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8月に入って最初の週末、久々に気功の集中講座に参加した。
8月中に何らかの講座に参加しないと会員資格が無くなるということもあって、それなら集中講座を受けようと思ったので、基礎の築気功を受講した。
12人のうち経験のある人は3人であとは初めての人達だった。
私は10年以上も前から受けているのだが、最近はブリッジや写真で予定が多く、金曜日の受講ができなくなっていた。久しぶりに基礎からやってみると普段さぼっていたのが大いに反省させられた。
この一カ月肩こりと腰の痛みがひどくて鍼やマッサージに週に一回の割で通っていたのだが少しも取れない状態だった。気功に参加したのもちょうどいいタイミングだったかもしれない。
初日の朝先生が「この講座に参加すればみなさんは気持ちが穏やかになり元気が出るようになります」、とおっしゃった。私はまさにそれを願って参加したのだと自分で感じた。
築気功を始めると肩の痛みで首がうまく動かないのを実感、それなら少しずつ痛みが無くなるように動かしていくのだなと頑張って体を動かしていった。一日目が終わった時気持ち良さが半分、体の痛みが半分という状態だった。翌日もまた同じように築気功をした。
そして二日目が終わって家に帰り夜になってみると肩が軽くなっていた。一カ月も悩まされていた肩から背中にかけての痛みとコリが軽くなっていた。
鍼治療の結果と気功のおかげで今は肩の痛みを気にしなくてもいいようになっているのがうれしい。やはり私にとっては気功が大事ということが分かった。知らないうちにあれこれとストレスをため込んでいたのかもしれない。
そして今日突然のことに義母が入院というはめになった。
朝から体中が痛いと言っていたのだが、股関節の痛みはいつものことだが、体中とはなんだろうと思ってみていたら、食欲もなく、動きも緩慢でトイレに行ったら歩けなくなってしまった。私一人しかいなかったのだが、何とか抱きかかえてベットのところに座らせて様子を見ていたら、とにかく背中も手も足も痛いという。また抱きかかえた時に体に熱があるようだなと感じたので、どうしたものかとかかりつけの整形の先生に電話をしてみたら、救急車を呼んで、入院できそうな病院に行きなさいとのこと。
救急車を呼んだらすぐ来てはくれたものの、受け入れの病院が決まるまで、1時間もかかってしまった。かかりつけ医が町の開業医だから大きな病院にはかかっていないので、なかなか初診となると大したことなさそうな患者はベットが空いていませんと断られることが多いとのこと。
救急隊員の方が申し訳なさそうに私におっしゃるのだが、これが救急の現実とつくずく思った。8番目にかけた病院に何とか空きがあったのでよかったと思った。市が違うのだが、すごく近い病院なので、私は救急車から降りて、自分の車で追いかけていった。
着いてからは義母はいろいろと検査した結果、下肢蜂窩織炎という病名だった。確かに足がむくんでそこに赤い虫に食われたような跡があり、本人は痛がっていたので、家に帰ってから調べたら、入院して原因物質に合った抗生物質を打たないといけないそうで、治療が素早くしてもらえたので、助かったと思った。
義母は熱で意識朦朧とはしていたが、家に帰って主人を連れて入院の手続きをし、部屋に行った時は、少し熱も下がり始めていて、意識も前よりは良くなっていたので、ほっとした。
蜂窩織炎は昔乳癌でリンパを取っている私たちは手がむくむことがあり、そこを虫に食われたり細菌が入ったりするとかかりますよと言われた病気であったことを、思い出した。自分がそうなった困ると思って、手がむくまないように以前はずいぶん気を使っていたと思った。
しばらく義母にとってはつらいことではあると思うが、入院をしたことのない彼女にとっては、歳とったら病院に入るからいいとおっしゃっていたことが、家にいるよりいいかどうか体験のチャンスだと、主人はのんびり構えている。
私が心配なのはそれよりも入院の結果足腰が弱り、歩けなくなり自分のことができなくなる方が心配でたまらない。自宅に帰ってきても四六時中付き添わなくてはならなかったらと思うと、目の前が真っ暗になりそうだ。病気が治ったら何とかリハビリに励んでもらいたいと願っている。