースを切りに行くと、縦にボールを運んで、飛び出してくる大迫を右足でふわりと浮かしてのゴールでした。 荒木が前についていったら、しっかりと抑えないといけないけど、佐々木がカバーに残っていたのに決められたということはAロペスのプレーが上手だったということでしょう。このプレー以外は、きちんと押さえていただけにもったいないシーンになりました。 それでも、前半は予想外の3-2でリードして終わりました。2失点はいただけないので、ハーフタイムで変えてくるだろうと思います。予想通り、後半開始時に、パシエンシア->新井になります。パシエンシアはまだコンディションが仕上がっていないので、前半のみの交代です。 加藤がワントップ、新井は右WB、塩谷がボランチ、中野が右CBになります。守備を安定させるならこの布陣ですね。それに、パシエンシアもロングボールを競って勝てるわけでもないので、裏へ飛び出す加藤をワントップにしても攻撃は変わらないでしょう。 この交代策が当たります。後半開始3分、右サイドで松本泰が相手にプレス。ボールが新井にこぼれます。新井はボールを持つとゴールに向かってドリブル。斜めに走る川辺を囮にPA付近まで進みます。ここで、左足でシュートを打つとフェイントをかけて、右足に持ち帰ると、低い速いシュートを左サイドネットに決めました。後半開始の早い時間での得点で一気に勝利に近づきます。 後半になってから、前の3人も含めて全員が走るのでボール支配率が上がります。やはり、塩谷がボランチに入ると安定しますね。塩谷はあまり動かないけど、松本泰と川辺が周りを動いでセカンドボールを回収していきます。ボールを奪われても、しっかりと塩谷がDF陣の前で蓋をするので安定します。 加藤のゴールがオフサイドで取り消されたあと、73分にアルスラン->満田になります。予定通り、この時間から満田の鬼プレスが始まります。 マリノスは選手交代で打開を図ろうとするけど、連携が悪くかえってサンフレッチェのプレスにかかってしまいます。やはり、ケガ人や出場停止者が多いことが影響していそうです。さらに、この試合では前半で天野が負傷交代したことも響いていますね。着地したときに膝をひねってしまったので、ついてないとしか言いようがない。 後半もサンフレッチェの戦術は同じ。新井の変態的な浮き球のパスでSBの裏に抜け出した満田がフリーでクロス。逆サイドからつめた東がクロスの落ち際にしっかりと合わせて5点目をあげました。これで、勝負は決まりです。東は、ようやく今シーズンJ初ゴールになりました。いや~長かった。 さらに、87分、加藤->ピエロスになります。ようやくピエロスが復帰で、FC町田戦の前に慣らし運転ができて理想的な展開です。 パス回しがうまくいかないマリノスのパスを高い位置で奪った川辺は自らシュートをしないで、フリーで中央にいたピエロスにパス。ピエロスはシュートしたけど、相手のスライディングにあって、枠を外しました。川辺は点差があったので、2か月ぶりに復帰したピエロスに点を取らせたいと思ったのでしょう。 ピエロスのシュートは、相手DFに当たってCKになります。右CKは新井が蹴ります。前半は、川辺と東がインスイングで蹴っていたけど、新井がはいったので右CKはアウトスイングに戻りました。そのクロスボールを今度はピエロスが中央でしっかりとヘディンシュートを決めました。6点目です。今季最高か? 最後に、松本泰->柏、東->イヨハに交代です。ポジションはそれぞれ同じです。 そして、試合は6-2で終了です。前半だけならどちらに転んでもおかしくない展開でした。Aロペス、ヤンマテウスはやはり脅威でした。でも、佐々木を初め、DF陣はしっかりと守ったと思います。ヤンマテウスには前回やられていたので、期するものがあったと思います。 2失点はしたけど、今日の先発メンバーだと1失点は避けられないと思うので、1点目の取られ方は修正しましょう。 しかし、アルスランの決定力は凄まじいですね。特別に足が速いとかフィジカルに勝るわけでもないのに、ゴール前でのあのシュートは凄すぎる。満田と松本泰はアルスランに弟子入りして技を盗みましょう。というか、枠内に飛ばすことを優先しないとゴールは決まらない。 それから、ACL2でターンオーバーしてよかったです。やはり、主力にしっかりとインターバルを与えれば、これくらいの強度の試合ができるということでしょう。さらに、スキッベ監督の采配は、今日は大当たりでした。すべては、立ち上がり3分の加藤の先制ゴールが前向きに試合を進められた要因だと思います。しかし、なぜ、ヒーローインタビューが東なのか? 次は中5日で、ホームにFC町田を迎えて首位決戦です。勝点1差3位ヴィッセル神戸のほうが怖いけど、もう対戦は残っていないので、眼下の敵をしっかりと倒しましょう。FC町田は、きちんと前日までにやってくると思います(笑)。 今日の育成枠は、東のゴールということにしておきたいと思います。楽天市場| 楽天トラベル| 楽天toto| 楽天カード| 楽天ブックス
2024年09月24日
中二日でリーグ戦(マリノス戦)があるため、ACL2初戦はサブメンバーで臨むと明言したスキッベ監督。前日のインタービューでは、青山と柏の先発は明らかにしたけど、残りのメンバーはどうなるのか。いろんなケースが考えられたけど、先発メンバーは以下になりました。 ドウグラスV 満田 井上 柏 中島 青山 茶島 イヨハ 松本大 越道 田中 SUB:川浪、荒木、志知、中野、東、細谷、加藤、松本泰、川辺、アルスラン、パシエンシア 本当にメンバーを代えてきました。ここで先発でない細谷と志知は厳しいか。復帰が期待されたピエロスはベンチ外。ACL2なのでメンチメンバーは12人までは入れるけど、11人に終わりました。井上、満田、中島の3人で行くかと思ったけど、ドウグラスVを入れたのは、有利な高さを使っていきたいという考えもあったと思います。U-19代表に選出されていた井上、中島はこの試合のあと合流するようです。 イヨハ、松本大、越道の3バックはどうなるのかわからないけど、相手の出方に関係なく、前からプレスを行い、攻守の切り替えの速いサンフレッチェのサッカーをだすことになるのでしょう。 今日の育成枠は、越道のメンタル修復、井上のシャドーの可能性でしょうか。中島はこのレベルなら育成ではなくレギュラーです。川浪ではなく、田中の起用は意外でした。川浪に刺激を与え、田中の試合勘を取り戻すためでしょう。 カヤFCは4-4-1なのか、5バックでくるのかわかりません。日本人が4人いるけど、Jリーグでプロになれなかったので、そこはしっかりと差があると思います。もしかして、激レアさんに出ていた選手かも。CKなどのセットプレーなどは気をつけないといけないけど、アウェイではなくホームなら3-0で勝つと予想した試合前です。 4チーム中2チームが決勝トーナメントに行くので、シドニーFCとサンフレッチェが順当だろうと思います。ちなみに、優勝すると賞金は、グループリーグで4勝するとして合計で約350万ドル(約5億円)まで膨らみます。これは、でかい(笑)。 立ち上がりから引いて守る相手に、ハーフコートマッチ。ただ、4-4-2で守る相手が6バックのようになるので、ボールをバイタルエリアに運んでも、そこから有効なパスやシュートにはならない。 カヤに高さがないので、そのままドウグラスVに合わせてもいいけど、クロスも正確ではない。まあ、相手の配置を見ながら試合の入り方になるので、ある程度慎重なプレーにならざるを得ないか。 パスミスを拾われてカウンターを受けたシーンがあったくらいでほとんど相手に攻撃をさせず、明らかに力の差があることがわかったので、早めに得点できれば勝てそうと思いながら、前半の飲水タイムになります。 飲水タイムは作戦タイムなので、6バックの裏を突くように指示がでるのでしょう。裏へ抜ける動きや斜めに走る動きは、井上が茶島と連携して右サイドで時々見せていたぐらいでした。もっと裏へ抜ける動きで相手のDFラインを下げて、ギャップを作らないと、ゴール前を固められると打てども打てども入らないシュートになります。 先制点は、ようやく左CBのイヨハが飛び出して左サイドでボールを受けます。そのままPA内に入るけど、左足でシュートを打てる位置がないため、ボールを失いそうになります。そのボールを拾ったドウグラスVが外の満田にパス。満田はサイドをえぐってから中に低いクロス。それをゴール前に戻っていたドウグラスVがしっかりと合わせてゴールを決めました。イヨハの攻撃参加がキーになったけど、やはり得点はドウグラスVです。 1点入れば、もっと落ち着いて試合を進めることができるので、カウンターに気をつければほぼ点を取られないでしょう。それくらい力の差があると思います。 後半開始に、茶島->中野、ドウグラスV->パシエンシアになります。中野が右CBで越道が右WBになります。さすがに、越道の右CBは怖いか。中2日とはいえ、中野ならそこまで疲労は気にならないでしょう。 パシエンシアはまだコンディション調整でしょう。45分なら中二日でもマリノス戦には影響ないと思います。ピエロスが復帰できない場合は、ドウグラスVとワンセットで起用ですね。 前半は6バック気味になることが多かったKAYAFCは、ハーフタイムで修正したのか、またしっかりと4-4-2で守るようになりました。そのため、前半よりサイドが使えるようになります。 パシエンシアはやはり降りてきてボールに触りたがるタイプですね。その代わりに満田や井上が前に入るようにしています。たまに中盤に降りてボールを失うとピンチになりかけるので、そのあたりは連携をしっかりと作って防いでいかないかとJリーグでは危険です。 しかし、カウンターから満田が持ち上がります。相手選手4人に囲まれると前進は無理。左サイドにいたパシエンシアにパスを出します。パシエンシアの後ろを柏が裏に走ると、DFが少しその動きに釣られたところを右に持ち出して、力強いシュートを右サイドに決めました。そのまえに、遠目から無回転で落ちるシュートを打っているので、位置によってシュートを変える技術はあるようです。 さらに、左サイドのスローインをすぐに満田が始めます。満田がボールを受けて、クロスを中央に送ると、CKの流れから残っていたイヨハがヘディングシュートを決めました。3点差となったので、もしかして後2点ぐらい取れるのではないかと思いました。 66分に満田->アルスランになります。今日の満田は3アシストと素晴らしい活躍でした。まあ、このレベルなら満田は違いを見せるでしょう。アルスランを出したのは、パシエンシアとの連携の強化でしょう。30分ぐらいの出場なら練習の強度と同じだと思います。オフサイドになったけど、パシエンシアにスルーパスを出すなど、いいプレーがあったので、この二人の連携が強化されると、今後のリーグ戦で武器になりそうです。 71分に柏→志知になります。柏はよくサイドで攻撃に絡んで、いいクロスを上げていました。まだまだ、ACL2では十分に戦えます。 そして、76分、青山->細谷になります。久しぶりの青山はしっかりと健在でした。バックパスが危うくカウンターになりかけたけど、そのプレー以外はボールを散らして、攻撃にしっかりと絡んでいました。 細谷は中央CBに、松本大がボランチです。細谷はフィジカルの弱さが課題とされているけど、このレベルの相手なら十分に戦えます。できれば、先発で使われるくらい信頼を勝ち得て欲しいですね。 追加点は取れなかったけど、ケガ人がでることもなく、3-0で完勝でした。もっと点が取れただろうけど、ACL2の初戦、サブメンバーで戦ったということからリーグ戦に向けても十分な結果になりました。 若手のゴールが期待されたけど、結局、ゴールしたのはドウグラスV、パシエンシア、イヨハでした。井上、中島の初ゴールを期待したけど、やはり得点となるとレギュラーにはまだ一歩足りないものがあるのでしょう。 井上は、シュートチャンスがありながら、最後にしっかりとシュートできていないところは、まだまだですね。それでも、井上は、もっと見たいと思わせるプレーだったので、ACL2のグループリーグは、全試合に使いましょう。 中島は、プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出されました。もう、中島はリーグ戦で使うレベルなので、後はACL2でゴールという結果を出しましょう。 いろんな選手にインタビューしたことで、監督のインタビューが時間切れでカットされたのが、今日の一番のハイライトでしょうか(笑)。その代わり、AFCの公式YouTubeでは監督インタビューがフルでアップされています。楽天市場| 楽天トラベル| 楽天toto| 楽天カード| 楽天ブックス
2024年09月21日
ヒルトン広島2024/9月上旬部屋:デラックスツイン(朝食付き)星:+0.5 9月から新しいアフタヌーンティーになったので、食べにいくことになりました。8月までは苦手なミント系だったのでパスしていました。ヒルトン広島は2回目だけど、せっかくアフタヌーンティーを食べに行くのだから、ついでに宿泊になりました。それで、今回は一番安いデラックスツインを予約しました。 デラックスツインは、プレミアムツインと同じ間取りだけど、内装が少し違うことと階層が低いことが違いでしょう。機能的な差もなければ、プールやジムの利用などに違いはありません。前回、ヒルトンオーナーズに登録したので、今回はそのままWiFiは無料でした。 今回は西向きですが、部屋の広さや家具の配置は変わりません。ダブルサイズのツインベッドに丸いテーブルです。ソファはいらないので、このテーブルのほうが使いやすいですね。 無料で置いてあるミネラルウォーターは瓶詰です。なので翌日持ち歩けないので、そのまま飲み切りましょう。瓶のリサイクルにも役立ちます。 バス・トイレは別々です。入って右手に洗面台があり、その奥がバスルームです。トイレは反対側でした。トイレは、蓋がセンサー対応しているので、センサーに反応しない位置から離れて撮りました。 朝食は6階のレストランでビュッフェになっています。前回とメニューはあまり変わっていないですね。広島担々麺が広島つけ麺に代わっていました。担々麺のほうがよかったかなぁ。 和洋取り揃えてあります。今回は、サラダと穴子のちらし寿司に穴子のオムレツと白和え、かまぼこです。オムレツは、今回もふわふわじゃないので、やはり外国人はよく火が通ったオムレツが好きなのでしょう。 デザートは、ヨーグルトを貰いました。朝食は、このクラスのホテルなら標準的なレベルだと思います。 今回は、チェックイン前の時間にアフタヌーンティーを予約しました。6階のバー&ラウンジZATTAの「マスカレード・アフタヌーンティー」です。 仮面舞踏会がテーマなので飾り付けはそれらしいけど、スウィーツにはあまり関係ないような(笑)。でも、秋なので栗、いちじく、サツマイモを使ったものがあります。詳細は、公式サイトに大きな写真付きで説明があります。 スウィーツは特に問題はないけど、せっかくのフリードリンクなのに、紅茶がいまひとつでした。紅茶を入れるティーサーバーが小さな円筒形なので茶葉がしっかりと開いて対流しないようです。シャングリラなどの急須系のポットではないので、紅茶の香りがいまひとつでした。ここは変えたほうがいいと思うけど、値段を考えるとそこまで要求するのは悪いのかも。 チェックアウトの後、サンフレッチェの新スタジアムに寄りました。 一般開放されている日だったので、ピッチレベルの席から風景を楽しめます。問題になっている芝対策なのか、風が通るように巨大扇風機をいくつも置いて、係の人が芝の養生をしていました。近くでみると、やはりでこぼこが目立ちますね。 観戦に行ったときには入れなかったクラブのオフィシャルショップで、ピースウイングスタジアム開業記念の扇子と折り鶴のキーホルダーとスティックのりを買いました。お布施と思ってもっと買いたかったけど、一般使いできるグッズがあまりないですね。需要が限られるので難しいのでしょう。「世界を紫に染めろ」Tシャツがあったら買ったのに、残念。楽天市場| 楽天トラベル| 楽天toto| 楽天カード| 楽天ブックス
2024年09月18日
中2日の天皇杯、ガンバ戦は2-1で敗戦。延長に突入しなくてよかったというだけの敗戦でした。中2日でも一日休めば回復すると主力を使い続けても、結果はでないでしょう。パシエンシアはすぐに使うけど、サブは疲労した主力未満というスキッベ監督の評価です。それなら、選手層の薄さからカップ戦は捨てないと、リーグ戦は結果が得られないと思います。 育成クラブでルヴァンカップ、天皇杯はともにベスト8は十分な結果だけど、リーグ戦で結果が出なければ、それも評価が下がります。どの試合も同じで常にベストメンバーで臨めるクラブではないことは最初から分かっています。 今節は、中2日でアウェイのアントラーズ戦です。大迫が代表から戻って来て、関東で調整して合流とのこと。GKは変更があるとして、他のメンバーはどうなるのか、ある意味興味のある先発メンバーは以下になりました。 パシエンシア 加藤 松本泰 東 塩谷 川辺 新井 佐々木 荒木 中野 大迫 SUB:川浪、イヨハ、満田、柏、井上、アルスラン、ドウグラスV なんとパシエンシアが先発です。練習で合わせる時間もないから、実戦で合わせるのでしょう。ただ、守備負担の増える加藤と松本が過労死しそうです。アルスランはさすがにベンチスタート。ボランチは、川辺と塩谷で、上下の関係になりそうです。天皇杯を欠場した佐々木は先発に復帰です。少しは休むことができたか。 残りのメンバーは、死なない程度にプレーしましょう。しかし、ピエロス、マルコスの不在が痛いですね。ベンチには、井上も入っているということは、なにがなんでも点を奪うという意志でしょうか。 対するアントラーズは、4-2-3-1。鈴木のワントップに柴崎がトップ下。知念がボランチに復帰して、調整期間が十分で望んできます。鈴木が自由に動くので、荒木とボランチでしっかりと監視が必要でしょう。また、柴崎の旨さが怖いですね。カウンターになったときの裏へのパスが脅威です。 コンディションが十分でない中でのアウェイのアントラーズ戦。前回対戦では力負けしたチームなので、簡単に勝利とはいかないでしょう。セットプレーに活路を見出してなんとか1-1の引き分けで十分と思った試合前です。パシエンシアの調整以外、今日の育成枠は誰もいないのか。審判がマリノスサポだけど、今日の相手はアントラーズなので問題ないそうです(笑)。 立ち上がりから攻勢に出たのはサンフレッチェ。パシエンシアがしっかりとプレーに絡んでいます。さすがにルヴァンカップから1週間、動きがよくなりました。でも、一方的だったのに、たった1本のCKから失点します。 左CKから新井のマークが外れて知念にヘディングシュートを決められました。ボランチでプレーとはいえ、元FWです。サンフレッチェは、マンマークで守るので外されると厳しいですね。アントラーズは、しっかりとCKの対策を練ってきたようです。この後もCKからマークを外して枠に当たるシュートを打たれています。幸いゴールにならなかったけど、CKから失点は今後の課題ですね。 しかし、先制された直後、右CKを得ます。蹴るのは新井、中央へのクロスにパシエンシアが高いヘディンシュートを決めました。失点をすぐに取り戻しました。パシエンシアのJ初ゴール。しかし、パシエンシアのヘディングは強かった。 この後も、パシエンシアは右サイドでトリッキーなパスをしてチャンスを作るプレーを見せてたりと、十分に主力になる力を示しました。パシエンシアとピエロスがセットで使えると連戦が楽になりそう。 飲水タイム後は修正したので、一進一退の展開になります。パシエンシアは、中盤に下がってパスを受けたりと、わりと降りてきたけど、ベンチからは前に行けと指示が出てきます。 東の裏へのパスに抜け出した川辺がボールを持つと、前に来た相手DFを股抜きでPA内に進入。低い速いクロスを中央に送ると、それを松本泰が押し込みました。さすがにゴール前なら外さないか。なんと、前半にリードを奪います。スキッベ監督がまだ川辺は日本のサッカーに慣れていないといっていたけど、バランスの取り方より、こういう前への飛び出しが足りないと思っていたのでしょう。松本泰にも川村にもこういうプレーを要求していましたね。塩谷のアンカーが前提です。 後半も同じメンバーで開始。アントラーズは、システムを3-4-2-1にしてきました。中断中に練習してきたそうだけど、こうなるとかえって膠着状態になるので、これはラッキーと思いました。 後半12分、パシエンシア->ドウグラスVになります。ドウグラスVはしっかりと前からプレスを掛けます。パシエンシアが結果を出してたので、うかうかとはしていられないでしょう。 後半の中盤になるとさすがに運動量が落ちてきて、選手交代をしたアントラーズがボールを保持する時間が増えてきました。5-4-1で構えてここからどう守り切るのか、アルスランやイヨハの投入がカギになりそうです。 後半36分に、川辺->アルスランになります。松本がボランチ、アルスランがシャドーです。 しかし、すぐに失点します。サイドをドリブルで上がれると、最終ラインが低くなります。サイドからパスをPA内に繋がれて、反転シュートを決められました。佐々木は初めての対戦なのでプレースタイルが分からなかっただろうけど、ここはなんとか抑えたかったですね。この後のプレーではしっかりと対応していたので、このワンプレーが悔やまれます。 一方、攻撃はアルスランに前線の起点になってもらうつもりだろうけど、前線にボールがはいりません。ドウグラスVでボールがおさまることもないので、アルスランといえどもどうしようもない。 なんとか耐えて引き分けにしたいと思っていた後半44分、もう動けなくなっていた加藤に代えて満田を入れます。もっと早くから入れてもいいと思ったけど、交代回数が最後だから慎重になったのかも。満田には前からプレスを掛けて、少しでも最終ラインを楽にしてもらいましょう。 カウンターでボールを持ちあがる満田。しかし、ドリブルを遅らせてみても周りは誰も来ません。ならばとシュートを狙いましたがGKに弾かれます。枠を捉えていたけど、ちょっと距離が遠かったか。 アディショナルタイムにチャンスがやってきます。ペナルティエリアから満田がマイナスのクロス。走りこんだ松本がゴール中央からシュートしたけど、バーを越えていきました。4試合フル出場している松本泰に、あそこで抑えたシュートを打てというのは酷なことかもしれません。走りこんでシュートとなると背筋が強くないと浮いてしまいます。 さらに、佐々木のクロスをドウグラスVがヘディングシュート。決まったと思ったけど、GKに弾かれました。ドウグラスVは持っていない。今日、パシエンシアが活躍しただけに、ピエロス復帰後はどうなるのかわからないですね。 そして、試合は2-2の引き分けで終了しました。アディショナルタイムのチャンスを考えると勝てた試合だったと思います。でも、中2日の3連戦目。アウェイでアントラーズ相手に勝点1は、育成クラブには十分な結果でしょう。 試合後にスキッベ監督は、次のACL2戦はサブメンバーが出場すると明言したので、ようやくターンオーバーになりそうです。主力はしっかりと休みましょう。加藤とかいつ壊れてもおかしくないように思えます。今日勝点1が取れたことがよかったと思えるように、マリノス、町田戦に集中しましょう。ACL2はDAZNで中継です。楽天市場| 楽天トラベル| 楽天toto| 楽天カード| 楽天ブックス
2024年09月16日
パシエンシアはコンディション調整に2週間かかると思っていたら、スキッベ監督はいきなりベンチ入りを表明。メンバーと一緒にあまり練習していないけど、勝ちあがるためにどうしても得点が欲しくなる緊急事態に備えて、ベンチに置いておくのでしょう。帯同メンバーは20人という利点を活かすようです。 中3日での連戦、同じメンバーで始まるかと思われた先発メンバーは以下になりました。 ドウグラスV アルスラン 加藤 東 川辺 松本泰 新井 佐々木 荒木 中野 川浪 SUB:田中、イヨハ、塩谷、満田、柏、茶島、越道、中島、パシエンシア 第1戦の後半のメンバーになりました。ドウグラスVを後半からいれることで、攻撃の形ができてきたので、この試合は先制して逃げ切ろうという戦術でしょう。パシエンシアが入ったことで、井上が外れました。また、柏、茶島、越道あたりは、基準はよくわかりません。ドウグラスV、アルスランを前に置くと、プレスが少し弱くなってしまいそうだけど、ドウグラスVの高さを活かして押し込める展開にしたいですね。 対するグランパスは、3-4-2-1と同じシステムです。でも、山岸がケガで欠場です。そして、パトリックの先発は連戦を考えてのことでしょう。ユンカー、永井が終盤にでてくるとカウンターが怖いので、できるだけリードした状態で終盤を迎えたいですね。 第1戦は負けてもおかしくない展開でした。ほぼ互角の試合をしているので1点リードはほとんどあってないものです。でも、延長にはいると、次は中2日でリーグ戦、アウェイのアントラーズ戦なので、できれば90分で決着をつけたい。なんとか1-1で2戦合計で勝ち抜けたいと思った試合前です。 情報を遮断して、Linmo(録)で見ようとしたら、Videoの時間が3時間40分。もう見る前から延長突入は決定。PK戦なら負けだなと思った視聴開始です。結末が予想出来てしまうと、もう見てもワクワク感はなくなりました。それは全部、貧乏が悪い(笑)。 試合開始からグランパスが積極的に攻めてきます。どうしても立ち上がりは受けてしまいますね。そして、無駄なファールからFKをパトリックにヘディングシュートを決められてしまいます。佐々木が付いていたと思うけど、コースを見誤ったのか、フリーにしてしまいました。それでも、まだ同点です。しかし、ここからグランパスに攻め込まれます。 それでも、ここを耐えたのはよかったと思います。飲水タイム後はグランパスのプレスが落ちたこともあり、サンフレッチェがボールを持って攻めます。ただ、5バックで5-4-1のブロックを作られるとなかなかチャンスは作れません。後ろでボールを回して、ずれを作りたいけど、グランパスはしっかりと守ります。ドリブルで仕掛けられる選手はいないので、いい位置でFKももらえないですね。アルスランだけでなんとかなることでもないでしょう。 前半はリードを許して終わります。後半開始に川辺->中島になります。アルスランがボランチに降りて、中島がシャドーに入ります。川辺は疲れが見えることと前半の終盤はサンフレッチェがボールを持って押し込んでいたので、後ろでパスが出せるアルスランをボランチに持ってきたと思います。それに、中島への評価がとても高いですね。 選手交代が当たり、後半はサンフレッチェペースになります。しかし、まあシュートは決まらない。加藤は疲労がピークではないかと思うほど、チャンスで外します。 90分で決着をつけようと思ったのか、スキッベ監督はなんと後半20分にドウグラスVに変えてパシエンシアを投入です。連携どころかコンディションが整っているとは思えないのに、即投入ということは信頼が高いのでしょう。高さを活かして、東のクロスから得点が生まれるかもしれません。 パシエンシアは、あまり動かないですね。守備も積極的ではなく、なぜ投入したのか。一度、肩でトラップして振り向きざまにシュートを枠内に飛ばしたけど、ランゲラックのセーブに合いました。FWの片りんを見せたけど、ピエロスの復帰が待たれます。結局、PK戦でもゴールを外しているので、散々なデビューでした。まあ、起用した監督が悪い。 グランパスは、後半にユンカーと永井を投入しています。第1戦と違って、そこまでカウンターの脅威はなかったので、後ろの3人はしっかりと守っていました。 後半35分、加藤に変えて満田を入れます。満田は前から積極的にプレスをしてチャンスを作ります。もっとも、シュートは相変わらずだけど、守備のできないパシエンシアの代わりに2倍守備をしている感じです。 後半はサンフレッチェのペースだったけど、シュートは打てど入らない。シーズン前半の時のような内容でした。まあ、シュートを打っているけど、決定的なチャンスはすくなかったので、延長突入になりました。 PK戦までいくので、何もないのかと思ったいたら、延長前半の最後に右サイド深いとこからFK。東が蹴るだろうと思ったら、FKはそのままゴール左サイドに突き刺さりました。クロスではなく、しっかりとシュートを狙って打ったようです。リーグ戦に取っておきたい(笑)。でも、喜びは半分、リードしたのにPK突入は、このあと失点するのかと分かっているから。 リードしたことで、ようやくアルスラン->塩谷になります。延長後半開始に、東->イヨハとなり、逃げ切りを狙って守備を固めます。しかし、すぐに佐々木が足首を痛めてしまいます。このアクシデントが痛かった。佐々木->越道になり、イヨハが左CB、越道が左WBになります。守備を固めるために、イヨハを出したのなら、ここは茶島でいいのではないかと思うけど、監督には身長が足りないのでしょう。 しかし、右サイドでボールを失ってカウンターを受けます。永井にイヨハが全力で向かうけど、永井は中央にクロス。越道がクリアしようと合わせたボールはゴールに吸い込まれました。後ろに相手がいたので、越道がいなかったら、相手にゴールされていたかもしれないけど、クリアのやり方はもっとあったでしょう。ゴールは決まらないのにオウンゴールはきれいに決まったしまうという悲劇。 でも、これでそのまま延長終了することが分かりました。後は、延長後半終了間際に相手のシュートがバーを叩いたけど、もう入らないとわかっているので、普通に見られます。そして、延長が終了しました。 PK戦の前にベンチを見ていると、パシエンシアが監督と話して人差し指を出していたので、一番手に志願したようです。大丈夫かなと思ったら、案の定、シュートはゴールを捉えずに右上に外れて失敗です。志願して外す、ミキッチ以来か(笑)。たださえ不利なのに、これで負けが決定しました。結局、満田、松本も外して、3-1で敗戦となりました。 過密日程のなか、延長、PKまで戦って敗戦は最悪の結果ですね。次は、ホームとはいえ中2日で天皇杯のガンバ戦。今日の疲労からどこまでリカバリーできるのか、さらに天皇杯の後は中2日でアウェイのアントラーズ戦。加藤をはじめ、主力の疲労は厳しいものがあると思います。もしかして、すべてを失ってしまう1週間になるかもしれません。決して厚くない選手層であることは、この2戦で明らかというより前から自明。ベストメンバーもいいけど、そろそろ優先度を考えるべき時でしょう。 さらに、佐々木のケガが心配です。足首なので長引くようだとリーグ戦も終了です。その場合は潔く考えを改めて、イヨハの育成に当てましょう。後半から登場した中島は、唯一PK戦でもPKを成功させるなど、攻撃に関してはかなりよくなりました。試合の中で積極的にシュートも狙っているので、そろそろ結果が欲しいですね。楽天市場| 楽天トラベル| 楽天toto| 楽天カード| 楽天ブックス
2024年09月10日
エゼキエウが右股関節の治療のためにブラジルに帰国。成長を期待して根気強く契約を続けてきたけど、さすがに、もうお別れかもしれない。 SNSで話題になっていた新外国人FWゴンサロ・パシエンシアがようやく入団。契約解除してフリーでの獲得なので9月になったようです。ケガの多いピエロス、ドウグラスVに代わってワントップのポジションに適した選手のようです。ボーフムで浅野と同僚だったので、サンフレッチェのことも聞いているようです。9/8のルヴァンカップ第2戦から出場可能だけど、コンディションは不明。アルスランが2週間かかったことを考えると、早くて9月の下旬からの参加になりそうです。ピエロスの復帰情報が流れてこないので、9月の連戦に間に合うといいですね。 しかし、エゼキエウの帰国は報道しても、パシエンシアの加入は報道しない日刊スポーツは本当にひどい。Eピースの記者会見もまだ遠いと思っているのでしょう。もっとも売り上げ減で規模縮小して広島には担当者がいないのかもね。 FC東京戦後に中3日でルヴァンカップ準々決勝の第1戦になります。中3日ならメンバーはリーグ戦と同じでしょう。第1戦のアウェイの先発メンバーは以下になりました(コピペで助かる)。 加藤 アルスラン 満田 東 川辺 松本泰 新井 佐々木 荒木 中野 川浪 SUB:田中、イヨハ、越道、志知、青山、塩谷、中島、井上、ドウグラスV 大迫が日本代表に選出されたので、川浪が先発です。前回のルヴァンカップでは守備範囲の狭さが露呈したけど、今日はどこまでやってくれるのか、前から分かっていたことなので準備はしっかりとやっているでしょう。 帯同メンバーが20人なので、ベンチには井上、志知、青山が入りました。茶島が今回は外れています。 前回対戦時は、加藤、松本、満田のゼロトップシステム。自由にポジションチェンジをしてグランパスの守備陣に的を絞らせない攻撃ができていたけど、今回はアルスランが入ります。アルスランは動き回るタイプでないこと、グランパスが裏を空けないような守備をしてくるだろうから、前回のようなにはいかないかもね。 対するグランパスは同じ3-4-2-1です。今回は、ユンカーが先発です。いつもユンカーには手こずるので、ここをどう抑えるのか、後ろの3人の対応で決まりそうです。さらに守備は対策をしてくるだろうから、リーグ戦のような試合展開にはならないでしょう。カウンターに苦労することもあるので、アウェイなら1-1の引き分けでOKと思った試合前です。アウェイゴールがなくなったので、簡単になりました。 試合開始からやはりサンフレッチェの攻撃は最後が決まらない。グランパスが5バックでブロックを作るので、後ろでパスを回しながらアタッキングサードまでいけるけど、密集地帯を抜けることができません。サイドを深く取れないし、ポケットは塞がれています。アルスランにボールを回しても、簡単には前を向けません。フリーでボールを受けた満田のミドルシュートも枠を捉えない。まあ、最近の満田のシュートは正確性がなくなりました。 気になるのは、サイドで新井がボールを持っても、ボランチのフォローがないこと。新井が両足でパスができるので、加藤が裏へ抜ける縦パスか、サイドチェンジのパスを左足で出しいるけど、右の奥の深いポジションを自ら取るようなプレーにはならないので、クロスを活かすことができないですね。中野がパスを出して上がっていくけど、カウンターもあるので気をつけないといけないとなると、安全なプレーになりがちです。ここは、もう少し改善してほしいですね。新井がいろいろなことができるだけに、もったいない感じです。 左WBの東はボールを持っても縦にいくことなく、中に入ることが多いですね。そこに佐々木がフォローにくるけど、中に高さがないので東は単純にクロスとはいかず、ファーサイドを狙うけど、その前にカットされます。また、左サイドで東がボールを持って回していると、空いた中央のスペースに松本泰が入ったけど、そこにはボールがでることがなく、なかなか攻撃のチャンスができないですね。対面が野上なので、前回とは違って縦は切られてしまいます。 一方、守備はユンカーは基本的に荒木が見るけど、ボールの流れ方によっては、佐々木がカバーにはいるなど、チャンスを与えない守備をします。やはり、この当たりの守備の安定が好調の要因でしょう。それと開始早々に川浪がユンカーのシュートをセーブしたので、川浪も乗ってきたようです。 しかし、前からプレスを行って最終ラインが浅くなったところで、ロングボールを山岸と佐々木が競って、ユンカーにこぼれます。ユンカーは山岸にパスを出して、ゴールを許しました。幸い、ユンカーの戻りオフサイドでことなくを得たけど、完全に二人で崩されてしまいました。荒木は、なぜオフサイドになったのかわからなかったみたいだけど。前半は失点しないで終了してよかったと思います。 後半開始に満田->ドウグラスVになります。前半に満田にイエローカードがでたこと(これもイエローカードと言えるのか)、加藤がほとんどポストプレーができないことが理由でしょう。ドウグラスVがワントップ、加藤がシャドーになります。 また、後半開始に山岸からユンカーに繋がれて、最後は稲垣にシュートを決められます。この時もユンカーのオフサイドで取り消しに。今日は、VARに救われますね。もっとも線審が先にフラッグを上げていたので、VARがなくてもオフサイド判定になるけど。 ドウグラスVがトップにはいったことで、高さがありポストプレーができるようになります。加藤もシャドーに落ちると前を向いたプレーができるので、攻撃にリズムができてきました。やはり、ブロックを作って守られると高さは武器になります。 加藤が中盤で新井から受けて、倒れこみながら右サイドにパス。新井がボールを拾って右サイド深くからクロス。ドウグラスVがニアで競るけど、そこをボールが抜けると逆サイドでアルスランがヘディングシュートを決めました。 アルスランは新井がクロスを上げる前にドウグラスVの後ろにいたけど、すぐに動きを変えて、さらにステップを変えてワンバンドのクロスにしっかりとDFの間でシュートをしました。さすがにうまいというか、アルスラン様様です。 試合内容は決してよくないけど、アウェイで先制できたのはラッキーでした。 リードされたグランパスが次々と選手交代をします。ユンカーが永井に代わったのはある意味ラッキーでした。ユンカーのポストプレーにやられていたので、これがなくなると助かります。さらに、森島、野上が下がります。スピードのある選手をいれてきたけど、リードされている場合は有効だけど、リードしている場合はそこまで怖さはなくなります。 サンフレッチェも73分にアルスラン->塩谷にして、守備を固めます。松本泰がシャドーに、塩谷がボランチに入ります。これで安定するかもと思ったけど、塩谷はイエローカードを受けます。ちょっと今日の審判のカードの基準は怪しい。 さらに、一本のパスから永井に抜け出されます。荒木が付いていたけど、スピードが違い過ぎる。抜け出した永井は川浪と一対一になったけど、川浪が飛び出して体を広げて、シュートをブロック。シュートの後勢い余って川浪を蹴ってしまい、ファールになりました。永井はなぜファールなのかと文句を言っていたけど、いや相手を蹴ってはいけないでしょう。そして、今日の川浪の一番の見せ所でした。 1点リードで選手交代をどうするのかと思ったら、川辺->中島になります。中島がシャドーで松本泰はまた一列下がります。この時間帯で中島を入れるということは、やはり期待の大きさがわかります。さすがに、WBは変えない(笑)。 グランパスは最後は新外国人まで投入してきたけど、しっかりと守り切って勝利しました。アルスランがMVPだけど、本当のMVPは川浪でしょう。大迫の不在をしっかりとカバーしました。今日の育成は、川浪の成長と緊張感のある試合展開で出場した中島でしょう。ドウグラスVは、パシエンシアの加入が効いたのか、コーナーでの時間稼ぎなどしっかりとプレーをしました。 勝利はしたけど、シュートは7本といつもサンフレッチェと違います。やはりブロックを作られるとなかなか打開できないですね。2ndの試合もグランパスは同じ戦術でくるだろうから、次の試合もどうころぶかわからないことになりそうです。特に、ユンカーが先発でくると大変です。 それでもリードして次節はホームで戦えます。引き分けでも勝ち抜けなので、しっかりと次に進む試合にしましょう。 今日の審判は、イエローカードを含めてファールの判定基準は怪しかったけど、東海テレビの実況と解説はもっとあやしかった(笑)。楽天市場| 楽天トラベル| 楽天toto| 楽天カード| 楽天ブックス
2024年09月07日
ノロノロ台風の影響で開催が危ぶまれたけど、天気は台風一過で快晴。今後の過密日程を考えるとぜひとも開催したい一戦でした。もっとも、開催可否の決定権はJリーグなので、サンフレッチェではどうすることもできない。没収試合になるのかと思ったけど、なんとかFC東京が当日の飛行機&バス移動で間に合って、無事開催になりました。 サンフレッチェは、台風の影響があったとはいえ、前節から1週間あいているので調整は十分でしょう。そうなるとメンバーは変わらず、同じメンバーでの戦いだろうと予想した先発メンバーは以下になりました。 加藤 アルスラン 満田 東 川辺 松本泰 新井 佐々木 荒木 中野 大迫 SUB:川浪、イヨハ、越道、茶島、塩谷、中島、ドウグラスV アルスランのコンディションが整ったことで先発です。代わりに塩谷がベンチになりました。塩谷は不満かもしれないけど、この布陣で行けるのなら、塩谷を休ませながら連戦を戦うことができます。ベンチは、志知と茶島が入れ替わり。この当たりの基準は不明です。 対するFC東京は4-2-1-3でDオリベイラがいつものようにセンターFWです。さらに、日本代表をベンチに置く余裕の布陣できました。コンディション不良なのかもしれないけど、ちょっと舐めてきたのか。それとも、最近の試合で結果がでていないので、変えてきたのかもしれません。台風の影響で当日移動になったけど、休養は十分だからしっかりと走ってくるでしょう。 FC東京のカウンターは脅威だけど、中盤に川辺が戻ったこと、途中から塩谷が投入されることを考えれば、守備は安定しているので、そこまで失点しないと思います。だから、今日は2-0で勝利と予想した試合前です。先発のアルスランに期待しましょう。 立ち上がりにピンチになります。サンフレッチェはボールを保持して回すようになったので、後ろを4バックにすることが増えました。大迫が出したボールがあいまいで松本泰の前で相手にカットされます。最後は、Dオリベイラにシュートを打たれたけど、大迫がセーブして事なきを得ました。立ちあがりに失点していたら、試合展開は変わったかもしれない。 サンフレッチェは、後ろを4枚にする4-1-3-2の攻撃布陣だったり、後ろを3-2してボールを受けるパターンの二つを使います。相手からのプレスが強いと、川辺や松本泰がDFラインに入ってボールを回します。ただ、そこからの前進がうまく行きません。サイドを使っての前進は相手の守備に掛かることも多く、攻守の入れ替わりが激しくなります。 左サイドでボールを受けた満田がファーサイドの加藤にクロスを入れます。加藤をそれをダイレクトで中央に折り返すけど、DFに当たってしまいます。しかし、そのこぼれ球がPA内のアルスランに流れます。ボールを拾ったアルスランは、足を広げてブロックにくるDFの股を狙ってシュートを決めました。GKはファーサイドを意識しているので完全に逆を突かれる形になり反応できません。あっさりと先制点。アルスランをシャドーの先発で起用が当たりました。というか、アルスランは、シュートがうますぎ(本人曰く、スペシャルショットらしい)。 飲水タイム後にFC東京が攻勢に出たけど、大迫を中心にしっかりと守ります。Eガウディーノの左足は脅威だけど、佐々木はしっかり対応できています。ただ、先制しているけど、攻撃のスムーズさがあまり見られないですね。 それでも、右サイドのPA付近でボールを受けた加藤が速い低いクロスを入れます。それが相手DFに当たって跳ね返ったボールを加藤とDFが競ったところ、ボールはアルスランの前に。アルスランは、ボールを受ける前にGKの位置を確認してから、振り向きざまにシュート。シュートはGKの股下を抜けてゴールになりました。GKが体を大きくすることを考えてのシュートみたいだけど、これはちょっと出来過ぎ。右足シュートは決定率100%? 前半は2-0でリードして終わったものの、攻撃時にパスの繋がりが悪く、試合内容はそこまでいい感じではありません。中盤でボールをロストしたときにカウンターを受けてしまう不安定さが残りました。 選手交代なく後半開始です。でも、松本泰とアルスランはポジションチェンジしていました。前からのプレスを強くするためと中盤でのパスコースを作るためだと思います。 立ち上がりは攻勢でたけど、川辺が中盤で2枚目のイエローカードを貰いそうなファールをします。アドヴァンテージで流されたけど、危ないシーンでした。2枚目のイエローカードなら、流さないですぐにカードを出すべきだと思うけど、まあ審判の判断なのでしょう。VARも何も言わなかったので。そのプレーを見て、すぐにスキッベ監督は川辺に変えて塩谷を入れます。 そして、後半15分。左サイドでボールを回して、いつものように松本泰がPA左のポケットに侵入。ボールを受けると相手DFの股下にボールを通して体を入れ替えたところで倒されてPKを得ました。これまでなんどかPA内で倒されてきたけど、今回はようやくPKを認められました。後半、ポジションチェンジをした監督の采配も当たりました。 そのPKをアルスランに譲ったことで、松本泰はアルスランの一番のお気に入りになります。実際、一番走っているので、アルスランには使いやすいのでしょう。 3-0になって、ちょっと油断しのか。一気にメンバーを3人変えます。満田->中島、新井->越道、アルスラン->ドウグラスVになります。ドウグラスVがワントップ、加藤はシャドーに、中島はそのままシャドー、越道もそのまま右WBになります。中島、越道の右サイドは大丈夫かと思ったけど、試合がオープンな展開になり、何度も得点のチャンスがあります。 でも、加藤のシュートもドウグラスVのシュートも枠を捉えません。ドウグラスVは新外国人を意識しているのか、今日は積極的にシュートになりました。でも、4点目のチャンスを潰すと、相手に流れがでてきます。 カウンターで越道が振り切られて、右サイドから中央にグランダーのパス。逆サイドは佐々木しかおらず、中央がぽっかりと空いていたためそこに走りこんだ相手選手にゴールを決められてしまいました。まあ、カウンター時の越道の対応に問題はあるけど、これはしかたないか。 それよりも、2点目でしょう。相手CKになってすぐにリスタート。それに反応出来ずにオウンゴールを許しました。アディショナルタイムに入っているだけに、ここで集中力が切れていたことを反省すべきでしょう。 3点差から1点差になって俄然FC東京が積極的に来たけど、しっかりと守って勝ち切りました。終了前にドウグラスVのイエローカードは無駄でした。 終盤グダグダになりながらも、しっかりと勝点3を取りました。勝利したことでしっかりと反省ができます。今日の試合は、アルスランの適正ポジションの確認と中島、越道の育成ができたことで、価値のある試合になりました。 8月は全勝で、リーグ戦は7連勝とクラブ新記録を達成。中盤が安定してきたことで、失点が少なくなり、また、攻撃のバリエーションが増えたことで好循環になりました。川村、大橋が抜けてどうなるのかと心配になったのが不思議なほどです。まあ、補強は試みているけど獲得できないのかと思っていたところに、川辺とアルスランだから、素晴らしい結果を強化部は残しています。 次節は代表ウィークのため、ルヴァンカップになります。ルヴァンカップ、天皇杯、Jリーグとすべての可能性を残して、9月の連戦を迎えます。ここを乗り切ることができるのか、楽しみな9月になります。楽天市場| 楽天トラベル| 楽天toto| 楽天カード| 楽天ブックス
2024年09月05日
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