ホテルと旅館の批評

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2024年07月23日
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カテゴリ: サンフレッチェ




 前日に佐々木が体調不良で離脱(コロナ?)。イヨハがついにケガから復帰して、先発しそうです。ようやくDFが揃ってきたのに、またDFが足りないことになるけど、今節が終われば中断期間になるので、佐々木は戻ってこれそうです。この試合でイヨハの目途が立てば、待望の控えのDFが誕生することになります。

 また、ピエロスは筋肉系のケガで欠場、天皇杯でケガをした加藤は脳震盪からの復帰プログラムを経てメンバー入り、足首を痛めた満田も大事には至らず、メンバー入りという情報です。


 土曜日開催の試合は上位が足踏み。上位に食らいつくためには、勝利が必要なアウェイのサガン鳥栖戦の先発メンバーはいかになりました。

     ドウグラスV       

   マルコス    大橋    

東   松本泰   塩谷   新井

   イヨハ  荒木  中野   



SUB:川浪、志知、茶島、青山、中島、満田、加藤

 予報通り、イヨハがついに出場です。長い長いレンタルから復帰後、ケガという情報はあったけど、特にリリースもなく戦力外扱いなのかと思っていたけど、ようやく出場です。佐々木の体調不良もあり、いきなりの先発になりました。

 ピエロスの代わりにドウグラスVがワントップ。加藤、満田とベンチスタートなので、マルコスが先発になりました。先発は久しぶりですね。

 ベンチには、引き続き茶島、青山が入っています。また、中島もベンチ入りになりました。

 対するサガン鳥栖は、勝利が遠く19位に沈んでいます。前回対戦とはまたメンバ―も変わっていて、システムは4-2-3-1です。長沼が左SBです。マルセロヒアンの速さは脅威だけど、トップ下の新外国人は不明です。サンフレッチェの前プレスをGKも使って外して、マルセロヒアンの速さを活かしたサッカーをやってきそうです。速さのあるFWには手を焼いているので、その対応をイヨハを含めてできるのかどうか、そこがポイントです。

 もうひとつのポイントは主審だけど、マリノス戦じゃないから大丈夫でしょう(笑)。今日は、イヨハの育成試合になりそうなので、2-1で勝利を予想した試合前です。

 立ち上がりこそ、サンフレッチェのプレスにサガン鳥栖がパスミスをしたことでチャンスが作れていたけど、慣れてくるとGKからワイドにボールを出されます。そして、横山のスピードに乗ったドリブルに手を焼きます。

 やはり、ワイドからスピードに乗ってこられると対応は難しいですね。ただ、釣りだされたDFのカバーをボランチがしっかりと戻って塞いでいるので、シュートコースが限定されるため、大迫のナイスセーブで防ぎます。

 サガンのトップ下は下がってボールを受けたがるためか、あまり脅威に感じないです。そういえば、清武もセレッソからレンタルしているけど、清武をここで使っていないということは、期待はもっと高いのでしょう。

 前半は、サイドからの突破でピンチが増えました。また、その流れから多くのCKを与えたけど、ここで失点しなかったことが試合の流れを変えました。

 大迫のゴールキックをドウグラスVが競ってマルコスにボールが落ちます。ドウグラスVに気を取られたのか、サガンのDF二人がマルコスをフリーにしていたので、マルコスはPA内で落ち着いてバウンドするボールを左足で合わせました。簡単に決めたけど、決して簡単なシュートではなかったので、やはりマルコスはシュートがうまい。



 後半も同じメンバーで始まります。立ち上がりに相手DFからマルセロヒアンにロングパス。荒木をブロックしながら交わして前を向くとシュート。大迫の股を抜いてゴールを決めました。完全にマルセロヒアンの個人技にやられました。いきなり同点になります。

 同点になったので、お互いに勝ち越し点を狙ってオープンな展開になります。サガンにもチャンスが増えたけど、大迫の顔面ナイスセーブで守ります。今日の勝利は、先に失点しなかった大迫のセーブが一番の要因だと思います。

61分にドウグラスV->満田、マルコス->加藤になります。大橋がワントップ、満田、加藤のシャドーです。加藤は、目の上に大きな絆創膏を張っていたのが、少し痛々しい。でも、元気です。

 二人が前からしっかりと追っていくので、またサンフレッチェのペースになります。この二人が終盤に出てくると、相手は大変でしょう。この暑い夏の終盤は誰もが足が止まりそうになるけど、ただでさえフレッシュな二人だから。

 勝ち越し点は、サガンがクリアミスしたボールを右サイドで新井が拾ってから。PA内に入った松本泰にパス。松本泰はいつもなら縦に入ってマイナスのクロスだけど、この時は中野が追い越してきたことで、スペースができた左足に持ち替えて、カットインしてからシュート。力強いシュートは相手のブロックを弾いてゴール左に決まりました。咄嗟に左に持ち替えたのが功を奏しました。



 後半の飲水タイム後は完全にサンフレッチェのペースです。サガンは選手交代をしていたけど、全体的に足は止まり気味です。サンフレッチェがスペースを受けて、縦に速い攻撃を続けていきます。

 そして、新井のグランダーのクロス。ニアに逆サイドから東がDFを連れて走りこみます。東は今日も得点はなかったけど、こうやって危険なスペースに入ってくるのがいいですね。

 ボールは東をスルーして後ろへ。そこに大橋が相手DFより先に入ってゴールを決めました。3点目で勝利を確実にします。相手DFが二人いたのに、大橋の反応が一番上でした。今季11点目。

 90分に東->志知に交代。そのまま左WBに入ります。アディショナルタイムに入っても攻撃の手をゆるめません。新井のFKに大橋が合わせたけど、枠を外れます。さらに、攻撃を続けて、満田のクロスは跳ね返されます。ボールを拾った志知は、シュートではなくクロス。跳ね返されたけど、満田が中央で拾って、ドリブルから左足でシュートを決めました。なんと、4点目。前回対戦と同じ得点数になりました。

 最後に、松本泰->青山、新井->茶島になります。それぞれのポジションで試合を締めて終了になりました。

 終わってみれば、4-1と快勝になりました。ただ、前半の不安定さなどは大迫のナイスセーブがなかったら、どうなっていたのかわからない展開でした。前半に先制されない戦いができれば、やはり勝てるチームなのだろうと思います。

 注目のイヨハ、特に破綻なく前年はパープルサンガで主力だった力を示しました。試合勘の問題はあるけど、少なくともベンチ入りできる力を示しました。佐々木からポジションを奪うのはまだ無理だけど、連戦時や天皇杯ではチャンスがありそうです。イヨハの育成に成功した試合になりました。

 ただ、暑い夏の試合は前プレスがとても厳しいですね。フル出場になった塩谷は走行距離が9.1㎞とほとんど走っていないです。監督には、もっと走らないといけないと言われそうだけど、この暑さでは、考えて走らないと無理でしょう。

 今日の試合で勝点が40になりました。これで残留は確定です。サガンは19位だけど、近場の専用スタジアムのチームなので、残留してほしいと思います。相性の良さもあるけど、見ていて楽しいサッカーになる貴重なチームです。

 アルスランは、中国新聞に獲得報道がでたので、確定ですね。スキッベ監督もインタビューで中盤の底ができる選手を補強するといっていたので、監督の希望にかなった選手なのでしょう。中断期間を使って、チーム戦術に慣れてもらいましょう。VfBシュトゥットガルトで顔見世になるでしょうか。

p.s. 寿人は謹慎が終わったようで、めでたしめでたし(笑)。






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Last updated  2024年07月23日 10時00分13秒
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