ホテルと旅館の批評

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2024年05月21日
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カテゴリ: サンフレッチェ




 そんなアウェイのサンガ戦の先発メンバーは以下になりました。

       ピエロス      

   松本泰     大橋    

志知   川村   野津田  新井

   佐々木  荒木  中野   

        大迫       

SUB:川浪、塩谷、東、越道、小原、満田、加藤

 なんと前節から5人を外してターンオーバーでした。なんだか70分過ぎの交代が終わったときのメンバーのようですね。前にベルマーレ戦でターンオーバーして負けたことがあるけど、リーグ戦より水曜日に行われるルヴァンカップを優先したということでしょう。前節先発の加藤、満田、塩谷、越道、東がベンチになりました。柏はベンチ外で小原が復帰です。



 対するサンガは、同じシステムの3-4-2-1。完全にミラーゲームになるので、個人の力の差が大きく影響します。前の一人を交わせばチャンスだし、交わされればピンチになります。サンガはホームで6連敗中で、まだ今シーズンはホームで勝利なし。でも、去年は1勝1敗の五分。立ち上がりから積極的に来るであろうサンガをどう受け止めるのか。中盤での潰しあいか、裏へのロングボールでの抜け出しか、立ち上がりから激しくなりそうです。

 有利な状況ほど弱い育成クラブなので、3連敗を逃れるために今日は1-1の引き分けと予想した試合前です。前半の戦いが全て決めてしまいそうですね。

 サンフレッチェは、攻守ともいつもの形で入ります。サンガが前に3人の高い選手を並べてきたので、そのままロングボールを入れてきます。このパターンならしっかりと守ることができます。ただ、2試合連続で序盤で失点しているので、ボールが入ってくるとドキドキ感は拭えません。

 ロングボールが跳ね返されると今度はサンガはボールを繋いできます。これは完全にサンフレッチェの餌食になりました。ボールがボランチに入ったところを狙われました。一度、狙われてボールを奪われたのに、また同じパターンでボールを回したので、大橋のプレスでボールを失います。

 大橋はそのままボールを運んで、右のピエロスにパス。相手DFにカットされそうになったけど、ボールを拾ってPAの右側にドリブル。速くて低いクロスをGKとDFの間に入れると、逆サイドで詰めていた川村が決めました。完璧なショートカウンターでした。

 早い時間帯で得点でほっとします。さらに、荒木のFKを松本泰が後ろにそらすと、ピエロスがゴールライン近くで回収。マイナスをグランダーのクロスを中央に送ると、逆サイドから走りこんできた新井が左足でコントロールショット。ゴール左に刺さりました。ガンバ戦と同じパターンでした。このパターンは得意みたいです。

 序盤で2得点。前節と正反対になりました。前半は、完全にサンフレッチェペースでした。左サイドは、松本泰が相手のWBの後ろに走りこんでスペースを作ると、志知が中にはいったり、佐々木が持ちあがったりと、時間とスペースをうまく作ります。松本泰はやはりボランチよりシャドーのほうが合いそうです。

 そして、3点目はCKからでした。今日のメンバーで誰がCKやFKを蹴るのかと思ったら、志知がその役割でした。左CKから低くて速いクロスをいれます。それを新井がニアで競って、ゴールに流し込みました。高くジャンプすることなく相手と体を押しあいながら頭だけで合わせました。新井、体幹が強いのと、志知のキックが正確でした。

 なんと、前半で3得点です。2点でも追いかけるのは大変なのに、3点とは。さすがに今日は勝利するだろうと思います。

 この後もスペースはあるし、ボールも持てるのでミドルシュートを狙っていきます。なんだかやりたい放題で前半が終わります。

 後半、サンガはシステムを4-1-2-3に変更。かみ合わせを変えてきました。サンフレッチェは、野津田->東、大橋→加藤になります。野津田のプレーはよかったのでなぜと思ったけど、どうやら太ももに張りがでて交代になったようです。3点差が付いたので、大橋もケガ明けで無理させないという判断になったようです。



 新井のボール奪取からゴールに迫ったけど、クリアされます。中野はPA内のピエロスにロングスロー。ピエロスが足ですらしたボールを松本が斜めに走りながらナイスシュートを決めました。いつから町田になったのか(笑)。しかし、ピエロスは3アシスト。ちょっと予想を超えた活躍になりました。

 64分にピエロス->越道になります。加藤がワントップ、越道はシャドーです。前節に続いて越道のシャドーです。小原より序列は上になったのか。

 サンガがロングボールを入れてきて、そこのセカンドボールの拾いあいになります。でもサンフレッチェのほうがセカンドボールを拾うことが多いですね。ちょっと、サンガは手詰まり感があります。疲れなどもあるのか、ファールが増えます。

 右PA外で中野がファールで倒されます。そのFKに4人が並んだけど、最終的に二人になります。見ていると新井が蹴りそうだったのに、サンガは志知が蹴ると思ったのか、壁は3枚のみ。そこに新井が外側から巻いたシュートを決めました。なんと、新井のハットトリック。左足、頭、右足の完全版でした、すごい。今シーズン5得点となります。4得点と思ったら、そうか、移籍前に1点取ってました(笑)。

 5点差になり、松本泰志→小原になります。そのまま小原はシャドーにはります。勝利は確実なので、守備陣は0点に抑えたいはず。でも、サンガがスカスカの守備なので、攻撃陣はもっと点が取りたいはず。バランスが崩れないといいのだけど。



 サンガの攻撃をしっかりと抑えて、5-0で勝利しました。ターンオーバーで主力を休ませて、しっかりとサブが結果を出しての勝利と完璧な試合になりました。川村が元気に走りまわって、コンディションを上げてきているのがいいですね。

 また、新井の先発は、育成じゃなくてキャンプ終了の合図だったのかもしれません。

 一方、サンガはどんな戦術を試合前に考えていたのかわかりません。完全にサンフレッチェの守備の餌食になるようなプレーでした。最下位に沈んでいるのはやりたい戦術が今の選手ではできないのかもしれません。

 でも、去年は苦労したのに、早い時間帯の失点があったとはいえ、去年との差に驚きでした。パトリックがいなくなったとはいえ、ベンチ外だった新外国人が外れだったのか。

 サンフレッチェは連敗を2で止めて、7試合ぶりの勝利です。佐々木のJ1・300試合出場に花を添えました。暫定ながら、5勝2敗7分、勝点22で9位です。今日の勝利で一息ついた感じです。

 次節は好調セレッソなので厳しい戦いになるけど、その前に水曜日にルヴァンカップ、東京ヴェルディ戦があります。今日のターンオーバーは、この試合のためだと思うので、まずは水曜日にしっかりと勝ちたいですね。






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Last updated  2024年05月21日 10時00分13秒
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