ホテルと旅館の批評

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2024年10月26日
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カテゴリ: サンフレッチェ




 リーグ戦の敗戦から中3日。3日もあれば、休養は十分と主力が先発でしょう。ここで、勝利すれば、ほぼ勝ち抜けが決まります。さらに2週間後のアウェイはリーグ戦とのバランスを考えて、サブ主体で戦うことができます。ホームなので勝ちに行く先発メンバーは以下になりました。

        パシエンシア  

    アルスラン     加藤   

東   松本泰    川辺    新井

   佐々木  荒木   中野   

        大迫       

SUB:川浪、塩谷、満田、志知、茶島、中島、松本大、青山、マルコス、ピエロス、ドウグラスV

 新井が先発になり、塩谷がベンチになります。新井を使いたい場合はこのメンバーになりそうですね。塩谷は、後半途中からの出場になるでしょう。そのほか、ACL2なのでベンチはケガでもなければ全員集合のようです。イヨハはケガなのか・・・、ここでもベンチ入りしないのは不明です。



 お互い初対戦なので、序盤に相手のプレーを確認して対応できるかどうか、開始から15分はとても大事になりそうです。ただ、システムが違うので、中盤での潰しあいではなく、ワイドを使ってチャンスは作れそうです。今後のアウェイの試合を楽にするために、ホームだから勝利が必要です。どんな展開になるのかわからないけど、2-0で勝利を期待した試合前です。

 試合開始からシドニーは前プレスを掛けるサンフレッチェをうまく交わして、パス回しをします。アンカーのポジションもいいし、ドウグラス・コスタが自由にポジションを変えるので、中盤でなかなかプレスがかかりません。

 さらに、サンフレッチェがボールを奪っても、しっかりとプレスにくるので、長いボールを選択するしかなくて、攻撃の形が作りにくくなります。シドニーは、ゼルビアとアルビレックスを合わせたようなチームで、とても強いですね。なんだかJリーグの試合よりも厳しいです。

 開始5分でアクシデント発生。ロングボールを競り合った荒木が腰から落ちます。落ちた時に打ちどころが悪かったか、プレーはできずに、塩谷と交代になりました。脳震盪疑いでの交代になりました。リーグ戦は10日後だけど、リカバリープログラムは間に合うのか。

 中野が中央、塩谷が右CBに入ります。次のリーグ戦まで10日あるので、塩谷はほぼフル活動してもらいましょう。

 シドニーは、ロングボールより確実にボールを繋いでくるチームでした。特にアンカーの選手が旨くてフリーで受けて、簡単にパスを出して繋いできます。左サイドに流れたドウグラス・コスタがまたうますぎて、サンフレッチェはボールを取れません。さらに、左足からのクロスはとても脅威でした。

 シドニーはFWが縦関係になって、中野の前で選手がフリーになることが多くて、そこを使われました。どうもサンフレッチェの選手間では、無理について行かずに最後でしっかりとカバーをするという話だったようです。だから、危ない位置でのファールはありませんでした。

 少しずつシドニーのプレーに慣れてきたのか、ボールを奪うと相手の高いラインの裏にボールを出すようになります。そうそうVARがないのでオフサイドには気をつけないと。この高いラインは、マリノスのようですね。裏のスペースはGKがしっかりとカバーしていました。

 劣勢の中、中盤でアルスランがボールを持つと、右サイドの奥にパスをだします。新井が受け取ってボールを運びます。そして、右サイドからクロス。お約束どおりファーサイドから東が入って来て、しっかりとダイレクトシュートを決めました。4バックに対して、WBからWBの攻撃は、サンフレッチェの特徴で4バックを破る戦術ですね。そして、東が枠内に飛ばしたことがよかったですね。リーグ戦でも見せたシュートでした。

 リードしたことで、ラインが低くなってピンチにもなります。どうしてもボランチが下がり過ぎてしまうように思います。WBの裏に出た選手にボランチがカバーしたりするので、そうなってしまうのでしょうか。

 それでも、シュートブロックにしっかりと入ってゴールを許さない。ボールを奪えば、縦に速い攻撃でチャンスを作ります。ただ、いつ追いつかれても不思議ではない拮抗した試合になりました。



 そして、55分、アルスランがGKからパスを受けたDFにプレスに行ってボールを奪います。すぐに中央にいるピエロスにパス。ピエロスは素早く反転して、飛び出してくるGKに左を抜いて追加点をあげました。せっかくのチャンスをオフサイドで潰したりするピエロスだけど、こういうプレーはとてもうまいですね。

 2点差になってドウグラス・コスタが下がります。これでほっと一息と言いたいところだけど、いやいやシドニーは強いですね。Jリーグに来たら優勝争いしそうなくらいに、強いです。

 65分にアルスラン->中島になります。塩谷を早めに使ったしまったとはいえ、満田ではなく中島になりました。期待のされ方が違います。前からのプレスを強めて抑えに行きたいところだけど、パスで違いが出せる選手をいれたかったのでしょう。アウェイではなくホームというのも理由かもしれません。

 だんだんオープンな展開になって、サンフレッチェもチャンスが増えます。右サイドからピエロスへのクロス。ピエロスがトラップしてシュートしたけど、GKの顔面に当ててしまいました。恐れずに前に出たGKを褒めるべきでしょう。

 松本のヒールパスを受けた中島は、前へのトラップが少し大きくなったところを相手DFにボールをカットされました。チャンスだっただけにもったいない。足が速いわけではないので、カウンター向きとはいえないけど、逆サイドが空いていたので、もったいないロストでした。



 もっとも松本泰はよく走って、中盤で相手のパスを潰していたので、ここの守備以外は全く問題ない出来でした。これからも成長してもらいましょう。

 それでも同点を許さず、しっかりと守り切って2-1で勝利しました。いつものリーグ戦とは違って予想以上に強いチームだったので、面白い試合でした。平日の夜だったのが残念で、こういう試合は地上波で流してもらいたい白熱した試合でしたね。

これでACL2は3連勝になります。これで、2位以上はほぼ確定でしょう。リーグ戦の間で中2日で組まれているACL2のアウェイ戦はサブ主体で行きましょう。シドニーは、帯同する主力も絞ればいいと思います。スキッベ監督は、なんだか連れて行きそうだけど、さすがにシドニーは遠いよね。

 まあ、それより次は11/3のアウェイの京都サンガ戦ですね。夏の補強が成功して、後半戦はベルマーレと同じくらい勢いのあるチームです。勝点3が取れるようにしっかりと準備をしてもらいましょう。10日間あるのは、荒木の復帰も考えるととても助かります。






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Last updated  2024年10月26日 10時00分11秒
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