ホテルと旅館の批評

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2024年09月16日
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カテゴリ: サンフレッチェ




 育成クラブでルヴァンカップ、天皇杯はともにベスト8は十分な結果だけど、リーグ戦で結果が出なければ、それも評価が下がります。どの試合も同じで常にベストメンバーで臨めるクラブではないことは最初から分かっています。

 今節は、中2日でアウェイのアントラーズ戦です。大迫が代表から戻って来て、関東で調整して合流とのこと。GKは変更があるとして、他のメンバーはどうなるのか、ある意味興味のある先発メンバーは以下になりました。

      パシエンシア      

   加藤       松本泰   

東   塩谷    川辺    新井

   佐々木  荒木  中野   

        大迫       

SUB:川浪、イヨハ、満田、柏、井上、アルスラン、ドウグラスV



 残りのメンバーは、死なない程度にプレーしましょう。しかし、ピエロス、マルコスの不在が痛いですね。ベンチには、井上も入っているということは、なにがなんでも点を奪うという意志でしょうか。

 対するアントラーズは、4-2-3-1。鈴木のワントップに柴崎がトップ下。知念がボランチに復帰して、調整期間が十分で望んできます。鈴木が自由に動くので、荒木とボランチでしっかりと監視が必要でしょう。また、柴崎の旨さが怖いですね。カウンターになったときの裏へのパスが脅威です。

 コンディションが十分でない中でのアウェイのアントラーズ戦。前回対戦では力負けしたチームなので、簡単に勝利とはいかないでしょう。セットプレーに活路を見出してなんとか1-1の引き分けで十分と思った試合前です。パシエンシアの調整以外、今日の育成枠は誰もいないのか。審判がマリノスサポだけど、今日の相手はアントラーズなので問題ないそうです(笑)。

 立ち上がりから攻勢に出たのはサンフレッチェ。パシエンシアがしっかりとプレーに絡んでいます。さすがにルヴァンカップから1週間、動きがよくなりました。でも、一方的だったのに、たった1本のCKから失点します。

 左CKから新井のマークが外れて知念にヘディングシュートを決められました。ボランチでプレーとはいえ、元FWです。サンフレッチェは、マンマークで守るので外されると厳しいですね。アントラーズは、しっかりとCKの対策を練ってきたようです。この後もCKからマークを外して枠に当たるシュートを打たれています。幸いゴールにならなかったけど、CKから失点は今後の課題ですね。

 しかし、先制された直後、右CKを得ます。蹴るのは新井、中央へのクロスにパシエンシアが高いヘディンシュートを決めました。失点をすぐに取り戻しました。パシエンシアのJ初ゴール。しかし、パシエンシアのヘディングは強かった。

 この後も、パシエンシアは右サイドでトリッキーなパスをしてチャンスを作るプレーを見せてたりと、十分に主力になる力を示しました。パシエンシアとピエロスがセットで使えると連戦が楽になりそう。

 飲水タイム後は修正したので、一進一退の展開になります。パシエンシアは、中盤に下がってパスを受けたりと、わりと降りてきたけど、ベンチからは前に行けと指示が出てきます。

 東の裏へのパスに抜け出した川辺がボールを持つと、前に来た相手DFを股抜きでPA内に進入。低い速いクロスを中央に送ると、それを松本泰が押し込みました。さすがにゴール前なら外さないか。なんと、前半にリードを奪います。スキッベ監督がまだ川辺は日本のサッカーに慣れていないといっていたけど、バランスの取り方より、こういう前への飛び出しが足りないと思っていたのでしょう。松本泰にも川村にもこういうプレーを要求していましたね。塩谷のアンカーが前提です。

 後半も同じメンバーで開始。アントラーズは、システムを3-4-2-1にしてきました。中断中に練習してきたそうだけど、こうなるとかえって膠着状態になるので、これはラッキーと思いました。

 後半12分、パシエンシア->ドウグラスVになります。ドウグラスVはしっかりと前からプレスを掛けます。パシエンシアが結果を出してたので、うかうかとはしていられないでしょう。



 後半36分に、川辺->アルスランになります。松本がボランチ、アルスランがシャドーです。

 しかし、すぐに失点します。サイドをドリブルで上がれると、最終ラインが低くなります。サイドからパスをPA内に繋がれて、反転シュートを決められました。佐々木は初めての対戦なのでプレースタイルが分からなかっただろうけど、ここはなんとか抑えたかったですね。この後のプレーではしっかりと対応していたので、このワンプレーが悔やまれます。

 一方、攻撃はアルスランに前線の起点になってもらうつもりだろうけど、前線にボールがはいりません。ドウグラスVでボールがおさまることもないので、アルスランといえどもどうしようもない。

 なんとか耐えて引き分けにしたいと思っていた後半44分、もう動けなくなっていた加藤に代えて満田を入れます。もっと早くから入れてもいいと思ったけど、交代回数が最後だから慎重になったのかも。満田には前からプレスを掛けて、少しでも最終ラインを楽にしてもらいましょう。

 カウンターでボールを持ちあがる満田。しかし、ドリブルを遅らせてみても周りは誰も来ません。ならばとシュートを狙いましたがGKに弾かれます。枠を捉えていたけど、ちょっと距離が遠かったか。



 さらに、佐々木のクロスをドウグラスVがヘディングシュート。決まったと思ったけど、GKに弾かれました。ドウグラスVは持っていない。今日、パシエンシアが活躍しただけに、ピエロス復帰後はどうなるのかわからないですね。

 そして、試合は2-2の引き分けで終了しました。アディショナルタイムのチャンスを考えると勝てた試合だったと思います。でも、中2日の3連戦目。アウェイでアントラーズ相手に勝点1は、育成クラブには十分な結果でしょう。

 試合後にスキッベ監督は、次のACL2戦はサブメンバーが出場すると明言したので、ようやくターンオーバーになりそうです。主力はしっかりと休みましょう。加藤とかいつ壊れてもおかしくないように思えます。今日勝点1が取れたことがよかったと思えるように、マリノス、町田戦に集中しましょう。ACL2はDAZNで中継です。






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Last updated  2024年09月16日 10時00分14秒
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