ホテルと旅館の批評

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2024年05月05日
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カテゴリ: サンフレッチェ





         ピエロス       

    満田       加藤     

越道    東    松本泰    中野

   佐々木   荒木   塩谷   

         大迫         

SUB:川浪、志知、野津田、新井、中島、マルコス、井上

 予想通りピエロスのワントップ。マルコスは途中出場の切り札でベンチスタート。荒木がCBの真ん中に復帰して、右WBは中野です。そして、左WBに越道をいれて、東をボランチスタートにしました。注目の新井はベンチスタートです。GWなので、アウェイだけど中島、井上がベンチ入りしました。

 一方、アルビレックスは、4-2-3-1。千葉ちゃんはベンチです。去年は2敗で完敗です。理由は単純で前プレスをボランチを使って交わされて、ゴール前まで運ばれてシュートです。でも、その得点をした選手は今年はいない(一人はサンフレッチェに移籍済み)。



 負けていないとはいえ、3戦連続の引き分け。アウェイとはいえ、ここは勝って負けなしを継続したい試合です。得点はあまり入らないだろうと、1-0で勝利を予想した試合前です。

 サンフレッチェは、GKからのロングボールは右の中野がターゲット。うまく繋がれば、そこから攻撃。逆にGKから繋ぐときは左サイドが主になります。佐々木がボールの差配をします。越道は左サイドでも問題ないですね。逆にカットインしてクロスもできるので、右よりいいかもしれません。まあ、相手が慣れて中を消されると簡単にはいかないけど。

 アルビレックスは、サンフレッチェのパスミスを拾ってカウンター攻撃。高さがないので、WBの裏のスペースにボールを出して、パスを繋いできます。選手が入れ替わっても小気味よいパス回しは健在です。ただ、どちらも最後はDF陣が頑張って、得点にはなりません。

 前半から速い展開の中、右サイドでボールを受けた中野が相手DFにスライディングタックルで倒されます。審判がイエローカードを出したけど、VARが介入してレッドカード、一発退場になりました。リアルタイムで見た時はイエローカードで妥当と思ったけど、リプレイをみると足裏でがっつりいっていたので、これはレッドと分かります。これで、一人多い状況と有利になりました。

 一人少なくなったアルビレックスは、中盤を一人削って4-3-2です。バランスを保つために4-4-1にするチームが多いけど、カウンターで攻撃するという意思で、前に二人残したようです。

 一人多くなったサンフレッチェは、サイドを使った攻撃で相手陣内でプレーを進めます。でも、ブロックを作って守りを固められると、なかなかチャンスになりません。ミドルシュートがないのが辛いところです。

 前半は0-0で終わります。後半開始時に、越道に変わってマルコスが入ります。マルコスはシャドー、満田がボランチ、東が左WBといつもの形になりました。アルビレックスがブロックを作って守るので、ドリブルやPA内で違いの出せるマルコスを入れたと思います。

 ただ、マルコスが入ったのに攻撃はクロスが中心。ボールの来ないマルコスが下がってボールタッチにくるほど、攻撃は手詰まり感があります。

 一人少なくなったといっても、セットプレーは人数は関係なし。アルビレックスは、前線の選手を変えながら、サンフレッチェのCBにプレスを掛けます。そして、CKを得たけど、これはなんとか守ります。途中から入ったダニーロ ゴメスが効いていました。

 そのCKのクリアからカウンター発動。中野がボールをドリブルで持ちあがると、前線は4対2の有利な状況。左、中央と3人の選手が待つのに、中野はシュートを選択。シュートは枠を外して右に流れていきました。中野はシュートを打つのは止めましょう。

 63分に中野->新井になります。当然のようにボールを持つとブーイングが起こります。まあこれは想像通りです。でも、一人少ない不利な状況なのだからブーイングをしているより、アルビレックスを応援したほうがいいと思ったのか、少し続いただけでブーイングは終わりました。SNSでの誹謗中傷(読んだことないけどw)が問題になったけど、アルビサポの多くがまともであることがわかります。



 それで得た直後の左CKを東が蹴ります。ゴールから離れて飛んでいくボールに中央で合わせたのは、荒木。YAVAYだろヘディングシュートが決まりました。今季初ゴールで、去年より23節も早いゴールになりました。これで、DF陣が揃って得点を記録したことになります。

 後半にリードして相手は1人少ない。普通ならこのまま試合を進めて終わらせる時間帯です。77分にピエロス->志知。加藤がトップに東がボランチに戻り、志知は左WBになります。同点を狙って前に出てくるアルビレックスの裏を突きたいところだけど、サイドからのクロスはゴール前を横切るだけです。それでもアディショナルタイムに入ったので、このまま勝ち切れると思いました。

 しかし、左サイドで志知が交わされて、左サイド深くに入られてしまいます。佐々木がカバーしたけど、グランダーのクロスを上げられます。それを塩谷がクリアしたけど、クリアが短くてボールを拾われて同点ゴールを決められました。

 志知が交わされた後、バイタルエリアを埋める動きがなくそのまま全員がラインをさげてボールウォッチャーになってしまったのが敗因です。一人多いことで、気が緩んだろうと思います。まさか、終了寸前での失点で、4試合連続で引き分けになりました。

 荒木の今季初ゴールが決まるまで完全にサンフッチェの流れでした。しかし、2点目が取れない。同じ状況になったベルマーレ戦も2点目が取れたのがアディショナルタイムでした。今回は、早いうちに追加点を決めて、中島や井上を出場させることができた展開なのに、どうしても勝負に弱いですね。自分たちのサッカーを唱えるけど、しっかりと試合を終わらせることも考えないと、優勝は無理ではないでしょうか。まあ、現戦力で優勝争いをしているだけで素晴らしいことだけど、落とした勝点があまりにも多いですね。








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Last updated  2024年05月05日 10時00分10秒
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