ゴールまであと10kmと迫った休憩所でついに欽ちゃんの脚がほぼ動かなくなってしまった。「こりゃ棄権するしかないかな...」という雰囲気の中、山本が登場する。「萩本さん！ここから先は私が替わりに走ります！」「何言ってるんだ！お前謹慎中だろ！売名行為もいい加減にしろ！」「謹慎中だろうがなんだろうが、走ります！」そんなやりとりを偶然テレビで見た加藤。「山本ッ！あのバカ野郎ッ！」加藤はロケ中であるにも関わらず欽ちゃんのいる休憩所まで走る。休憩所に加藤到着。「萩本さんすみません！このバカ俺がつまみ出しますから！オイ、山本！帰るぞ！」意地でも動かない山本。加藤はたまらず山本にビンタ。「萩本さんに迷惑掛かってるんだよ！帰るぞ！」しかし動かない山本。「加藤、俺、萩本さんの頑張る姿見ていたらたまらない気持ちになって..頼む！俺に走らせてくれ！」少し考え込む加藤。そして..加藤は勢いよく欽ちゃんの足元に土下座した。「萩本さん一生のお願いです！このバカ走らせてやってください！俺も責任もって走りますから！二人で走りますんで、走らせてください！」呆れた様な目で見ていた欽ちゃんだが..「加藤、お前何言ってるんだ。二人で走るだと？数も数えられないのか？」立ち上がる欽ちゃん「三人だろ」。走り出す欽ちゃん。「行くぞ！番組終わっちゃうぞ！」加藤と山本も信じられない表情で欽ちゃんに続く。三人の男達がひたすらに走る。雨の中、汗をかきながら支えあって走っていく。武道館が見えてきた。そして感動のゴール。突然客席に向かって土下座する欽ちゃん。「皆さん、お願いです！山本にもう一回芸能界でチャンスを与えてやってくれませんか！」加藤、山本も客席に土下座。客席からは暖かい拍手。三人の男達は歓声を浴びながらずっと抱き合っていたという。これ映画化イケるんじゃねえか？それにしても２年くらい前だろこのネタ書くんだったらなぁ。そうだよな、山本。