ホテルと旅館の批評

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2024年10月23日
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カテゴリ: サンフレッチェ




 約2週間の中断をはさんで、アウェイの湘南ベルマーレ戦です。ベルマーレは毎年主力を抜かれながら、最後に残留をしっかりと勝ちとるチームを作ってきます。今年も終盤に向かい強いチームを作ってきました。だから終盤に当たるベルマーレはとてもやっかいです。

 前日にヴィッセルが負けたとはいえ、優勝のためには一戦も落とせないアウェイの試合、ベルマーレ戦の先発メンバーは以下になりました。

        加藤  

   アルスラン    松本泰   

東    中島    川辺    中野

   佐々木  荒木   塩谷   

        大迫       

SUB:川浪、新井、満田、柏、マルコス、ピエロス、パシエンシア


 そして、中島の先発。これまでも先発したことはあるけど、この大事な一戦で先発になりました。ACL2で公式戦初得点をあげたけど、脳震盪疑いで交代してからは初めてのプレーになりますね。

 一方、サブはもう攻撃陣だけ。イヨハがACL2の東方戦で信頼を落としたこともあるけど、勝点3が欲しい試合なので、絶対に得点して勝ついう意志でしょう。マルコス、ピエロス、パシエンシアだけでなく、新井までベンチなのだから、ベンチのレベルがシーズン当初とは見違えるほどレベルアップしていますね。

 リードしたらアルスランの代わりに新井をいれる、ピエロスを終盤のターゲットにする。もしリードされたら、マルコス、パシエンシアを入れて総攻撃といろいろなパターンに対応できそうです。70分で交代するだろうアルスランの代わりに誰が入るのか試合のポイントになりそうです。

 対するベルマーレは、3-1-4-2と同じようなシステムだし、サンフレッチェと同じスタイルのサッカーをやってきます。15位とはいえ、勝点は18位と並んでいるだけに、最悪でも勝点1を取りに来るでしょう。

 さらに2連勝中とこのチームらしく終盤に向けてチーム力を上げて、残留ラインのコントロールをしてきます。この時期でのアウェイで対戦するのはかなり厄介ですね。去年も大橋の一発にやられています(その大橋がもうJリーグからいなくなったとはとはいえ)。

 10月中旬なのに真夏日になろうかという暑い日の午後3時の試合。走り負けないで前半でリードを奪うことができれば勝機は十分にあります。昨日ヴィッセルがFC東京に負けたように、サッカーには何が起こるかわからないけど、前半でリードできれば十分に勝機があります。

 ここからは残り5試合すべて勝利しないといけないほど、ヒリヒリとした試合が続きます。ここからの5試合はすべての選手、スタッフ、フロント、サポの育成が始まりますね。これこそ、育成クラブの本領発揮でしょう。

 とても暑くなった日だけど、松本泰には問題ないでしょう。加藤、松本泰、アルスランのトリオで先制点を奪って、2-0で勝利したいところ。勝てばヴィッセルと勝点4差、一息つけるという皮算用がちらつく試合前です。

 慎重に入りそうな立ち上がりだけど、しっかりとボールを持ってサイドを使って攻撃をします。相手にボールを持たれても深く入ることを許しません。ベルマーレのパスの精度がよくないので、荒木や佐々木が簡単にインターセプトできていました。前からコースを限定できていることもあるけど、うまく試合をコントロールして進めたと思います。

 シュートも加藤のヘディングシュートは枠を外したけど、松本泰のシュートはきちんと枠を捉えています。しっかりとアルスランの指導が行きわたっているようです。

 そして、28分、左サイドでボールを持った加藤が中央に行くと見せかけて、右サイドに大きくパス。中野がトラップして落ち際のボールを叩くと素晴らしい弾丸シュートがゴール右に決まりました。今季一番じゃないかと言うほどのゴールになりました。



 これで、前半は1-0でリードして終わります。CKから守備には問題がありそうだけど、試合内容は完全にサンフレッチェのペースで、このまま勝てると正直思いました。

 後半も同じメンバーでスタートします。後半は、新井、ピエロスを入れるタイミングがいつになるのかと思いながら開始です。

 立ち上がりもサンフレッチェのペースで特に問題なく始まります。しかし、左サイドからのクロスを大迫が飛び出して弾くけど、相手に当たってクリアできません。そのボールを拾われて、ゴールを決められてしまいました。

 早い時間帯に同点になったけど、試合内容を考えれば、まだ十分に勝ち越すチャンスはあります。

 ただ風下になったためか、試合展開がオープンになりました。勝点1を意識して戦うのか、勝点3を絶対に取りに行くのか、少し意識に差があったのではないかと思います。



 さらに、ゴール前で決定的だったアルスランのシュートも右枠を外れてしまいました。アルスランがシュートが決まらないようでは、他の選手のシュートも難しいでしょう。今日は、そういう日でした。

 勝ち越し点を狙うために、中島->ピエロスになります。これで前線に起点を作りに行きます。

 しかし、ここでアクシデント発生。荒木が足を痛めて、新井に交代になります。これが地味に痛かった。新井が右WBに中野が中央CBに入ります。中野がいい選手だけど、守備に関してはまだ荒木のほうが安定しています。それでもヴィッセルではなくベルマーレが相手なので問題ないだろうと思いました。

 3人目の交代は誰かと思っていたら、アルスランに代えて満田でした。マルコスは出てこないようです。前からプレスを強めて、もっとかく乱しようという考えなのでしょう。

 アディショナルタイムは7分。アウェイなら勝点1でも十分と思えてきたところで落とし穴。勝点3が欲しいチーム同士、試合展開はオープンにならざるを得ないでしょうか。

 ベルマーレが左サイドからボールを運んでサンフレッチェの守備ラインを下げたところに後ろから走りこんできた選手にボールが渡ってシュートを決められました。そして、試合終了です。

 前半はサンフレッチェペース、後半に同点に追いつかれたけど、チャンスはしっかりと作っていました。シュートが決まっていれば勝てたと思います。しかし、最後は残留に必死なベルマーレの勢いが勝ったということでしょう。アウェイだから勝点1でも欲しい状況だったのに、アディショナルタイムで失点は非常に残念な結果になりました。

 幸い前日にヴィッセルが負けているので、勝点1は変わらず、首位をキープしています。残り4試合、勝ち続けないといけない試合が続きます。負けは12試合ぶりだけど、今からは勝点1が大きな意味を持ちます。残り4試合、まだまだヒリヒリした試合が続きますね。残留争いのヒリヒリでなく優勝争いのヒリヒリなので、大歓迎です。

 次は水曜日のホームでACL2のシドニーFC戦です。ACL2のグループ突破はサンフレッチェとシドニーFCになるだろうけど、ここはしっかりと勝って残りのアウェイ戦を楽に戦いですね。中3日あるので、スキッベ監督は主力を使ってくるでしょう。ベンチメンバーが11人入れられるので、青山もベンチ入りしそうですね。






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Last updated  2024年10月23日 13時33分49秒
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