ゴーヤ泡盛の野毛日記

ゴーヤ泡盛の野毛日記

北海寿司


横引きの扉をガラリと開けるといらっしゃいの声が店内に響く。
L字のカウンターに7席。店を始めて45年になるという。ずっと通い続ける常連さんが二人いるのだと女将さんが嬉しそうに語る。カウンターの中央の席を促され、熱いお茶を入れてもらうことにした。
蘭の葉の上に生姜が乗る。鮮やかな緑に期待がわく。ショーケースを見ながら、まずは鮪、ほたてと頂く。女将さんは鮪問屋の娘だそうだ。厚みのあるネタを頬張ると口の中いっぱいに甘みが広がる。次にいくら。鯵と進む。鯵は注文してからさばく。一匹分を頂く贅沢。頃合いを見計らって女将さんがお茶を入れ換えてくれる。鯵が美味しかったので再び注文。
酒は住吉、出羽桜吟醸酒、玉乃光、北の誉、八海山などが並び、焼酎は紅乙女に雲海。握りでなくつまみで酒もよろしかろう。締めて¥2600也。


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