ホテルと旅館の批評

ホテルと旅館の批評

2024年11月16日
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カテゴリ: サンフレッチェ




 まあ、それでもシドニー戦はサブ主体だったので、リーグ戦は前節と同じメンバーだろうと予想した先発メンバーは以下でした。

        加藤  

   アルスラン    松本泰   

東   川辺    塩谷    新井

   佐々木  荒木   中野  

        大迫       

SUB:川浪、満田、柏、青山、ドウグラスV、ピエロス、パシエンシア

 塩谷、大丈夫か? 中二日で移動して先発になりました。ボランチを川辺と塩谷すると安定するけど、70分ぐらいで交代でしょうか。



 サブに青山が入りました。中島がU-19代表で離脱かと思ったら、体調不良で代表も辞退したようです。ちょっと、もったいない離脱になりました。

 また、ワントップ候補の3人がすべてベンチ入り。終盤にパワープレーをしないといけない状況を避けたいところだけど、終盤にパシエンシアをいれてくるとは思います。

 対するレッズは、夏に監督が交代。4-2-3-1のシステムで、守備の再構築をして守りを固めて、カウンターのチームです。ここのメンバーをみると残留争いしているのが不思議だけど、チームバランスは難しいようです。夏に移籍した長沼が左SBで先発でした。降格が決まっている鳥栖から移籍できてよかったですね。

 連敗を脱出してヴィッセルにプレッシャーをかけたい一戦です。シドニーFCのほうが強いので、しっかりと攻撃を行えば勝てる相手だと思います。なので、2-0で勝利を予想した試合前です。

 試合開始から全力で攻撃にでます。全員でプレスに行くので、ボールを拾ってサイドから攻撃。セカンドボールも拾って、相手を押し込みます。立ち上がりの15分でどれだけ攻めたのかというほどシュートを打ちます。ただ、レッズも全員で守るので、シュートは枠を捉えないか、捉えても相手のブロックにあいます。

 それでも先制点を必ず取る意識なので、攻め手をゆるめません。加藤をワントップにして起動性とプレスを強化したけど、前線に高さがなくなるので、クロスが有効にならないですね。相手を押し込んでも、まだ集中力のある前半では、守り切られてしまう感じです。もっと落ち着いて攻撃してもいいのにと思います。連敗しているので、点が欲しいという焦りもあるのかもしれません。

 一方的に攻めまくったのに点が入らないと、サッカーあるあるの発動です。左サイドからカウンターを食らってシュートを打たれます。一本目は相手がシュートを外してくれたけど、同じパターンで2回目は、中野のカバーミスもあり失点してしまいます。その前にハンドがあったけど、プレーに影響がないと判断されたのでしょう。前半に失点したのは、とても痛いところです。

 失点後にも攻めたけど、前半はリードされて終わります。試合の内容自体はよかったので、後半も同じメンバーでスタートです。しかし、リードした余裕か、レッズの方がプレーがよくなりました。早く点を取りたいサンフレッチェを完全に押し込んで行きます。立ち上がりは、前半と全く逆になりました。

 流れが悪いので、52分に新井->パシエンシアになります。中野が右WB、塩谷が右CB、松本泰がボランチ、加藤がシャドーにひとつずつ下がります。クロスは上がっていくので、中央に高さをもってきました。

 しかし、またも失点します。右サイドからシュート性のクロスをリンセンに合されて2点目を失いました。狙ったわけでないシュートが当たってゴールとは、「ついていない」と感じさせるには十分です。2点目で試合は決まったと思いました。

 やはり勝ちたい気持ちが強いのか、落ち着いてボールを保持する展開がないですね。過去の優勝時には、リードされてもプレースタイルを変えずに点を取りに行くことができたけど、やはり若い選手が増えたためか、勝ちたいという焦りがでてきているようです。



 2点リードしているためレッズが無理をしなくなったので、ボールを持つことはできます。でも、ゴール前を固められると、チャンスにはなりにくいですね。加藤が抜け出してシュートのチャンスもあったけど、ゴール左に外れました。あれだけ前半から走っていると、最後のところでもう体力は残っていないと思います。

 80分、塩谷->ピエロス、川辺→ドウグラスVになります。もうスクランブルです。前の3人は、ピエロス、パシエンシア、ドウグラスVになります。ピエロス、ドウグラスVの2トップに、パシエンシアと加藤がIHの位置ですね。

 アルスランがボランチのワンアンカー、満田が右WBになり、中野はまた右CBに戻ります。こうなると、点を取るために前に3人並べて、クロスを入れる作戦のみになります。でも、レッズもしっかりと守っているので、決定機は作れません。

 逆にカウンターから3点目を失いました。3点目は試合に影響はないとはいえ、順位には得失点差も絡んでくるので、無駄な失点でした。

 そして、得点できずに3-0で惨敗となりました。やはり、育成クラブが優勝するのは簡単ではないですね。でも、この優勝争いは、加藤や中野にはとてもいい経験でしょう。



ここ3試合は、ヴィッセルが1勝1敗1分と足踏みしているところなのに、サンフレッチェは3連敗で沈没中です。さらに、3位の町田FCとは勝点2の差になってしまいました。2位と3位では賞金が違うので、優勝は無理でも2位を守りたいですね。18年の2位とは全然価値が違うので、なんとか勝ち取りましょう。

 幸い代表戦があるために2週間空くので、しっかりとコンディションを整えて、ホーム最終戦のコンサドーレに勝って、2位を確定させましょう。ほぼ降格が決まっている相手だけど、大量得点を目指してオープンな展開になりそうです。相手に合わせることなく、落ち着いてボールを保持していくサッカーに戻りましょう。前線の組み合わせ次第で、どういうサッカーを選択するのがわかりそうです。

 その前にACL2のアウェイ、カヤFC戦があるけど、24人で行くのでしょう。また中二日でリーグ戦になるけど、まあシドニーより近いか(笑)。






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Last updated  2024年11月16日 16時09分24秒
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