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晴25℃ドライ練習タイヤFr 052 15本使用Rr 71RS 30本使用前後別銘柄なんて・・・と言われましたが最大グリップは大差ないと思い、前後タイヤの役割と特性を考えて走れば問題ないだろうという判断です(一応フリー練習の時に試して動きは分かったつもりだったので)なんでこんなことになったかというと、単に手札の問題で(いいタイヤを揃えられればベストなのは間違いないですが)一昨年買ったはいいもののYHスカラとクラッシュで出番を失った71RS(製造は1年半前)をそろそろ使わなければという事情もあり(ケチっただけともいう)残り6戦を3戦ずつRrサラピン投入作戦と企てていました。結果は後ほど、、浅間台の慣熟は先週走りに来てできていたので今日は前日コースのラインの案別テストに勤しみました。最近は走る日の目的が4つに分けて考えていて①基礎練習 走り込んで運転の精度向上や新しい技を試す②セッティング 車を色々変えてみる(今シーズンは減衰とタイヤしかやらない)③コース攻略 色々なラインや走らせ方を試して早い走り方を探る④大会本番って感じのこの日は③+②でした③を4本くらいしか走れない前日練でやれるようになったのは最近で狙ったラインを1発で走る(8割くらい)運転精度が必要なのでなかなか難しいです。今日は朝の慣熟歩行で悩んだ4つのコーナーに対して大きく2通りずつくらいのラインを検証しました。(グリップかサイドかとか)全部上手くいけば2本で確認できるはずですがミスったりするとタイム比較できないのでやり直しとかしてると結局4本必要で、+1本で本番タイヤ差分を確認しました。これは区間タイムを計れるのが必須条件なので、外撮りかデータロガーが必要です。1人で測定なしフリー走行に行った際のタイム計測の方法を紹介!ラインの考え方として、距離かボトムかって話がありますが微妙なところは僕はまだ分からないのでやってみるしかないかなと思っています。この経験を蓄積していけば、いつか一発で最速ラインが見えるようになるかなと。5本目の走行で1年半寝かしたタイヤのグリップを確認はフィーリングは練習タイヤより食った、けどタイムは変わらずこれは運転の問題なのかグリップの問題なのかは切り分けられませんでした。ということで、とりあえずカチカチで全然食わないということも無かったのでこれで本番に臨むことにしました。他の人と比べるとタイムはほぼドベでしたが、今日はラインの確認をするために8割でベストタイムを出す走りはしていなかったのでOKです笑この日のベストはこちらhttps://youtu.be/SQ6t7lcuhko
2023.06.04
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先日のアクシデントで首を痛めてしまったのでHansについて調べてみました(2週間程度の普通のむち打ちですが)ちなみにお医者さんが言うにはストレートネック(スマホ首)だと衝撃を吸収しにくいのでダメージを受けやすいらしいです(僕は生まれつきのストレートネックなので骨の形は治らないと言われました。。。効果があるかは分からないけど、とりあえず姿勢には気を付けようと思いました。)本題(と言っても自分用メモ程度ですが)Hansってこんなの数年前に調べたときは10万くらいしてたようなイメージでしたがリーズナブルになってきているのかもしれません。(それでも高いですが。。)レースやラリーだと義務があったりするらしいですがジムカーナは無いですね(全日本レベルだとハイスピードコースだったりするからか使ってる選手もいるそうです)最安挑戦中 HANS ハンス HANS3 ハンス3 / ハンスデバイス FHR 20度 サイズ 中 Medium Mサイズでも5万で首を守れるならまあ有りかと思ったものの調べたり、教えてもらったところによるとこれだけ買えばいいわけでは無い。とりあえず、ヘルメットもHans対応のアンカー穴がついた4輪用のものが必要(僕は2輪用のものを使っているので、対応していません。。)【送料無料】Arai アライ ヘルメット GP-6S HANSクリップ 2点セット4輪 【店頭受取対応商品】レーシングヘルメット フルフェイス 4輪用ヘルメット 四輪用ヘルメット メーカー レーシング レーシングカート 大人 かっこいい オシャレ おしゃれ シルバー 車用品 カー用品更に言うと4点シートベルトなどのハーネスもhans対応のものがよいらしく(詳しくは引用)https://zeus-japan.com/blog/archives/867送料無料 sabelt サベルト Racing-D CCA622DN1 ハーネス 6点式シートベルト HANS対応【店頭受取対応商品】更に言うとバケットシートも対応が。。http://dahedahe.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/hans-3ea1.htmlTAKATA Racing / タカタレーシング レースワイド [ RACE WIDE ] ■ フルバケットシート ■ HANS対応 ワイド仕様 カーシートまあ義務ではないのでどこまでやるかは自由とは思いますがちゃんとマッチングと効果が発揮できるようにと考えると。。。因みに、調べていると類似商品でカート用のネックサポートというものも1万くらいでありましたがクラッシュの衝撃で頭部に大きいGがかかり首が伸びたりするということを考えると箱車だとあまり効果が期待できなさそうですかね?首が縮む側の力がかかるのは危険らしいですが、バケットシートとハーネスをしとけばあまりそういう力はかからなそうですし。軽い衝撃による首の曲がりを抑制するという意味では効くかもしれませんが。スパルコ ネックサポート カート用 ADVANCE SSC Sparcoうーん難しいですね。
2022.08.16
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9章 参考資料たくさん情報が得られるので、いろいろ見て勉強すると走りの幅、考え方の幅が広がるので色々見て勉強しましょう。・YouTube「クルマで遊ぼう!大井貴之のSports Driving Labo」(必見)「川村徹」(推奨)「山野哲也直伝 ドライビングのロスを削り取れ」(強く推奨)・雑誌「月刊 REV SPEED」(強く推奨)・書籍「車両運動性能とシャーシメカニズム」(必見)・ネットサイト「走り屋でない車好きのためのサイト」http://kuruma.cside.com/sankou/sportsgrade.html「Mobile Cafeteria」http://macasakr.sakura.ne.jp/newpage8index.html「田中ミノルの勝手にドラテク講座!」http://www.billion-inc.co.jp/lecture/「自動車を物理する」(推奨)http://phys.dip.jp/cars/「ちゃまブロ!」http://driving310.com/category/%e3%83%89%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%93%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%83%86%e3%82%af%e3%83%8b%e3%83%83%e3%82%af「狼の皮をかぶった羊、サスペンション独学ノート」http://ornis1975.com/category/automobile/%e3%82%b5%e3%82%b9%e3%83%9a%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3%e7%8b%ac%e5%ad%a6%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%88/「自動車操縦安定性講座入門」http://www5f.biglobe.ne.jp/~vehicle_dynamics/contents.htm「モータースポーツのすすめ」https://motorsports.irodorinet.com/points-of-competition-car-production/「みんカラ、ブレーキパッド」http://minkara.carview.co.jp/userid/650746/blog/25998853/「貴島ゼミナール」https://www.autoexe.co.jp/?page_id=2072020年5月
2022.03.26
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「昼休み(1ヒート~2ヒート)」 競技が始まったら、人の走りを見るのもいいですが、自分の出走前はイメトレ・集中するために時間的余裕をもちましょう。 走り終わったら、できれば昼休みまでに1ヒートの走りを反省しましょう。昼休みと言っても1時間しかないのでゆっくり休む時間はありません。昼休みは完熟歩行が行えます。そこで、1ヒートを踏まえて改善する場所を重点的に確認する。上級者に聞いてみるなどできます。 帰ったら、また気になった部分を動画で確認したり、イメトレしましょう。 因みに昼食はゆっくり食べる時間がないので、私はパンやおにぎりを反省しながら食べます。(お腹はすくので2ヒート終わってからがっつり食べたりします)※食べ物は、ビニール袋などで外に置いてるのはNGです!カバンの中などにしっかり隠して守っておかないとカラスやトンビにとられるので気を付けましょう!「持ち物」・必須アイテム 養生テープ、整備道具(ジャッキ、クロスレンチ、トルクレンチ)、エアゲージ、免許所、ライセンス、共催、ヘルメット、グローブ、長袖長ズボン、空気入れ、タイヤ・便利アイテム イス、レジャーシート、テント、ヘルメットインナー、軍手、ショップタオル、パーツクリーナー、手軽な食事、アクションカメラ
2022.03.19
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8章 実践編:大会に出るとき 大会に出たいが、どうしたらいいのかわからないという人のために簡単に説明します。公式戦に出るためにはライセンスが必要です。JAFに入会し、走行会などに参加しドライバー国内Bライセンスを取得しましょう。しかし、最初はライセンスが無くても参加できるクラスもあるのでとりあえずそちらに出てみてもいいです。大会情報は「JMRC ジムカーナ (地区名)」で検索してHPを確認して特別規則書をしっかり読み、日程や参加方法・ルールをしっかり確認しましょう。 当日はエントリーや車両準備などなにかと忙しいので、余裕をもってゲートオープンの時間に会場入りしましょう。「コースをしっかり覚えよう」 パドックを確保したら、事務局でエントリーして車検準備を終わらせ、コースオープンまでにコース図を見なくても理想のラインで完熟歩行ができるくらいにコースを覚えましょう。慣れるまではなかなか覚えられず大変だと思いますが、頑張りましょう。でも慣れていないサーキットだと景色が分からないのでコース図だけ見ても分からないと思うので、その時は時間いっぱい歩きまくりましょう!「完熟歩行の歩き方」 完熟歩行は景色がイメージできるようになるまでたくさん歩き(走り)ましょう。歩いているときは実際に走りたいラインを意識して、運転席が通る場所を歩きましょう。歩きながら縁石の高さやコースの高低差、路面の状態などなるべくたくさん情報を集めましょう。 歩くスピードと車のスピードでは同じところを歩いても見え方が全然違うので、コーナーは走っているときの状況をイメージできるようにできれば 走ってGを感じて、コーナーのRを確認しラインやステアの入れ始め、車速など実際に走るとどう感じるか考えましょう。また、ブラインドコーナーや複合コーナーなど出口をどう走るかも走るとイメージがつかみやすいです。 パイロン区間は特に、コース図と実際のパイロンが違ったりするので走りながら良いライン、良い車速を考えましょう。「イメトレが超重要」 ジムカーナは本番2本しか走れません。なので一発目からベストな走りが出来るようにならないといけません。そのために有効なのがイメトレです。出走前までに、イメトレで何回もスタートからゴールまで走って次のコーナーを考えなくても自然に走れるようになるまでたくさんイメトレしましょう。これをしないと速く走れないし、おそらくミスコースしてしまいます。 1ヒートが終わったら、振り返って2ヒートをどう走るか考えましょう。
2022.03.12
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「タイヤ」お財布と相談してできる範囲で選びましょう。レベルや目的によって正解は様々なので。競技思考ならダンロップのZ3がコスパはいいと思います。R1Rとか安いハイグリップは最初のグリップは良いけど、ライフが短いのでコスパが悪いかと。アジアンハイグリップも色々あるけどわからないので使うならよく調べてお試しくらいの気持ちで買いましょう。あと、とにかくたくさん走りたいならTW280タイヤ(フレバ、アドレナリン、ファイベックス、シバタイヤ)とかも最近は増えていて実績もあるのでいいかもしれません。練習専用に1サイズ小さいタイヤを使うとコストは抑えられるがやはり物足りないです。ちなみにFFなら本番でもリアはフロントに比べて1サイズ落として良いと思います。空気圧は重要です、車やタイヤによるが剛性が高いタイヤは2.0以下に下げて使ったりするので色々試してみよう。リアはサイドターンで引っかかるようなら3.0とかパンパンに入れて良いです。車とコースとパイロンとバランスを見て決めましょう。ホイールサイズも影響するのですが、そこまでの影響はないので最初のうちは適合サイズならとりあえず何でもよいかと。ちなみに、選ぶならざっくりですがオフセットでトレッド幅広げる、リム幅は広いほうが競技思考になると思います。【タイヤ交換可能】 DUNLOP ダンロップ DIREZZA ディレッツァ Z3 ZIII 205/50R15 86V 送料無料 タイヤ単品1本価格YOKOHAMA ヨコハマ ADVAN フレバ V701 205/50R15 86V サマータイヤ単品1本 タイヤ製造年のご指定は承れません。「ホイールナット」 因みにホイールナットはジュラルミンとかは使わないほうが良いです。強度的に弱く、飛ぶ恐れがあるので、スチールのナットと使うと良いです。おすすめは「ナット屋」のオンラインショップ。色々な種類の中から一本単位で注文でき、価格が比較的安いです。「セッティング」セッティングは意外と大きく運動性能を左右します。車高はなるべく下げたいが、下げすぎると擦ったり干渉したりするのでほどほどにしましょう。ねじ式車高調で車高を下げようとすると底付きします。底付きすると一気にタイヤが限界を迎え姿勢を乱すのでストロークはしっかり確保しましょう。 スポーツ走行中は底付しても意外とわからないものなので摺動部にタイラップを付けたりしてどれくらいストロークしているか確認して車高(バネ自由長、レート)を調節しましょう。全長調節式ならタイヤがタイヤハウスに干渉しないように調節。 プリロードは基本かけない。浮かせたとき遊ばない程度にしておいて、伸び側のストロークもしっかり確保しよう。よく曲がる車をつくるにはショックにしっかり仕事をさせるように調節しよう。「アライメント」フロントのネガティブキャンバーはなるべく付けたほうがいいです(角度は2~3度とか?FFはもっとつけたいですかね…、走った後のタイヤを見ながらタイヤ全体を使えるように調整していくのが基本だと思います)。トーはゼロか、ちょっとアウトくらいが良く曲がる気がします(とくにキャンバーを付けていると、内側に曲がろうとするのでトーアウト(10~40分くらいですかね)で相殺するのがいいらしいです。)。でもこの辺は車全体のバランスを見て調節してください。FRはリアのキャンバーも付けると粘りが良くなる気がします。セッティングはタイヤや路面状態で変えるものなので、走るときは積極的に色々試してみましょう。マフラーは、低回転からトルクがあって扱いやすいから純正で良いです。車や程度にもよりますが、ボディー補強はするとトラクションがかかって気持ちよく曲がれる。特にストラットタワーバーは効くので入っていない車は入れるとよいです。※競技会に出るなら車両規定に従ってください。
2022.03.05
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私が思う改造優先度はブレーキパッド→フルバケ→ショック→LSD。公式戦で戦うならこれくらい入れたいところ。高いけど…。2000年代の車はABSなど電子制御は切ったほうが良かったりしますが、車両によってABSの賢さは様々なので車両ごとに情報集しましょう!「ブレーキパッド」ブレーキパッドはプロμのジムカーナ用がコスパ良いと思います。できればメタルパッドが良いけど普通のパッドで大丈夫だと思います(車によってサイドの効きも様々ですが)。サイドターンをするのに最低限の制動力として直線で30㎞/hくらいから軽くブレーキ踏んでサイドを力いっぱい引いたときにリアがロックする程度の車にしたいです。ちなみに、車高・バネ・減衰力の前後バランスによってかなり変わってくるのでブレーキパッドやサイドワイヤーが伸びているからできないというわけではないかもしれません。プロジェクトミュー ブレーキパッド コンプBジムカーナ ■Projectμ COMP-B GYMKHANA【品番:R456】 リア用 ロードスター ND5RC 15/05〜 RS/NR-A含む多少高価でもしっかり効くやつが欲しいって方にはItzzのメタルがおすすめです!Winmax ウインマックス itzz ブレーキパッド RM2 (リア) ロードスター/RF ND5RC/NDERC 15/5〜 (662-RM2※適合はご自身でご確認ください。ブレーキはフロントとのバランスが大切なので、サイドで効かせるために強いのを入れるときはフロントも強いのを入れてバランスを取らないと、高速コーナーなどの進入でリアがロックしてスピンしてしまいます…!「バネレート」参考までに(HT81SのバネレートF:R=8:4、NBロードスターのバネレートF:R=12:10、)自分の車に合うセッティングは意外とネットにあったりするのでみんカラを調べたり、上級者に聞いてみたらいいと思います。「車高調」ショックは全長調節式で減衰調整できるのが望ましいですが、高い…。ヤフオクでクスコやオーリンズでも安いやつはやめたほうがいいです。抜けていたらOHしないと使えないなので使うなら追加で10万程度は必要になります。抜けているショックは本当に使わないほうがいいです、正しい車の挙動が分からないので上手くなりません。そんなものを使うくらいならしばらくは純正ショックを使うと良いです。柔らかいからスポーツ走行はできないと思うかもしれないが、ロールさせて曲げることを理解し、丁寧に荷重をかけてやればちゃんと曲がるし、車のアクションが大きいので車の動きを把握するのにはぴったりです。また、急激な挙動も出にくく基本はアンダーに設計されているので安全です。本気でやるならオーリンズとか買ってショップにオーバーホールしてもらうといいです。とりあえず使うなら新品ラルグス8万くらい?とかいいかもしれない・・・使ったことないからわからないですけど。「LSD」 LSDはFFなら必須(ないとコーナー出口で進まない、深いサイドターンができない)。FRはNBとかの純正トルセンならなんとかそのままでも遊べます、でも機械式の方が前に進むしターン中のコントロールもしやすい気がします。
2022.02.26
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練習や本番をどれだけたくさん走っても、反省をしないと上達はしません。「すぐ思い出して反省」 一番簡単な反省は、走行後にスタートからゴールまでを頭の中で再生して失敗した箇所を思い出し対策を考える事です(例えば、ブレーキのタイミングが悪い、ライン取りが悪いとか)。しかしこれでは、明らかに失敗したと思った箇所しか思い出せないので反省すべきポイントの20%くらいしか反省できません。「動画で反省」 もっと深く反省するには、車載や外撮りの動画を見る事です。車載動画なら自分が覚えていなかった箇所も思い出せたり、客観的に自分の操作を確認したりする事ができます。操作が雑だったり、ラインがよくなかったりが見えるので思い出すよりたくさんの反省ができます。外撮りを見れば、ブレーキで止まりすぎていたり、パイロンの荷重移動が良くなかったり、ラインが悪かったりが見てわかります。これで50%くらい。とりあえず走ってすぐできる確認はこれくらいです。データロガーがあれば車速や加速度でもっと詳細な情報が定量的に評価できます。「帰っても分析」 残り50%の反省はどうするかというと、大会が終わって帰ってからです。なので、練習だけではモチベーションや目標の観点から限界があると私は思います。大会に出て、今できる最高のタイムと、同じクラスのトップとの差や、優勝できても他のクラスの速い車のタイムを目標にして、今の走りより5秒走るにはどうすればよいのかという具体的な目標をもって自分の走りを動画で研究します。「分析方法」 動画を見ても何をどう見れば問題個所が見つかるか分からないと思うので、目標の人の走りの動画も撮っておいて比べるのが良いです。見比べるだけでなく、動画で区間タイム(コーナー前から立ち上がった直線まで含めてコーナー前まで何か目印を基準にする)を計って、どこが何秒遅いのかを数字で知ることです。これは大変な作業ですが、これをすれば確実に問題点が見えてくるので是非やってください。「分析ポイント」 どのコーナーでどれだけロスしているか分かれば、あとはどうそれを詰めるか考えます。恋の浦だと基本的にカットのボトムスピードが落ちすぎていると思います。あとヘアピンは突っ込みすぎて立ち上がりが踏めていないかもしれません。カットに飛び込んでいくのは怖いですが、同じようなタイヤを使った同じような車が行けるということは、自分の気持ち的には怖くて限界で走っているつもりでも、車の限界は使えていない可能性があるので、遅いコーナーをあぶりだせたら次に練習では徐々にボトムを上げられないか試してみましょう。注意しないといけないのは今の走りのままボトムを上げて抜けられるとは限らないということです。例えばラインが違ったり、操作が雑だったり、セッティングが悪かったりできない理由があるので無茶して突っ込んで車を壊さないようにしましょう。 よくあるのはステアリングの切り始めが遅い事によって良いラインを走れていない(もっと直線的に走れるはずなのに無駄に曲がっている)ので、脱出スピードに差が出てそのあとの直線でタイムに大きく差が出ているかもしれません。他にもサイドターンで向きを変えていても、立ち上がりで加速できていないせいでロスしているパターンもよくあります。ここまですれば誰でもLv.6くらいにはなれるはずです。「上級者に教えてもらおう」この研究の繰り返しにはなりますが、これでも問題個所が分からない、もっと効率よくレベルアップしたければ、直接上級者にアドバイスをもらいましょう。恋の浦カップの講師、学連でデモランをしてくれる地区戦ドライバー、大会後の練習会など、失礼のないように話しかければ横乗りさせてもらえたり、横乗りしてもらいアドバイスをもらえたりお願いしましょう。
2021.10.23
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「スタートは半クラで丁寧に」スタートは何となくやってしまいがちだが、雑なスタートと上手なスタートでは0.5秒差がついたりつかなかったり…。ある程度のレベルになるとスタートの失敗が勝敗を分ける事もあるので大事です。初心者がやりがちなスタートは、アクセル入れすぎ急にクラッチ繋ぎすぎのホイールスピンしまくりスタートか、アクセルが足りずクラッチを完全につなげてしまい回転数が落ちてしまうスタートです。速いスタートはタイヤのグリップを使い切ります。意識するのはクラッチを丁寧につなぐことです。やることは基本街乗りの時のスタートと同じで半クラを使って丁寧に動き出します。半クラを使わずにドカンとつなげる人が多いですがFFでもFRでも一気に荷重が移ってしまうのでタイヤが滑りやすくなってしまい良くありません。具体的には、ほとんどホイールスピンさせずに(ザザッくらい)タイヤのグリップを超えないように丁寧に半クラで必要十分の駆動力をタイヤに伝えます。動き出したら滑らないようにじわっと全開にします。スタート時の回転数は一定に保つってクラッチとサイドブレーキでスタートします。回転数は車やタイヤで違うのでどれくらいが最適か把握しておく必要があります。「サイドターンもコーナリングと一緒」 ジムカーナにおいてサイドターンはできないと勝てない非常に重要なテクニックです。しかし、ただリアを流して自転すれば速いというわけでもないので奥が深いものです。Step1:サイドターンもコーナリングと同じ、ターンインしてサイドを引いて小回りするFRはサイドを引く前にクラッチを切っておかないといけませんが、FFもFRもやることは同じです。まずは、6章を参考にリアがロックする車をつくりましょう。できたら、広い安全な広場で練習です。サイドターンといっても基本はコーナリングのターンインと同じです。ブレーキでリアの荷重を抜き、ブレーキを抜きながらターンイン、車にもよりますがパイロンがサイドミラーの下くらいに来るのをしっかり待ってサイドを思い切り引く(ドアターン)。フルブレーキは難しいのでまずは緩めのブレーキから始めると良いです。またサイドターンができる初心者からLv.6くらいまでの人でもできていないのがターン時の車速コントロールです、なんとなくできている中級者もほとんどオーバースピードな傾向があります。サイドターンもコーナリングと同じなので、フロントはしっかりグリップで最小半径を回します。判断の方法は、ターン時にアンダーになっていないか、これは乗っていると突っ込んだ方が速く感じるのでわかりにくいので、まずは外撮りで確認しましょう。ターンの時に大事なのは車速コントロールと荷重移動です。これができれば180度までのターンはとりあえずできるでしょう。ちなみにサイドを引くタイミングや強さは回す角度にもよるのでこれはあくまで基本です、できるようになってきたらいろんな人のターンを見て勉強しましょう。テクニックとして、サイドターン時は1回転以上ステアを切り、同時にサイドブレーキを引かないといけないので、忙しくなるので切り込んでいくときは片手回しがおすすめです。サイドだけではロックしにくいときは同時にフットブレーキを一瞬軽く踏むと、リアの荷重が抜けるのとブレーキ力が強くなるのでロックしやすくなります。しかし、これができるということはフロントタイヤにそれだけ余裕があるということで、上達して切り詰めていくとそうするとアンダーが出たりそもそも一発でブレーキが決まったりするようになるので最終的には使わなくてできるようになりましょう。Step2. リアが流れたらアクセルで立ち上がる。LSDが入って無い車だとこれはできないかもしれません。これはFFとFRでやり方が違います。「FFはアクセルで引っ張る」ブレーキを抜いてサイドを引いたらすぐに、アクセルを入れ始めます。ここでやりがちなのが、アクセルを入れすぎてアンダーになること。少し入いれて姿勢が安定するのを少し待ってからじわっと入れていく、意識するのはフロント荷重が急に抜けないように、スタートの時のようにギリギリのグリップを使えるよう丁寧にすることです。しかし、アクセルが足りないと内輪が完全にグリップしてしまうので適量が難しいです。向きが変わるまでは全開にできないので我慢しましょう、またハンドルを大きく切ってグリップしている状態でアクセルを急に入れるとドラシャが折れるので気を付けましょう。逆に、よくドラシャを折ってしまう人はアクセルが雑になっている可能性があります。「ステアの戻し方にも気を付ける」やりがちなのが、滑り出したときに反射的にすぐにカウンターを当ててしまうこと。サイドターンでカウンターを当てるのは基本失敗です。意識するのは常に進みたい方向にタイヤが向くようにゆっくりハンドルを戻していくことです。ターン中は忙しく、反射的に操作しがちなので出来るようになるまで繰り返し練習しましょう。「足りなければサイド2回引き」 180度以上回したいときは、DC2のようなホイールベースが長い車ならサイドを引きながらアクセルで引っ張れば回れますが、ドラシャが弱い・ホイールベースが短いなどスイフトのような車は一発で回すのが難しいので、サイド2回引きをしましょう。 1発目は普通にターンし始めてアクセルで引っ張りだしたら、もう一度サイドを引いて(角度によって長めに)リアがグリップしないよう、車速が落ちすぎないようにコントロールしましょう。これはサイドに関してはLv.7くらいの高等テクなので焦らず繰り返し練習しましょう。 また、81スイフトやデミオなどドラシャが弱い車ではどうしても限界というところも出てくると思うので、必要に応じてタイヤのグリップを落とす、ラインを考えるなどむやみにドラシャを折って金欠にならないよう工夫しましょう。私は81スイフトの時はリアタイヤの幅を落とし、練習で半分以上使い、空気をパンパンに入れて使っていました。 参考:youtube、ベストモータリング公式、チャンプ山野にNOB谷口が挑戦!ジムカーナ対決【Hot-Version】「FRはアクセルコントロール」サイドを引いてリアが滑り出したらすぐにアクセルを入れてクラッチを丁寧につなぎスライドを始めます。クラッチはスタートの時のように丁寧に、滑らせすぎないように気を付けましょう。滑り出したら回したい角度によってステアとアクセルでコントロールします。FFと同じで滑り出したときに反射的にすぐにカウンターを当ててしまうとロスなので、常に進みたい方向にタイヤが向くようにゆっくりハンドルを戻しましょう。180度以上のターンの時は切り増して最小半径で回ります。ターン中は忙しく、反射的に操作しがちなので出来るまで繰り返し練習しましょう。「立ち上がりに向けてグリップを回復させる」 FRで難しいのは、ターンから加速に移行するときです。スライド中のように空転している状態では加速できないので、ターンを終わらせるときはしっかり加速できるように徐々にグリップさせます。勢いでスライドのまま全開でカウンターを当てながら立ち上がるのは楽しいですが速くないので気を付けましょう。文字で読んでもわかりにくいと思うので、サイドターンの仕方の動画をYouTube(川村徹「サイドターンを失敗する理由!」がおすすめ)で見る、実際に自分のターンを動画で見る、上手い人に見てもらう、上手い人のターン(全日本ジムカーナのオンボードや外撮り)を観察し比べるなどしましょう。
2021.10.21
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「がっつんブレーキ禁止」ブレーキをギリギリまで我慢してフルブレーキするのは、ネットなどでドラテクを調べるとたくさん出てくるが、これはたぶんサーキットの話で、あまりフルブレーキを使う機会がないジムカーナではしないほうが良いです。するとしても上級者になってからでいいと思います。ブレーキについて意識する重要なことは我慢する事でも、強く踏むことでもなくボトムスピードです。一番大事なのは止め過ぎない事。早めから弱く長くブレーキを踏んでも、タイヤを使いきれるように荷重とスピードをコントロールすると安定して速く走れます。「前荷重は適量に!」ドラテクの基本である前荷重は重要ですが注意しないといけないのは、とにかくブレーキを残してノーズダイブ量を最大にするようにフロントを押し付ければ良いということではないということです。摩擦力を考えるなら圧力は高いほうが良いが、前荷重をかけるためにブレーキを残しているということはタイヤを制動のために使っているということで、摩擦円を考えるとこれだと曲がるためにタイヤを使えません。この縦と横のバランスをとるのは難しいですが、曲げ始めるときにはピッチを戻していくようにブレーキを抜いていき、安定してコーナリングしているとき(クリップについているときや、ロングコーナー)はアウト側の2輪に平等に荷重を乗せるイメージでピッチ量をコントロールします。これはセッティングや車で感覚が違うので、どれくらいブレーキを抜くとアンダーが出るのかを確かめながら安定して速く走れるセッティングを探していくと良いでしょう。考え方の基準としては、フロントヘビーのFFはブレーキを前荷重がかかりやすいのでクリップより少し早めにブレーキを離せるくらい、FRなど前後バランスが良い車はブレーキで荷重コントロールしてクリップくらいまでブレーキを残すくらいが良いと思います。「アクセルをたくさん踏むのが常に速い訳ではない」 Lv.6くらいで伸び悩んでいるなら、アクセルをもっと丁寧に扱う練習をするとよいかもしれません。アクセルオフでエンブレを使うにしても、抜く量や、パッと抜くのとじわっと抜くのでは荷重のかかり方が違うので曲がり方が違います。 特に立ち上がりで一気に全開にするのは微妙です。これだと荷重が上手く乗らずに滑ったりするので、ちょっと踏んで、ピッチが安定するのを待って踏み込むと良いです。また、小回りをパーシャルで曲げるときに焦って踏みすぎているとガガガッとなり曲がらないのをタイヤの限界と感じるかもしれないが、ちょっとだけ開度を落とすと良く曲がることがあります。「しっかり向きを変えてから立ち上がる」ヘアピンなど我慢が必要なコーナーは速くアクセルを踏み始めたくなるが、ちょっと我慢してしっかり向きを変えることで、踏み始めは遅くなるが結果的に早く全開にできることが有るので、早くアクセルを踏めばいいというものでもありません。「ラインでタイムは全然変わる」ライン取りでタイムは大きく変わります。ラインは考えたり教わったりしながら車に合うラインを探しつつ、道幅をいっぱいに使えるように車体感覚をしっかり身に着けましょう。コースのライン取り ショートコーナーはボトムスピード重視、ヘアピンは立ち上がり重視でコースをいっぱいに使って走りましょう。乗っていい縁石・乗ってはいけないがあるので完熟歩行で確認して、出来れば上級者に教えてもらいましょう。車によってラインも若干変わるのでなるべく同じ車のラインを盗みましょう。パイロン区間のライン取り ラインを考えるのは難しいですが、色々考えて試してみましょう。パイロン区間のライン取りの基本的な考え方は、サイドターン重視・小回り重視が基本だと思います。 ラインの組立方:私は、コースを逆から考えて組立ます。それは、最初のうちは順走で考えると次のパイロンを踏まえてどう進入するか考えるのが難しいからです。逆から考えれば、自然と進入・立ち上がりのラインが見えます。パイロンは全部寄ってパイロンでクリップを取ればいいという訳ではありません。次のパイロンとの繋がりでそのパイロンをどうクリアするか決まります。 サイドターン重視でサイドターンが失敗しないように、進入に余裕をもって前のパイロンからどうつなげるか決めます。しかし、サイドターンを多用すればいいわけではありません。小回りが効くスイフトやロードスターなら意外とグリップの方が速かったりします、大会で速い人の走りを見てラインを盗みましょう。 小回り重視:パイロン区間のような低速区間はコースにもよりますが、車速重視で大周りするより小回りして最短距離を走った方が速い事が多いです。「目線が大事!」意識一つでタイムが上がる可能性があります。それは「目線」です。曲がるときはすぐ近くを見ていると思います。低速コーナーやパイロン、縁石に乗る直前は近くを見ていて良ですが、中速・高速コーナー、コーナー出口でまだ近くを見ていてはいけません。クリップを超えたら遠くを見るようにしましょう。また、近くを見なくても脱輪・パイロンタッチせずに走れるくらいの技術を身に着けたら、次は目線は常に1つ、2つ先を見るようにしましょう。 ブレーキ中はクリップを、曲がり始めでは出口を、クリップでは次のブレーキポイントを見ましょう。その理由は、近くを見ていると体感スピードが上がり、恐怖を感じ、ブレーキを踏みすぎてしまい道幅もいっぱい使えなくなります。そうすると、脱出速度が遅くなりかなりもったいないです。クリップを超えたらしっかり遠くを見て道幅いっぱい使って加速できます。意識して目線を変えるのは難しいですが、普段から練習してみてください。またもう一つの理由として、間違ったラインを走らないようにするためです。クリップから出口を見据えてコース幅を大きく取るのは間違っていませんが、大きく取ったがために次のコーナーのアプローチが疎かになるというのを防げます。必要なら首まで動かす。ヘアピンの進入とか見たい出口が見えないときは首まで動かしても見たいところを見るようにしましょう「曲げながら制動ブレーキ」基本的にブレーキは直線で行うのでLv.5くらいまではその意識で練習していいと思いますが、それ以上になってくるとタイムを上げるために曲げながら(横荷重をかけ始めながら)制動のブレーキをできるように練習しなければいけないかもしれません。これは微妙な操作で失敗すると、リアが流れスピンしてしまい難しいですがLv.6以上になるとできないといけないスキルです。曲げ始めるというのは具体的にはステアリングの舵角が握りこぶし1つ分くらいの微量な量で、車速、ブレーキ、ステアリングの全部のバランスを取らないとスピンしてしまうので繰り返し練習し、セッティングも最適化してスピンする動きを体に覚えさせましょう。「でも結局ぬるい走りをするとタイムは出ない」 丁寧に丁寧にと言っていますが、ミスしないようにキレイに走るだけではベストタイムは出ません。基礎を身に着け、その中でしっかり攻める。頭は冷静に、心は熱く走りましょう。
2021.10.19
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Lv.1 「車に慣れよう」 まずはフィギュアをしっかりして車の基本操作、走る・止まる・曲がることに慣れよう。基本操作が身に付く前に公道に出るのは危険です。環境があればグランツーリスモとかシミュレーション系のゲームすると運転の基本が身に付きます。Lv.2 「公道で基礎練習」 公道で安全にできる練習はたくさんあり、奥が深いです。終わりはないので徐々に理解を深め継続して練習し続けましょう。以下では高度な部分まで説明するのでわかる範囲で練習していき、知識やセンサーを鍛えながら段階毎に読み直して考え、試してみてください。※ここの話は雑誌レブスピードなどでよく紹介されているので、できればそちらも確認してください。「MT操作、シフト・ヒール&トー」 MTになれていない人、慣れてても何となく操作してきた人は半クラやシフトチェンジでシフトショックを起こしていると思います。街乗りだと危険はないですが、同乗者が不快に感じたり、スポーツ走行だとシフトロックしたり上手くならないといけない課題です。詳しい理論や練習方法をまとめた動画がありますのでこのシリーズを見て練習すると良いでしょう。「シフトテクニック その2(ベストなシフト操作のタイミング〜ヒール&トーなど)、クルマで遊ぼう! 大井貴之のSports Driving Labo. 」街乗りとスポーツ走行だと使う回転数が違うので、街乗りの練習も難しいですがギアやクラッチの構造を把握してイメージしながらすると良いでしょう。ヒール&トーというとアクセルを煽るイメージだと思いますが、大事なのはブレーキです。アクセルばかりに集中してブレーキがおろそかになっている人が良くいるので適切なブレーキが行えていることを第一に気を付けましょう。「丁寧な操作、体で覚える」自分の操作(ステア・アクセル・ブレーキ)に対して車がどう動くか、どれだけ動くかをしっかり体で覚えましょう。スポーツ走行でも丁寧な操作ができないとLv.5くらいで伸び悩むことになります。意識することはステアの切り戻し、ブレーキの踏みなおし、アクセル開度が不安定などの無駄のない操作です。速い人のオンボードを見ると操作がゆっくり見えます。思い描いた通りに車を動かせるように車の動きを意識的に体で覚えましょう。目指す操作は、「舵角が最小」、「G(縦横の加速度)を滑らかに変化」。この2つを意識します。舵角を最小にするということは、同じコーナーでも掛かるGが小さいことになるのでより速い車速でクリアできるラインということです。ただし、ヘアピンコーナーはクリップで大きく舵角を入れて早く向きを変えたほうがいいです。ポイント①:車幅感覚を鍛える。車線内で(安全な範囲で)道幅をいっぱいに使うこと。練習のために空いている道なら左右の白線を踏んで走りミラーで確認、ボコボコ線なら音や感覚で確認を繰り返し4輪すべての位置を把握すること。ポイント②:早めにゆっくりステア。早めからステアを切り始め、目標の舵角最大のポイントまで、特に切りはじめはゆっくりステアを入れ車のロールが収まるまでは丁寧に荷重を横に乗せていく。荷重が横に乗ったらフロントタイヤのグリップを確かめながら必要十分な舵角になるようにググっと切り込んでいく。ただし、コーナーの形状によって良いラインは異なるため臨機応変に、特に奥が見えないタイトなコーナーで早めからインについて突っ込んでしまうと曲がり切れなくなるかもしれないので、しっかりマージンを取り知った道での練習を推奨します。ポイント③:急な操作は厳禁Gを滑らかに変化させるということは、まず急な操作はしないこと。ステアはもちろん、ブレーキやアクセルもガツンと踏むのは厳禁です。無段階で調節できることを目指して、まずは3段階くらいから初めてどんどん細かく調節できるように練習しましょう。競技中でも同じなので、まずは余裕のある公道でしっかりできるようになりましょう。ロールやピッチといった車の動きをしっかり感じ、荷重を考えながら縦から横に適切に荷重を移すイメージをしながら練習しましょう。目安としては、立ち上がりでステアを戻していくまではショックがリバウンドしないように荷重をかけます。以上の話は基本的に競技中と同じ操作です。全開やハイスピードでの練習も後々は必要ですが、まずは法定速度で出来ないと競技中もできないので地味な練習ですがしっかり練習しましょう。あくまで常識的な走行中にここまで意識して車の動きを理解する練習ということを誤解しないようにしてください。もっと理解を深めたいなら、ドラテク講座やチューン情報を掲載している雑誌:REVSPEED(2017年1月号)の記事も参考にしているので購読をおすすめします(ヤフオクなどで中古をまとめ買い、Amazonキンドル読み放題など)。Lv.3 丁寧にひたすら走る!「走る機会」スポーツ走行デビューするなら、恋の浦ジムカーナコース(パイロンジムカーナ経験者がいるならドリフト場でも可)を先輩や仲間と借りて走るのが低リスク・低価格なのでおすすめです。 車を壊してしまうと修理の時間やお金がかかりもったいないので、無理せず車を壊さないように練習したほうが長い目で見れば上達が早いと私は考えます。また初めから大会や恋の浦カップなど走行会に参加するのもあまりお勧めしません。時間借りより費用がかかり、走れる時間や本数も少ないからこの段階ではまだ個人練習が良いと思います。「走り方」走り始めは、とにかくいっぱい走ってスポーツ走行に慣れましょう。この段階だとあれこれ考えるより気が済むまでたくさん走り、平常心で走れるくらいまで慣れましょう。この時のポイントはとにかく無理しないこと、急がつく操作はしないこと。超初心者が頑張って走ってもいい事はないと思うので、落ち着いてきれいに走れるようになりましょう。操作に関して意識するのはLv.2で紹介した公道練習のポイントと同じで「舵角が最小」、「G(縦横の加速度)を滑らかに変化」。無理をしない範囲で徐々にタイムアップを目指して練習しよう。無理をしないというのはアクセルを踏まないのではなく、直線ではしっかり全開にしてコーナー手前では突っ込みすぎないように丁寧な操作でしっかり止めて曲げるということです。最初のうちはパイロンセクションもサイドターンなしでラインを考えてグリップで速く走る練習をするほうがいいです。「練習タイヤはなんでもいい」 ちなみにこの時の練習タイヤはちゃんとしたハイグリップを使う必要はないと私は思います(もちろん金銭的余裕があるならハイグリップを使うに越したことはないですが…)。個人的な意見としては安いタイヤならPinsoやATR等のアジアンスポーツラジアル、NS2Rや使い終わったハイグリップなどなんでもいいです(極端に目がないタイヤは唐突に滑り危ないのでNG、エコタイヤはもったいないし剥離するらしいので避けたほうがいいです)。重要なのは使っているタイヤのグリップをしっかり把握して無理をしないということ。 タイヤの特性は銘柄によって様々だが、Lv.3の段階ではまだ使ってもよくわからないです。基本的なタイヤの使い方はハイグリップもエコタイヤも一緒だと思うので、この段階ではコストを抑えて練習する事をお勧めします。「タイヤ管理」 ちなみに寒いときのタイヤが冷たい状態や、連続走行して触って熱いと感じるほどタイヤが熱くなった状態で全開走行を行うと、タイヤの表面が剥げたり、溶けてすぐ無くなったりするのでタイヤの管理はこまめに行おう。冷たいときは数本軽く走って温めたり、熱いときは水をかけたり、徐行でタイヤを転がしたりすると早く冷めます。一定のタイムで走れる(±3秒くらい?)ようになったらレベルアップです。※タイム計測の方法:恋の浦カップ(恋の浦HP参照)など走行会に行く。一緒に行った人に外から計ってもらう、同乗者に計ってもらう。ラップタイマーやGPSデータロガーなどの道具を使う(7章参照)。Lv.4 考えて走ろう!大会に出よう! ここまで来たらひとまず初心者卒業と同時に、タイムが上がらず悩んでいると思います。そうなったらひたすらたくさん走るのはもう終わりです。これからは考えて走りましょう(3,4,5章参照)。そのために強くおすすめするのが学連や公式戦など大会に出て(8章参照)自分のレベルを知ることです。たぶん、まあまあ上手くなったと思っていたのに惨敗して落ち込むでしょう。運が良ければ目指すところが見えてきたり、苦手なことに気づいたり、知り合いが増えたりするかもしれません。Lv.5 Lv.6 Lv.7 Lv.8 走りを分析しよう! 正直、これ以降はずっと基礎練習の継続と、→考える・学ぶ・教わる→走る→考える・学ぶ・教わる→走る→PDCAサイクルの繰り返しです。(5章参照)
2021.10.16
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ジムカーナ歴4年程度の自分が、初心者向けに今まで教えてもらったことや学んだことをまとめました。より良いものにして今後のジムカーナ界の為になればと思っておりますので先輩方にコメント頂ければありがたいです。※僕もまだまだ成長、研究段階です。間違ったこと、至らない事も書くかもしれませんがご勘弁ください。1章 前提条件レベルの目安を以下のように定めます。Lv.1 免許取り立て~Lv.2 公道での練習~Lv.3 初めてのスポーツ走行~Lv.4 安定して同じタイムで走れる~Lv.5 初心者向け大会に参加~Lv.6 初心者向け大会で表彰台~Lv.7 脱初心者~Lv.8 公式戦挑戦~レベルはあくまで目安です私は九州地区でHT81Sスイフトスポーツと、NB8Cロードスターでジムカーナしていました。排気量、駆動方式、車重で多少の違いはありますが基本は同じだと考えます。想定サーキットは九州のスピードパーク恋の浦で書いています。
2021.10.16
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