マデイラ滞在記


【前書き】

日本ではなじみの薄いこのマデイラ島ですが、ヨーロッパでは大西洋のリゾートとして
人気の旅行先であるようです。

日本ではあまり知られていない島なので、簡単に説明すると、
マデイラ諸島はリスボンから南西約1000キロ、アフリカ沿岸から800キロの大西洋上に位置する火山諸島で、
(モロッコのカサブランカとほぼ同緯度)
年間を通じて温暖な気候であり、火山がもたらした特異な景観などにより、
昔からリゾートとして開発されてきたそうな。

なぜマデイラにしたかというと、特別な理由はなく
安いオファーを探していて時期が合う旅行先のなかで
一番よさげだったからです(笑)
そして行って正解でした。

何が一番良かったかって、「毎日朝起きて外が晴れていたこと」です。
日本にずっと住んでいたらここまで有難いと思わなかったでしょうが、
ノルウェーに何年か住んで、しかも私の住むのはノルウェーの中でも一番天気の悪い地域であり、
パッと晴れる日など一年に両手ほどの数もあるだろうか・・・(ちょっと誇張してるけど、気分的にはそうです)
という感じなので、

朝起きて太陽が昇ってくる、というここでは当たり前の光景が
何と有難く神々しく感じたことか知れません。
毎日朝起きて、海の見えるベランダに出て朝日に輝く大西洋を見て、
すがすがしい気持ちになり、幸せで、
人間は(私は、か・・)やはり太陽のあるところに住まなきゃだめだと納得。
でも何でノルウェーに住んでいるんだ!?と自分に突っ込みを入れながら、
そろそろ動く時期かも知れないなと悶々と考える。

そしてマデイラは何となく沖縄みたいな雰囲気がある島だったので、
違和感なく溶け込めたけれど、逆に
思いっきりホームシックな気分にもなりました。
赤瓦の屋根、生い茂るバナナやサトウキビ、
そこら中に咲いているハイビスカスやブーゲンビリア、
輝く太陽と青い海。
火山島なのでビーチこそありませんし、
街はヨーロッパの素敵な町の雰囲気があり、
思いっきりリゾート地なんだけど
何となく沖縄みたいなの。

ここは年間平均気温が20度前後ということで、年中温暖なところではあるのですが、
滞在中も毎日晴れで、でも平均27度位で暑すぎず、いい海風がいつも吹いていて快適で
とても過ごしやすかった。

滞在中は海で泳いだり、トレッキングに出かけたり、
漁師町を訪ねたり、
花を見て楽しんだり、
美味しいものを食べたりして楽しみましたが、
ほとんどの時間は海を見てぼ~っとしてたような気がします。

とにかくゆっくり出来て楽しかったマデイラ滞在、
これから少しずつ情報と写真も入れながら
書いていこうと思います。





Images of Madeira




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