PR
カレンダー
カテゴリ
カテゴリ未分類
(30)ノスタルジックカメラで遊ぼう
(23)デジカメでも遊ぼう
(20)フォクトレンダーで行こう
(3)ブロニカ大好き
(7)大ツァイス帝国
(2)魅惑の蛇腹カメラ
(3)お気に入りのレンズ達
(1)お気に入りの洋楽
(4)お手頃時計
(0)フィーチャーフォンですが何か？
(0)今日の買い物
(39)Porter大好き
(4)レンズ泥沼
(8)レンズの泥沼
(0)フューチャーフォンで行こう
(2)カメラバック沼
(2)コメント新着
フリーページ
キーワードサーチ
▼キーワード検索
グラット氏
大好きなカメラについて書くので宜しくです
2017.01.08
カテゴリ： レンズ泥沼
FD FLレンズはキャノンがEFレンズに切り替えた時台に第一次危機を迎え、デジイチが本格普及する頃に第二次絶滅危機に瀕したレンズだ。
特にデジイチ普及時代の危機は深刻だった。銀塩なら使えるボディがいくらでもあるが、なにしろデジイチにはFDをつけるボディが見つからないのだ。デジタルキャノンがいち早くフルサイズをリリースしEFユーザーがこの世の春を横臥しているのを横目に旧来のFD愛好者は忸怩たる思いだったことだろう。
しかし長い長い雌伏の時代を経てFDFLユーザーに福音がもたらされる。救い主は銀塩時代に想像もできないメーカーだった。そう、ソニーやパナソニックといったデジタル時代にカメラ業界に本格参集してきたメーカーだったのだ。
ソニーにしてもパナソニックにしてもレンズラインナップが乏しい現状や、FDユーザーを取り込むという意味で実にウィンウィンの関係なのだ。
ソニーにしてもパナソニックにしてもレンズラインナップが乏しい現状や、FDユーザーを取り込むという意味で実にウィンウィンの関係なのだ。
一時はジャンク箱に大量に並んで更に見向きもされなかったFDレンズ群にやっと光があたったのだ。また現役時代に大量に出回ったせいで特に高騰することなく安定した在庫があるというのも好ましい。特に嬉しいのがライバルのニッコールより安価な価格だ。このレンズも、これがニッコールなら価格が２倍から３倍になっているのだ。
このレンズもその魅力は外観にあると言って良いと思う。ただでさえ大きかったf1,4の55mmを超える58mmのフィルター径は85ｍｍと見間違う威風堂々たる風貌だ。重量だって５００ｇ弱のヘビー級、手にズシリと来る感触が良い。ローレットは軽金属製、冷んやりとした温度が「ゴムじゃないぞ」と主張している。
さて、この時代は新種ガラスの開発に各社が凌ぎを削っていた時代。そして「エコレンズ」などが主流の現代では作ることのできない硝子が作られた時代だ。製造過程でカドミウムなどの猛毒が排出されるレンズ、そしてもうひとつのレンズが放射性元素を材料に含む硝子を採用したアトムレンズと言われるやつだ。
この前の58mmf1.2はアトムだが、このレンズはアトムレンズなのかはわからない。ただ、撮ってだしの絵が実にビビッドで現代のレンズ以上に鮮やかなのには驚かされる。パっと見、黄金色にコーティングされたレンズが古色蒼然としているだけにギャップが面白い。
光学ファインダー時代には嬉しい明るいレンズも電子式では絞りを変化させた一瞬だけしかファインダーの明るさ変化を感じられない。それでも良いのだ。でっかい単焦点レンズでピントを合わせてく過程が至福の時なのだ。
お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
[レンズ泥沼] カテゴリの最新記事
-
Lマウントキャノン50mmf1.4（モダンなスタ… 2017.04.22 コメント(1)
-
PYCCAP MP-2 (ルサール20mmf5.6) 2016.12.23 コメント(2)
-
Sonnar135mm f4（ツァイスの実力） 2016.12.18 コメント(2)
Re:CANON FL55mm f1，2（キャノンの大筒）(01/08)
Rikkie さん
どもども、大佐殿。
ミラーレス一眼のアダプター遊びが流行る前にフィルム時代のレンズが暴落しましたが、その中でもとりわけ安かったのがＦＬ／ＦＤレンズで次がＭＤ／ＭＣレンズでした。ＦＤ５５ｍｍＦ１．２が３０００円で、それでも高いなあという感じでした。たしかＭＣ５８ｍｍＦ１．２も、そんな価格帯じゃなかったかなあ。ＦＤ５５ｍｍＦ１．２は拾った時は綺麗だったのですが、地層の深い所に埋まっていたので、後玉の周辺にカビが生えてしまいました。不覚です。
ミラーレス一眼の時代になってもＦＬ／ＦＤレンズは比較的廉価でした。ＦＤレンズがつくアダプターがＦＬレンズがつくかというと、そうでもないんですよね。
こないだの名古屋中古カメラ市でネット友人に聞いた話ではＦＬレンズがつくＦＤマウントアダプターもあるそうです。ただ、どうも製品誤差でついたりつかなかったりという話もあるようで、そのあたりの事情もあってかＦＬレンズは注目されませんねえ。
でも、大佐殿のα７にはＦＬレンズがちゃんとついているので、しっかりしたアダプターがあるんですね。
アトムレンズって気にする方は凄く気にしますね。タクマーやＦＬマウントのアトムレンズのロットを公表するのに生きがいを感じている方もいらっしゃるようですな。
でも、本当のところは特定は難しいんじゃないですかね。メーカーも当時も今も大して気にしていないようで、公表しているとは限らないし。
「うちは子供が小さいからアトムレンズは買わない」という方がいらっしゃって、実害の有無はともかく、その気持ちは分からないでもないんですが、特定するのは難しい気がしますね。
拙僧も興味があった時期があるのですが、デジカメの同じ規格のバッテリーが杭州省で作られているのか貴州省で作られているのか調べるようなものなのではと思って、今は気にしていません。 (2017.01.08 14:48:56)
ミラーレス一眼のアダプター遊びが流行る前にフィルム時代のレンズが暴落しましたが、その中でもとりわけ安かったのがＦＬ／ＦＤレンズで次がＭＤ／ＭＣレンズでした。ＦＤ５５ｍｍＦ１．２が３０００円で、それでも高いなあという感じでした。たしかＭＣ５８ｍｍＦ１．２も、そんな価格帯じゃなかったかなあ。ＦＤ５５ｍｍＦ１．２は拾った時は綺麗だったのですが、地層の深い所に埋まっていたので、後玉の周辺にカビが生えてしまいました。不覚です。
ミラーレス一眼の時代になってもＦＬ／ＦＤレンズは比較的廉価でした。ＦＤレンズがつくアダプターがＦＬレンズがつくかというと、そうでもないんですよね。
こないだの名古屋中古カメラ市でネット友人に聞いた話ではＦＬレンズがつくＦＤマウントアダプターもあるそうです。ただ、どうも製品誤差でついたりつかなかったりという話もあるようで、そのあたりの事情もあってかＦＬレンズは注目されませんねえ。
でも、大佐殿のα７にはＦＬレンズがちゃんとついているので、しっかりしたアダプターがあるんですね。
アトムレンズって気にする方は凄く気にしますね。タクマーやＦＬマウントのアトムレンズのロットを公表するのに生きがいを感じている方もいらっしゃるようですな。
でも、本当のところは特定は難しいんじゃないですかね。メーカーも当時も今も大して気にしていないようで、公表しているとは限らないし。
「うちは子供が小さいからアトムレンズは買わない」という方がいらっしゃって、実害の有無はともかく、その気持ちは分からないでもないんですが、特定するのは難しい気がしますね。
拙僧も興味があった時期があるのですが、デジカメの同じ規格のバッテリーが杭州省で作られているのか貴州省で作られているのか調べるようなものなのではと思って、今は気にしていません。 (2017.01.08 14:48:56)
Re:CANON FL55mm f1，2（キャノンの大筒）(01/08)
Rikkieさんどもども。
FLだとうまく動かないアダプタがあるという話は私も聞きました。幸いこのアダプタは大丈夫みたいです。
アトムレンズについては欲しがる人と避ける人の二種類になるみたいですね。何でも自然界の20倍くらいあるけど人体に影響はないとか。まぁラドン風呂と同じだと思ってます。といっても子供が小さかったら気にしちゃうだろうなぁ。 (2017.01.08 17:07:30)
FLだとうまく動かないアダプタがあるという話は私も聞きました。幸いこのアダプタは大丈夫みたいです。
アトムレンズについては欲しがる人と避ける人の二種類になるみたいですね。何でも自然界の20倍くらいあるけど人体に影響はないとか。まぁラドン風呂と同じだと思ってます。といっても子供が小さかったら気にしちゃうだろうなぁ。 (2017.01.08 17:07:30)
【毎日開催】
15記事にいいね！で1ポイント
© Rakuten Group, Inc.
