癒しのうた

雲になったあの仔

雲になったあの仔

雲 素材屋様□opium□

小さい体で わたしを温めてくれたね 心まで
大きな瞳で わたしをなぐさめてくれたね いつのときも
わたしが悲しいとき 淋しいとき 辛いとき
心の隙間をいつもうめてくれた

白くふわふわして抱きしめると壊れてしまいそうなあなた
お腹をなでてなでてと ひつこかったあなた

いつも遊んで欲しそうにわたしが何かをしているとき じっと見てたよね…
ごめんね もっともっとかまってあげれば良かったね…
ご飯を食べた後は満足そうに お気に入りのぬいぐるみに顔をのせるのが日課だったね 
わたしはその姿がなんとも愛しかったんだよ…

もっともっと遊んであげればよかった
もっともっとお腹をなでてあげればよかった

もっともっとキミを抱きしめたかった

最後の安らかな寝顔は幸せだったのだと思っていいかい?
わたしはキミと居れて本当に幸せでした

今は見晴らしのとても良い場所に居て
その頭上には雲が流れている
わたしはいつも雲を見上げてしまう…
雲になったあなたをみつけながら 眺めています
あなたが居る空

虹の橋のあなたへ 
わたしはあなたと出逢えたことと一緒に居られたことをいつまでも幸せに思っています。
本当にありがとう、プチ。

愛の虹





先代の愛犬が亡くなって、ずっと書き終えることが出来なくて、完成した温めていた詩です。

知人から、譲ってもらった白くてふわふわした小さいトイプードルでした。
わたしはこの仔にたくさんの幸せをもらいました。
命という、尊さをも残してくれました。
時間が経てば、人は忘れていくもの・・自然の摂理になんとも言えぬ切なさを感じます。
それでも…いつまでもわたしの心の中の愛しい仔です。

今まで、たくさんの幸せをありがとう。
虹の橋で、幸せに暮らしてね。
この場所でも、先代プチの冥福を祈ります。



”虹の橋” 2004~2005


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