ブランド品取扱所

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香水ブランド会社の歴史

ARAMIS(アラミス) アラミスは化粧品会社である「エスティーローダー社」の男性用化粧品ブランドです。1964年に創設されました。
当時、世界初の男性用化粧品 ブランドとして大変好評だったそうです。
アラミスといえば、フレグランスではそのものアラミス(三銃士)という香りが有名です。
この香りにまつわる話では、女性用フレグランスであるグレのカボシャールの男性版などといわれるくらい、その香りは構成その他香料も似通っていて同じ系統の香りとして有名です。
どちらともシプレ系の香りです。
アラミスはこだわりのある紳士を思い起こさせる香りです。
シプレ系の香りは今でははやらない、古めかしい香調の香りに見られますが、その人気は見えないところで生き続けています。
愛用者の多い香りです。
パッケージのべっこうを思い起こさせるデザインは今でも健在です。
フレグランスのほか、トニック、リキッド、ヘアクリーム、スキンクリームと日本でも男性化粧品の代表格です。

GRES マダム・グレ、彼女はなぞの多い意女性として有名だそうです。本名はアリックス・バルトン彫刻家を目指していました。後に彫刻家としては成功しませんでしたが、彼女はその才能を服のデザイナーとして開花させました。第二次大戦中パリがナチスの占領下にあるときでさえ公然とショーを行い、ナチスの監視下に置かれてしまいます。翌年、彼女のメゾンは今では名香に数えられる「カボシャール」を発表しました。カボシャールは強情っぱりという意味であり、彼女のファッションと共に彼女の名を世に広めるフレグランスになりました。今では、「カボティーヌ」「パステル」などのフレグランスも発表しています。「カボティーヌ」は現代において若い女性に支持され、ブームを引き起こした香りです。

JEAN PATOU(ジャン・パトウ) ジャン・パトウは1893年パリの革手袋業の息子として生まれました。
 当時この革手袋には皮の独特な匂いを消すために香り付けが行われていました。
 この香り付けのおかげでジャン・パトウは幼少から香料に慣れ親しんでいました。
 そして、1914年にシャンゼリゼに店を開店しました。
 その後、第一次世界大戦のため4年間兵役に従事することになりますが、その兵役のあと、彼はデザイナーとしての才能に磨きをかけアメリカに視野を広げていきました。
 しかし、彼自身47歳の若さで他界してしまいます。
 その彼の意志を義弟が継ぎ事業を展開していき、ジャン・パトウの名を世に広めた名香「ジョイ」という天然のローズ、ジャスミンをふんだんに使った香りを発表することになります。このように高価な天然香料をふんだんに使ったジョイに続き、「1000」(ミル)という貴重な香料をふんだんに使った名香も発表しました。これらの香水は高級車に乗って顧客にセールスされていたというエピソードもあるくらい高価な香りです。

LANCOME(ランコム) アルマン・プティジャンによって1935年に化粧品 ブランド「ランコム」は設立されました。プティジャン自体有名な調香師でしたが「女性をより美しく、いつまでも若々しく」と言う思いのもとに始められた化粧品事業でした。また、社名の「ランコム」とはフランス、トレーヌ地方にある古城に由来して名付けられました。ランコムのトレードマークであるローズもランコム城のローズをイメージしたものです。ランコムはフランスの有名な化粧品ブランドとして世界各国で信頼を得ています。あまりにも化粧品 ブランドとして有名になりすぎたので創設者プティジャンが調香師だったことはあまり知られていないのではないでしょうか?ランコムのフレグランスには「マジー」、「クリマ」、「オーデランコム」、「シッキム」や最近では「トレゾァ」、「ポエム」などがあります。日本で手に入れられる物は後者の2品だけでしょう。
コレクションのランコムの香りも是非御参考に・・・

LANVIN(ランバン)  ランバンの創始者はジャンヌ・ランバンで1888年にフォーブル・サントノーレにてメゾンを開きました。
 1897年に彼女が作ったドレスが評判になり彼女の名は瞬く間に知れ渡っていきます。
 そして1925年にはフレグランスの分野にも進出し、1927年に「アルページュ」というフレグランスを発表しました。この香りは世界の名香として多くの人に今もなお愛好されています。この香りはアルデハイドタイプのフレグランスとしてシャネルのNo5同様に重要な香りとして位置づけられています。
ランバンのシンボルマークである、「母子の絵」はポール・イリーブの作品で、ジャンヌ本人と彼女の娘マリーの姿が描かれたものと言われ、この絵をジャンヌが気に入りシンボルとなったそうです。




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