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2011年12月12日
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『ロッホ・ローモンド』と読むのだそうです。初めて見聞きした
モルトウィスキー。バーテンダー氏はスペイサイドだと仰いまし
た。


LOCH LOMOND 18YO

私はEU法によってウィスキーが40度になってしまってからと
いうもの、あまりスペイサイドを好んで飲まなくなりました。そ
れは43度から40度へ3度分加水することによって、その特徴
の大きな割合を占めるナッツ風味が毀損してしまったことにより
ます。

シングルモルトだといって、スペイサイドを飲んでも他の地域を

ません。

でも、このロッホ・ローモンドを選んだ理由は、40度ではなく、
スペイサイドだからでもなく、3回蒸留だと聞いたからです。

ウィスキーは、一般的に蒸留2回で樽詰めし熟成に回されますが、
グラスゴーやエディンバラに近いローランドと呼ばれる地域では
今でも3回蒸留をしています。日本ではサントリー社のおかげで
オーヘントッシャンが比較的容易に入手可能でおなじみですね。

しかし他の地域で3回蒸留の製法を耳にしたのは始めてで、3回
蒸留するということは、2回に比べてアルコール純度が高くなり、
熟成樽の成分が溶け込みやすく、熟成年数が短くて済むという特
徴が、EU法のデメリットを上回ってくれると期待して頼んでみ


試した結果は成功で、9年熟成のボトルでしたが十二分に熟成が
進み、スペイサイドらしいナッティーなテイストが(2回蒸留物
に比べて)マイルドなアルコールの上でダンスしているような味わ
い。

他のスペイサイドとは明確に違い、ローランドとも異なる、完全に

チャレンジは大いに称えられるべきものでしょう。

モルトウィスキーには、まだフロンティアが残されていることを
高らかに宣言する素晴らしい美酒です。

まだ誰も知らないうちに、あなたもぜひどうぞ♪(笑)

感謝!







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Last updated  2013年05月25日 13時00分43秒
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