ニャンコと綴る行政書士の日常

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2006/01/19
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カテゴリ: 行政書士のお勉強
今日行政書士試験の合格発表がありました。応援してくださった方々、アクセスしていただいた方々、どうもありがとうございました。

合格率2.62%の難関でしたが、何とか合格しておりました。正式な通知は届いておりませんが、たぶん91点でした。

行政書士試験センターが公表したデータによると、30代女性の合格率に限って言えば、1.5%でした。

実は昨日の東京都のフライング公表で、いち早く私の名前を見つけてくださった行政書士のM先生が、携帯にメールで知らせてくださり、昨日の時点で合格がわかりました。先生本当にありがとうございました。


惜しくも合格点に届かなかった方のお気持ちを考えると、あまりいろいろと書くのは控えますが、私が合格できた最大の要因は、「平常心」です(イチローさん、この言葉使わせていただきます)。

平成15年、万全の体制で臨みながら、2.89%の壁にはばまれて失敗。
平成16年、試験の1週間前に身体をこわし、高熱でのダメもと受験。毎日遅くまで法律事務所でこき使われており、勉強時間も十分にはとれませんでした。

そして今年、6月までは簿記1級の勉強。その後も全然勉強に身が入らないため、自分のペースメーカーとして強制的に7月31日からWセミナーの答練を申し込みました。

私にとって運命の9月18日、それは答練の最終日でした。2年も経って初めて、平成15年に失敗した原因がわかりました。


その日から私は変わりました。今年の実質の勉強期間は半月程度です(Wセミナーの答練と模試の復習がすべて)。あとはすべて2年前に必死で勉強した貯金です。


今年の試験は、「受けさせていただく」気持ちでかなり落ち着いていました。最近の出題の傾向から、記述はよくて18点、15点取れれば十分、という気持ちだったから、「法理」という言葉にも、全く動じませんでした。

「二重の基準」について言えば、2年前に受けていたライブ講義の中で、講師(この方が早川さんです)が繰り返し言った「ダブルスタンダード」という言葉が、なんと2年以上の時を経て、頭によみがえりました。


「平常心」、この重要性に9月18日に気がつかなければ、私の合格はありませんでした。


しかし、本当のスタートはこれからです。やっとスタート地点に立つことができました。

どこかの掲示板で、ある人がうまいことを書き込んでいました。

「行政書士の本試験は一次試験にすぎない、開業した後が二次試験。この二次試験のほうがずっと厳しく、合格率は1%」


開業は腹を決めています。幸運にも、いくつかの選択肢に恵まれています。どう第一歩を踏み出すか、これからが勝負です。






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Last updated  2006/01/19 10:47:39 PM
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19のままさ@行政書士さくら

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