ホテルと旅館の批評

ホテルと旅館の批評

2024年10月01日
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カテゴリ: PC




 ブルーバックの画面を見ると、ntfs.sysでエラーになっているので、おそらくHDDが壊れたのだろうと思いました。このPCは、128GBのM.2タイプSSDと1TBのSATAのHDDの構成で、OSなどはSSDにインストールされています。ntfs.sysが立ちあがっていること、オンボードのM.2タイプのSSDがいきなり壊れることは少ないので、SATA接続のHDDが原因でしょう。

 HDDが正常に応答しなくなったか、SATAケーブルが破断したのかどちらかでしょう。でも、初期不良ではないのでSATAケーブルよりHDD本体の可能性が高そうです。購入して6年になるので、HDDもそろそろ寿命かもね。

 それで、原因調査のためHDDを外すことにします。これまでノートPCは何度か分解してきたので、裏返してネジを外していきます。この辺りは、これまでのHPのノートPCと同じですね。




 PCのネジは赤丸のところにあります。四隅のゴムパッドの下にも隠れているので、そちらも外します。



 次に、DVDドライブを外します。



 ドライブはネジなどで止まっているのではないので、そのまま引き抜けます。

 裏面のカバーは、四隅で止められているので、そのうちの一か所に薄いマイナスドライバーを差し込んで外します。専用ツール(スパッジャー)を使うと傷がつかないので、気になる人は専用ツールを使いましょう。

 ひとつの角を浮かしたら、いつものように使わなくなったプラスチックカードを周辺に沿って滑らせてカバーをパキパキと外していきます。HPのPCは、この辺りのやり方は変わらないですね。






 あと、ファン回りが埃だらけなので、綿棒を使って掃除しておきました。




 関係ないだろうけど、M.2SSDは一度外して、指し直しておきました。

 次に、HDDを取り出します。昔と違ってネジなどはなく、樹脂の台座に嵌めて固定させるようになっていました。製造業では当たり前だけど、製造工程で毎年コストカットのための改良がおこなわれているようです。



 バッテリーは見なかったことにして、HDDのSATAケーブルを外します。そして、表向きにして起動させます。すると、PCは正常に立ち上がりました。パチパチ。

 OSなどは、CドライブのSSDにインストールされているので、HDDを外せばそのまま上がってきました。やはり、DドライブのHDDがお亡くなりになったようです。データ領域に使っていたけど、あまりバックアップを取っていなかったので、古いデータからやり直しですね。これが一番つらい所。

 128GBのSSDだけで使うのは無理なので、HDDの代わりに新しいSSDを使うことにします。とりあえずPCを128GBのSSDだけで立ち上げて、ネットでSSDを探します。

 容量は1TBもいらないので、値段を考えて512MBのSSDを対象にしました。前回、 HP Pavilion15-ba000のHDDをSSDに換装するときは、OSごと移すことになったので、信頼性のあるクルーシャルのSSD MX500にしました。

 今回も同じクルーシャルのSSD MX500を探したら、円安&物価高のためか、かなり値段が上がっていました。まあ、MX500は古いので在庫も少ないのでしょう。新しいほうのBX500のバルク品(海外輸入版)でもよかったけど、次のPCまでの繋ぎなので、安いSSDを使うことにします。

 SSDは、結構中国製が増えていますね。比較的値段が安かったHanyeのSSD N400にしました。クルーシャルのSSDのバルク品より少し安いです。「信頼性がある」と書かれているけど、「おまいう」ほど信頼性はないでしょう(笑)。






 OSを入れるわけではないので、アクセス頻度が落ちるデータ領域なら、このレベルのSSDでいいだろうという判断です。お金があるならクルーシャルかキオクシアのSSDにしておきましょう(笑)。








 SATA接続用のSSDなので、SATAケーブルに繋いで、HDDのあった場所に戻します。



 PCの裏面を閉じる前に、このままひっくり返して、起動して確認します。安全のため裏面のカバーの上に置きましょう。

 起動後にPCにロングインしたら、「ディスクの管理」を起動します。すると、ディスク0に追加したSSDが認識されています。SSDはフォーマットされていないので、右クリックでフォーマットをします。フォーマットのタイプは、GPTです。Windows11でブータブルでもないので、MBRは選択しません。

 これによりディスクが認識されるので、Dドライブに設定しました。容量は、476.92GBでした。

 正常に認識されてフォーマットまでできたので電源を落とします。そして、裏面の蓋をつけて、ネジを締めたら終了です。



 HanyeのSSDは、こちらのほうが新しく、読み出し性能が少しあがっているようです。



 今回は興味本位で中華製を使ったけど、クルーシャルのBX500も手頃な価格なので、OSごとHDDから換装する人にはお勧めです。




 SSDのサイズが500GBでも512GBでも、Windowsで認識されて利用できる容量は約480GBになるので同じです。






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Last updated  2024年10月01日 10時00分15秒


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