ホテルと旅館の批評

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2024年09月30日
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カテゴリ: サンフレッチェ




 スキッベ監督がメンバーを変えるような示唆をしたので、どんな先発メンバーになるのかと思ったら、前節と同じでした。先発メンバーは以下になります。

      パシエンシア      

   アルスラン     加藤   

東   松本泰   川辺    中野

   佐々木  荒木   塩谷   

        大迫       

SUB:川浪、イヨハ、新井、満田、柏、ピエロス、ドウグラスV

 ベンチまで含めて同じです。中4日であるACL2のアウェイに向けてのことでしょうか。マリノス戦はこのメンバーで立ち上がりに先制しただけに、同じパターンで先制を狙うようです。



 すでに前回対戦でロングスローへの対策はわかっています。そこをしっかりと抑えれば、攻撃に連動性がないので、町田の怖さはなくなります。夏に加入したスピードのある相馬、日本代表に選ばれた望月がいるけど、ロングスローとデザインされたCKに気をつければ、2-0で勝利できると思った試合前です。

 試合開始から積極的に攻めます。右サイドのスローインでまた加藤が右サイドを抜け出して、クロス。ファーサイドにいた東がシュートしたけど、枠外。アルスランに話を聞けといっても、コースがなかったか。

 さらに、右サイドでボールを持った中野が左足でクロス。パシエンシアがニアで足で合わせてゴールを奪いました。相手DFに当たったけど、しっかりと先に触って枠を捉えていたので、弾かれることなくゴールになりました。なんと、また3分で先制です。

 そのまま攻勢が続きます。塩谷が上がってきてボールを受けると、前が空いたのでミドルシュートを打つかと思ったら、クランダーのパスをゴール前に。加藤がそれをダイレクトでシュートを打ったけど、GKにセーブされました。しかし、きちんと「オンターゲット」。アルスランの金言を実行しているに違いない。

 攻撃の手をゆるめないサンフレッチェは、アルスランへのファールから素早いリスタート。右サイドで中野がボールを持ちます。相手DFと駆け引きをして、低くて速いクロスを上げます。そこに加藤がニアで合わせて、追加点をあげました。これも、相手DFに当たったけど「オンターゲット」。素晴らしいゴールになりました。

 さすがに立ち上がりの勢いが落ちてきて、ゼルビアの攻撃を受けます。特に左サイドの望月へのロングボールは、東が競り勝てないので攻撃の起点になります。高身長のSBは貴重な存在です。代表の試合に出ていないとはいえ、呼ばれるのがわかります。

 ただ、サイドで起点になられても、セカンドボールの意識が高いこと、サイドには3人いることでカバーができていました。ゼルビアは、本来ならこれをFWでやりたいところだけど、荒木や佐々木がほとんど相手のFWを抑えていたので、SBを高い位置に出して活路を見出したいところだったと思います。

 あと、ゼルビアはGKからのロングボールも攻撃のひとつでした。裏への抜け出してから前掛かりになりそうなサンフレッチェの逆を突いて、一気にチャンスを作る戦術です。ただ、マリノスと違って攻撃に連動性がないので、怖さは半減します。ロングスローは何が起こるのかわからない怖さが少しは残るけど、それ以外の攻撃がないのがまだ足りないところか。ゼルビアの改善点のようです。

 負けないだろうと思っていたけど、まさか前半で2-0とは思いませんでした。前半に川辺がイエローカードを受けたのが無駄だったぐらいしょう。これで、新井と川辺がリーチになりました。残り6試合、どこかで出停になりそうです。

 後半開始時に、パシエンシア->ドウグラスVになります。パシエンシアはまだキャンプ中というこで前半で交代になりました。

 前半は、ブロックを作って守ることが多かった町田は、後半は前からプレスをするようになりました。システムを少し変えて、3-4-3に近い形で前からプレスを掛けるようになりました。でも、同じシステムならサンフレッチェに一日の長あり。



 63分にアルスラン->新井になります。新井が右WB、中野が右CB、塩谷がボランチ、松本泰がシャドーになります。前半に一枚カードをもらっていた川辺を交代させるかと思ったけど、今日は交代しませんでした。ようやく日本のサッカーに慣れてきたと判断したのでしょう。

 3点目を取れば試合は決すると思ったけど、3点目はなかなか遠いですね。今日も走り回る松本がポケットを取って、空いたスペースに走りこんできた東が左足シュート。右ポストを直撃します。東だけは、アルスランの金言を聞いていないのか(笑)。 

 ゼルビアはミッチェルデュークとエリキをいれてロングパスを使って押し込もうとするけど、DF陣はあわてなかったですね。今の3バックに川辺、塩谷のボランチの安定感は半端ないです。後半リードしたら、もうこの組み合わせで逃げ切りたいくらい。塩谷が何処まで持つかわからないけど。

 最後に、加藤に代えて満田や東に代えてイヨハを守備固めとして入れるかと思ったけど、交代はありませんでした。ACL2を考えて、サブはそちらに全力ということなのでしょう。

 その代わりに、最後はドウグラスV->ピエロスになりました。ドウグラスVが少し前に後頭部を打っていたことと、週中のACL2を考えて少しでもピエロスを使いたかったのでしょう。



 今日の育成は、パシエンシアがキャンプ中だから右WBの中野。すっかり忘れているけど、まだ大卒2年目だから。

 次の試合は10/3にACL2アウェイゲーム・東方戦です。前回と同じくターンオーバーにしましょう。井上、中島が不在なので、ワントップはドウグラスVでしょうか。そのために、途中出場&途中交代したと思います。ピエロスと二人で90分行けるでしょう。

 さらに中二日でアウェイのジュビロ磐田です。今日の先発メンバーは、そちらに照準を合わせて調整してもらいたいですね。そして、パシエンシアが早くキャンプを打ち上げることを願います。







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Last updated  2024年09月30日 10時00分12秒
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