ホテルと旅館の批評

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2024年09月10日
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カテゴリ: サンフレッチェ




 中3日での連戦、同じメンバーで始まるかと思われた先発メンバーは以下になりました。


       ドウグラスV       

   アルスラン   加藤   

東  川辺    松本泰    新井

   佐々木 荒木  中野   

       川浪       

SUB:田中、イヨハ、塩谷、満田、柏、茶島、越道、中島、パシエンシア


 第1戦の後半のメンバーになりました。ドウグラスVを後半からいれることで、攻撃の形ができてきたので、この試合は先制して逃げ切ろうという戦術でしょう。パシエンシアが入ったことで、井上が外れました。また、柏、茶島、越道あたりは、基準はよくわかりません。ドウグラスV、アルスランを前に置くと、プレスが少し弱くなってしまいそうだけど、ドウグラスVの高さを活かして押し込める展開にしたいですね。


 対するグランパスは、3-4-2-1と同じシステムです。でも、山岸がケガで欠場です。そして、パトリックの先発は連戦を考えてのことでしょう。ユンカー、永井が終盤にでてくるとカウンターが怖いので、できるだけリードした状態で終盤を迎えたいですね。

 第1戦は負けてもおかしくない展開でした。ほぼ互角の試合をしているので1点リードはほとんどあってないものです。でも、延長にはいると、次は中2日でリーグ戦、アウェイのアントラーズ戦なので、できれば90分で決着をつけたい。なんとか1-1で2戦合計で勝ち抜けたいと思った試合前です。

 情報を遮断して、Linmo(録)で見ようとしたら、Videoの時間が3時間40分。もう見る前から延長突入は決定。PK戦なら負けだなと思った視聴開始です。結末が予想出来てしまうと、もう見てもワクワク感はなくなりました。それは全部、貧乏が悪い(笑)。

 試合開始からグランパスが積極的に攻めてきます。どうしても立ち上がりは受けてしまいますね。そして、無駄なファールからFKをパトリックにヘディングシュートを決められてしまいます。佐々木が付いていたと思うけど、コースを見誤ったのか、フリーにしてしまいました。それでも、まだ同点です。しかし、ここからグランパスに攻め込まれます。

 それでも、ここを耐えたのはよかったと思います。飲水タイム後はグランパスのプレスが落ちたこともあり、サンフレッチェがボールを持って攻めます。ただ、5バックで5-4-1のブロックを作られるとなかなかチャンスは作れません。後ろでボールを回して、ずれを作りたいけど、グランパスはしっかりと守ります。ドリブルで仕掛けられる選手はいないので、いい位置でFKももらえないですね。アルスランだけでなんとかなることでもないでしょう。


 前半はリードを許して終わります。後半開始に川辺->中島になります。アルスランがボランチに降りて、中島がシャドーに入ります。川辺は疲れが見えることと前半の終盤はサンフレッチェがボールを持って押し込んでいたので、後ろでパスが出せるアルスランをボランチに持ってきたと思います。それに、中島への評価がとても高いですね。

 選手交代が当たり、後半はサンフレッチェペースになります。しかし、まあシュートは決まらない。加藤は疲労がピークではないかと思うほど、チャンスで外します。

 90分で決着をつけようと思ったのか、スキッベ監督はなんと後半20分にドウグラスVに変えてパシエンシアを投入です。連携どころかコンディションが整っているとは思えないのに、即投入ということは信頼が高いのでしょう。高さを活かして、東のクロスから得点が生まれるかもしれません。


 パシエンシアは、あまり動かないですね。守備も積極的ではなく、なぜ投入したのか。一度、肩でトラップして振り向きざまにシュートを枠内に飛ばしたけど、ランゲラックのセーブに合いました。FWの片りんを見せたけど、ピエロスの復帰が待たれます。結局、PK戦でもゴールを外しているので、散々なデビューでした。まあ、起用した監督が悪い。


 グランパスは、後半にユンカーと永井を投入しています。第1戦と違って、そこまでカウンターの脅威はなかったので、後ろの3人はしっかりと守っていました。


 後半35分、加藤に変えて満田を入れます。満田は前から積極的にプレスをしてチャンスを作ります。もっとも、シュートは相変わらずだけど、守備のできないパシエンシアの代わりに2倍守備をしている感じです。

 後半はサンフレッチェのペースだったけど、シュートは打てど入らない。シーズン前半の時のような内容でした。まあ、シュートを打っているけど、決定的なチャンスはすくなかったので、延長突入になりました。


 PK戦までいくので、何もないのかと思ったいたら、延長前半の最後に右サイド深いとこからFK。東が蹴るだろうと思ったら、FKはそのままゴール左サイドに突き刺さりました。クロスではなく、しっかりとシュートを狙って打ったようです。リーグ戦に取っておきたい(笑)。でも、喜びは半分、リードしたのにPK突入は、このあと失点するのかと分かっているから。

 リードしたことで、ようやくアルスラン->塩谷になります。延長後半開始に、東->イヨハとなり、逃げ切りを狙って守備を固めます。しかし、すぐに佐々木が足首を痛めてしまいます。このアクシデントが痛かった。佐々木->越道になり、イヨハが左CB、越道が左WBになります。守備を固めるために、イヨハを出したのなら、ここは茶島でいいのではないかと思うけど、監督には身長が足りないのでしょう。




 でも、これでそのまま延長終了することが分かりました。後は、延長後半終了間際に相手のシュートがバーを叩いたけど、もう入らないとわかっているので、普通に見られます。そして、延長が終了しました。

 PK戦の前にベンチを見ていると、パシエンシアが監督と話して人差し指を出していたので、一番手に志願したようです。大丈夫かなと思ったら、案の定、シュートはゴールを捉えずに右上に外れて失敗です。志願して外す、ミキッチ以来か(笑)。たださえ不利なのに、これで負けが決定しました。結局、満田、松本も外して、3-1で敗戦となりました。


 過密日程のなか、延長、PKまで戦って敗戦は最悪の結果ですね。次は、ホームとはいえ中2日で天皇杯のガンバ戦。今日の疲労からどこまでリカバリーできるのか、さらに天皇杯の後は中2日でアウェイのアントラーズ戦。加藤をはじめ、主力の疲労は厳しいものがあると思います。もしかして、すべてを失ってしまう1週間になるかもしれません。決して厚くない選手層であることは、この2戦で明らかというより前から自明。ベストメンバーもいいけど、そろそろ優先度を考えるべき時でしょう。

 さらに、佐々木のケガが心配です。足首なので長引くようだとリーグ戦も終了です。その場合は潔く考えを改めて、イヨハの育成に当てましょう。後半から登場した中島は、唯一PK戦でもPKを成功させるなど、攻撃に関してはかなりよくなりました。試合の中で積極的にシュートも狙っているので、そろそろ結果が欲しいですね。






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Last updated  2024年09月10日 10時00分13秒
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