ホテルと旅館の批評

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2024年09月05日
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カテゴリ: サンフレッチェ





 サンフレッチェは、台風の影響があったとはいえ、前節から1週間あいているので調整は十分でしょう。そうなるとメンバーは変わらず、同じメンバーでの戦いだろうと予想した先発メンバーは以下になりました。


       加藤       

   アルスラン   満田   

東  川辺    松本泰    新井

   佐々木 荒木  中野   

       大迫       

SUB:川浪、イヨハ、越道、茶島、塩谷、中島、ドウグラスV


 アルスランのコンディションが整ったことで先発です。代わりに塩谷がベンチになりました。塩谷は不満かもしれないけど、この布陣で行けるのなら、塩谷を休ませながら連戦を戦うことができます。ベンチは、志知と茶島が入れ替わり。この当たりの基準は不明です。





 FC東京のカウンターは脅威だけど、中盤に川辺が戻ったこと、途中から塩谷が投入されることを考えれば、守備は安定しているので、そこまで失点しないと思います。だから、今日は2-0で勝利と予想した試合前です。先発のアルスランに期待しましょう。


 立ち上がりにピンチになります。サンフレッチェはボールを保持して回すようになったので、後ろを4バックにすることが増えました。大迫が出したボールがあいまいで松本泰の前で相手にカットされます。最後は、Dオリベイラにシュートを打たれたけど、大迫がセーブして事なきを得ました。立ちあがりに失点していたら、試合展開は変わったかもしれない。


 サンフレッチェは、後ろを4枚にする4-1-3-2の攻撃布陣だったり、後ろを3-2してボールを受けるパターンの二つを使います。相手からのプレスが強いと、川辺や松本泰がDFラインに入ってボールを回します。ただ、そこからの前進がうまく行きません。サイドを使っての前進は相手の守備に掛かることも多く、攻守の入れ替わりが激しくなります。


 左サイドでボールを受けた満田がファーサイドの加藤にクロスを入れます。加藤をそれをダイレクトで中央に折り返すけど、DFに当たってしまいます。しかし、そのこぼれ球がPA内のアルスランに流れます。ボールを拾ったアルスランは、足を広げてブロックにくるDFの股を狙ってシュートを決めました。GKはファーサイドを意識しているので完全に逆を突かれる形になり反応できません。あっさりと先制点。アルスランをシャドーの先発で起用が当たりました。というか、アルスランは、シュートがうますぎ(本人曰く、スペシャルショットらしい)。


 飲水タイム後にFC東京が攻勢に出たけど、大迫を中心にしっかりと守ります。Eガウディーノの左足は脅威だけど、佐々木はしっかり対応できています。ただ、先制しているけど、攻撃のスムーズさがあまり見られないですね。

 それでも、右サイドのPA付近でボールを受けた加藤が速い低いクロスを入れます。それが相手DFに当たって跳ね返ったボールを加藤とDFが競ったところ、ボールはアルスランの前に。アルスランは、ボールを受ける前にGKの位置を確認してから、振り向きざまにシュート。シュートはGKの股下を抜けてゴールになりました。GKが体を大きくすることを考えてのシュートみたいだけど、これはちょっと出来過ぎ。右足シュートは決定率100%?

 前半は2-0でリードして終わったものの、攻撃時にパスの繋がりが悪く、試合内容はそこまでいい感じではありません。中盤でボールをロストしたときにカウンターを受けてしまう不安定さが残りました。

 選手交代なく後半開始です。でも、松本泰とアルスランはポジションチェンジしていました。前からのプレスを強くするためと中盤でのパスコースを作るためだと思います。

 立ち上がりは攻勢でたけど、川辺が中盤で2枚目のイエローカードを貰いそうなファールをします。アドヴァンテージで流されたけど、危ないシーンでした。2枚目のイエローカードなら、流さないですぐにカードを出すべきだと思うけど、まあ審判の判断なのでしょう。VARも何も言わなかったので。そのプレーを見て、すぐにスキッベ監督は川辺に変えて塩谷を入れます。

 そして、後半15分。左サイドでボールを回して、いつものように松本泰がPA左のポケットに侵入。ボールを受けると相手DFの股下にボールを通して体を入れ替えたところで倒されてPKを得ました。これまでなんどかPA内で倒されてきたけど、今回はようやくPKを認められました。後半、ポジションチェンジをした監督の采配も当たりました。

 そのPKをアルスランに譲ったことで、松本泰はアルスランの一番のお気に入りになります。実際、一番走っているので、アルスランには使いやすいのでしょう。



 でも、加藤のシュートもドウグラスVのシュートも枠を捉えません。ドウグラスVは新外国人を意識しているのか、今日は積極的にシュートになりました。でも、4点目のチャンスを潰すと、相手に流れがでてきます。

 カウンターで越道が振り切られて、右サイドから中央にグランダーのパス。逆サイドは佐々木しかおらず、中央がぽっかりと空いていたためそこに走りこんだ相手選手にゴールを決められてしまいました。まあ、カウンター時の越道の対応に問題はあるけど、これはしかたないか。


 それよりも、2点目でしょう。相手CKになってすぐにリスタート。それに反応出来ずにオウンゴールを許しました。アディショナルタイムに入っているだけに、ここで集中力が切れていたことを反省すべきでしょう。


 3点差から1点差になって俄然FC東京が積極的に来たけど、しっかりと守って勝ち切りました。終了前にドウグラスVのイエローカードは無駄でした。

 終盤グダグダになりながらも、しっかりと勝点3を取りました。勝利したことでしっかりと反省ができます。今日の試合は、アルスランの適正ポジションの確認と中島、越道の育成ができたことで、価値のある試合になりました。




 次節は代表ウィークのため、ルヴァンカップになります。ルヴァンカップ、天皇杯、Jリーグとすべての可能性を残して、9月の連戦を迎えます。ここを乗り切ることができるのか、楽しみな9月になります。







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Last updated  2024年09月05日 10時00分16秒
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