遊裕動脈

遊裕動脈

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Archives

2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月
2025年07月
2025年06月
2025年05月
2025年04月
2025年03月
2025年02月

Freepage List

Free Space

設定されていません。
2011年10月14日
XML
カテゴリ:
いつもおなじみの名物料理を本場に行って食べるぞ!というコー
ナーで、前回はナポリでピッツァを食べた以来ですから2年ぶり。

いつかは南米アンデスでトマトを食べようと思ったりしているの
ですが、このペースだといつになることやら(笑)。

さて、昨今は日本でもお馴染みになりつつある魚介類のスープで
あるブイヤベースですが、本場マルセイユに行くと一体全体どう
なのか?問題はそこのところであります。

実際にマルセイユに訪れてホテルにチェックインし、最初に行っ
たのは白いプジョーのタクシーを捜すのではなく(笑)、ホテルの

らうことだったのですが、フロントのお兄さんに聞くとブイヤベー
スという料理をマルセイユの人はあまり食べないようで、もっぱ
ら観光客相手の名産品のようなポジションのものだそうです。

つまり、そういう食べ物は観光客が集まるヴュー・ポート(旧港)の
近くに集積しているレストランならどこでも一緒だよ、と。そう
いうことだそうで、高いぜと脅かされました(笑)。

しかし、当方は中学生ぐらいだったか、初めてブイヤベースなる
魚介のダシが濃厚な煮込み料理と聞いたときから、いつかは本場
マルセイユで食べてやろうと、食べ物の恨みではないのに思って
まいりましたので、ここで怯んでは男が廃ると(誰も思わないのに)
思って、マルセイユ旧港に出かけました。

マルセイユ旧港


と根岸のヨットハーバーを足して2倍濃くしたようなところで、
観光客にクルーズボート発着場、プライベートヨットの人、地元民
の散歩コースと、色々な役割を果たしているようでしたが、港脇の
側道に沿ってレストランが並んでいます。

地中海沿岸の港町というのは南に下るほど開店時間が遅く、マル


港の岸壁で水に足をつけ夕方に日向ぼっこをした後、夕暮れを待っ
ていざ出陣です。

外国のレストランなんていうのは、地元の人に美味しい店を聞くの
に限ります。スーパーからバゲットを持って出てきたオジサンを捕
まえて店を聞くと「この通りを入ったところに沢山並んでいるから、
よく看て入れ」で、そばにいた他の人も頷く次第。そういうものら
しいです。

そうかそれなら、と思って入ったところで頼んだのがお待ちかねの
本家本場のブイヤベースです。

ブイヤベース・マルセイユ

日本にいると、煮込み料理というイメージが強いせいか、日本料理の
煮魚の延長で考えてしまいますが、こちらのブイヤベースはあくま
でスープ料理なのですね。魚を食べても海老を食べても味はほとん
どありません。

そのかわり、スープの味は濃厚で、魚介に加えてサフランやオリーブ
オイルが渾然一体となって世界を作っていて、一緒に出されたパンが
あっという間に全てなくなってしまう美味しさです!

一口にブイヤベースといっても、種類というかランクがあって、使う
魚介類の数によって3000円くらいから8000円くらいまで
色々選べるのですが、そんなことを言っても量も多いので彼方此方
で食べられないし、夜はもうすっかり遅いし、なによりいいお値段
ですからお祭り騒ぎのような料理です。

とはいっても、なんとなく美味しい作り方というのは盗めてこれた
と思いますので、今度は自分で作ってみようと思いました(笑)。


感謝!






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2013年05月27日 10時55分07秒
コメント(0) | コメントを書く
[] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: