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人恋しさで 僕の雫が溢れ出し 目を閉じた日 今、幸せに包まれた僕が抱きしめてあげよう.....19××年11月27日僕は決して忘れない.....歪んだ大人の思念に身体を汚された僕繁華街の片隅で 膝を抱えて 蹲っていたんだ 夜が更ける迄.....僕は壊すために生まれたんだ 僕を壊すもの 躊躇い無く跡形も無く成る迄さ..... あの日の僕は確かに信じていたんだ壊さなきゃ、僕が壊されるってね..... 僕から僕を消したかったのさ 歪んだ心の大人達は同じ顔 同じ服で一杯の 血も涙も心も無い 檻の中へ僕を押し込め 負のシステムに無理矢理同化させて偽りの文化的で豊かな社会 僕を全体の一部品にして心無い子供 席も譲れない元気な子供で一杯の街捏造したかったのさ 己の出世と名誉のため心の教育 二の次にして 道徳教育 蔑ろにしてさ反面教師が動き出した! 異端狩りが始まった!強引に 僕の叫び 僕の道を閉ざす 僕を嵌める罠僕に似合う服 無理矢理剥ぎ取る計画 巧妙な手口みんな上手くいっただろう? シナリオ通りだろう?だって檻の中 みんな同じ顔 同じ服 同じ言葉じゃん僕の同志 みんな何所かに 消えたからさ.....誰か 僕を本気で教育してみなよ 義務教育なんだからさ僕を幸せにしてくれるの義務なんでしょ? それがものを教える人の 使命なんでしょ?僕を幸せに出来るならさ、やってみなよ.....大人の偽善を見抜いた童顔の僕は歪んだ大人に 鏡を見せてやったのさ.....嗚呼 僕は今幸せだよ だからあの日の僕は 安心するんだ大丈夫 キミは独りじゃない 寂しくなんか無いんだよ!だからキミは生きてていいんだこの侭でいいんだ!キミはキミの侭でいい、そう、キミにとってキミの命は何よりも大事なんだからさ!ありの侭 成すが侭に生きて生きてる事 一杯楽しみなよ檻から抜け出せて 良かったじゃんもうキミはそこに帰っちゃだめだ!キミがキミらしくあるためにキミの自由な心の光 掛け替えの無い個性の煌きずっと、ずっと輝かせるために 輝き続けるためにね!そうすればキミは 必ず幸せの道を歩めるからさ.....今、僕の事を一杯愛してくれる人と共に歩めるんだからさ.....大人に成った、童顔のキミとずっと一緒に.....日が暮れる迄幸せの道 光の道を歩めるんだよ.....今 僕はキミを抱きしめてあげたいよ.....涙が涸れる迄 笑顔が満ち溢れる迄.....
2005.11.27
~夢を見ていた・・・・・僕の未来の夢あいつが聴きたかった 僕の月光に心を奪われて 涙を零している 夢・・・・・ピアニストの僕が あいつを招待している遠い未来の・・・・ぼんやりとした、夢・・・・・何とも不思議な感覚に心奪われた少年は思春期のもどかしさで 虐待の痛みを忘れて そして、眠った・・・・・~真夏の朝の強い日差しが僕の素肌を襲った・・・・・あの日僕から“子供の人権”を完全に奪った学校を見捨てて何度目かの朝だった。僕の自室は暴力で僕を押さえつけようとした形跡で一杯だった。そう、破れた血と泥に塗れたYシャツ、そして何とか手に入れた菓子の袋、清涼飲料水の空き缶が散乱していた。まさに孤独な少年が理不尽な大人と闘うためのアジトだ。何よりもエアコンの無い狭い息苦しさで一杯の蒸し暑い部屋は、思春期真っ只中の少年にとって、あの特有の“もどかしさ”を増幅させた。子供から大人の身体に成る現象である事は知っていた。でもこんなにも制御の利かないものだとは知らなかった。だから僕は僕の心が壊れるんじゃないかって想った日の記憶、また下らない学校の腐った思念の大人や、その手下の子供が、あの日僕を絶望の淵に落とした“汚い言葉の矢”が刺さった痛み、そして僕を暴力で従わせようとした肉親からの身体の無数の傷を忘れるため、僕は暫く思うが侭、全く別の世界を彷徨っては覚醒した。きっとこれが声を失った少年の、たったひとつの“生きるてい証”、そして“大人への扉”だったんだ.....。でも僕が寝ても覚めても、心の中でいつも叫んでいた、“声に成らない心の叫び”が、僕の身体に反響した。『僕は、一体どうしちゃったんだろう....。』これが総ての思春期の少年の疑問なんだろう。誰も教えてくれない事に、いつもただ怯えるだけ。でもそこには新しい世界が開けるのだという刹那の期待が胸に過ぎる。そして子供の終わりを告げる時は、確実に進む。誰にも言えない切なさに胸一杯に成り乍ら。僕は世界にただ独り取り残されたような気がした。僕の枕元にあった、壊れかけた目覚まし時計。長針と短針が織り成すアイスダンス。再開の嬉しさと別れの寂しさが交差して、無限に出逢いと別れを繰り返している。僕はただじっと文字盤の演技を見つめていたら、まるであの日の僕等の出逢いに似ているって想った。そう、僕らが重なるのは運命だった事、そしていつかまた逢えるっていう確信が、真昼の無音の世界に彷徨う、刹那的満足に浸る孤独な僕を一杯ドキドキさせたんだ....。ただ余りにもゆっくりとした僕たちふたりの歩み。そんな僕等の人生の歩みを象徴するかのような、長針と短針の“未熟な演技”だった。でもどちらが僕でどちらがあいつかは分からなかった。そう、きっと僕のナイトのあいつが長針なのかな?だって僕をいつも引っ張ってくれたからさ.....。でも、逆に僕の方が長針で、いつもあいつに確り手を握られて、僕は想う存分遊べたのかな.....。その僕達のゆっくりとした成長を急かすかのように、世話しなく僕等の周りを動き回る秒針は、僕等の自由な心を常に壊そうとする歪んだ心の大人、そして秒針の音は彼等によって作られた、僕等の個性や夢を吸い取る音に聴こえたんだ。少年と大人の狭間の夢心地の世界に浸る僕等。嗚呼、僕等の夢の総てを禁じているかの物言いみたいだな。その時僕は目覚まし時計を見つめて、ふと想ったんだ。『この侭じゃ、僕の夢、それに、僕等の約束、みんな壊されちゃうよ.....。嗚呼、僕の夢の扉、壊れた侭だよ!これじゃあ歪んだ大人が僕等の夢の世界に汚い足で踏み込んで来るよ・・・・・僕の夢を壊しにね。それに僕が僕で無くなっちゃうよ.....。』一瞬、僕の心が叫んだんだ.....。僕の成長を急かす、歪んだ大人が作った秒針の音も、僕の体内の時が刻む、僕の緩やかな成長を告げるゆったりとした秒針の音も、みんな掻き消すようにね.....。『僕の部屋が演奏会場に変わる日に叶う夢。あいつとの夢、あの日の約束、ピアノリサイタル。それに僕等が子供の侭で誓った約束.....。あいつの光が込められた、僕の大好きな曲、ベートーヴェン・ムーンライトソナタの演奏会。僕のピアノの調べにのせて、あいつを照らしたいんだ!あの日、寒さで凍えていた僕に温かい光を一杯注いでくれた、僕のナイトのあいつを今度は僕が一杯照らしたいな.....。あんなに寂しくて死にそうな少年が、ここ迄夢のために強く成れた、約束を守れて成長出来たって事を、僕の想いの総てを込めた嬰ハ短調で、僕をずっと見守ってくれたあいつを感動させたいよ!僕がこんなに巧くなった事、あいつに一杯感じて欲しいよ!それに、僕の心を壊すだけの大人に勝てたって事を、僕の唯一の心の支えのあいつに褒めて貰いたいよ。でも僕等の身体が完全に大人に成っちゃう前に、あいつとの約束、叶えたいな.....。僕とあいつのステキな夢が、最高の夢だって想える内に。それに大人に成ったら、金に支配されて、少年時代に見た夢なんてみんな忘れちゃうかも知れないからさ!嗚呼、僕は急がなきゃ!早くしないと大人の身体に成っちゃうよ!それに歪んだ大人に、同じ種類の大人にされちゃうよ!「早くしろ!早く子供じみた事捨てちまえ!」って、下らない規則で縛り付けてさ。だから僕は、あの嫌な音、僕を無理矢理大人にさせる秒針の音と闘おう!そして僕の身体から聴こえる音、僕を決して急かさない、僕のゆったりとした音に耳を澄まして、この夢心地の世界にいる間に、あいつとの約束、僕は早く叶えなきゃ.....。』僕は枕元の目覚まし時計から、ふと目を逸らした。そう僕の“たった一つの夢”を叶える魔法の道具、埃に塗れた、僕の友達だったピアノがあったんだ。『・・・はもう独りじゃないんだよ!』あの日のあいつの声が聴こえたから、その一瞬、ずっと僕を悩ませていた思春期の少年誰もが抱えるもどかしさはみんな消えてしまったんだ.....。ただ僕の心と身体を支配したのは僕達の夢、そしてあいつとの約束だった.....。『もう僕は誰からも支配されないよ!勿論子供の人権を壊す歪んだ大人、暴力で子供を支配する大人からも。誰も僕の行く道を遮る事なんて出来やしないさ!』僕の微睡みを破る蝉時雨が僕に降りかかった、思春期真っ只中の真夏のある昼下がり、僕は、あいつとの約束だけを信じたんだ。『僕の身体の熱、みんな鍵盤にぶつけよう!僕が歪んだ大人に打ち勝つために。僕の夢、ピアノリサイタルを実現するために。勿論、あいつとの約束を果たすために.....。』僕はピアノの上に乱雑に置かれてあった、埃の被ったベートーヴェンの楽譜を手に取った。ピアノソナタ月光第1楽章嬰ハ短調を完璧にマスターした僕の目前に開けたのは、思春期の少年にとっても不思議な変二長調のメヌエット風の素敵な夢の世界だった『そうだ!僕達の夢の世界に歪んだ大人が入って来れないように、僕は夢の扉に鍵を掛けてしまおう!そう、メヌエットっていう、甘い魔法の鍵でね。夢の扉の鍵、僕は誰にも渡さないよ!そう、僕達が子供の内に、僕等の夢を叶えたいからね.....。』19××年、とても暑かった、ある思春期の夕方、僕は夕闇の空に、離れ離れになったあいつを想い、埃塗れに成っていた僕の分身のピアノを優しく拭いた。まるであいつが僕の涙を拭いてくれたかのように、僕に弾いて貰えなくて寂しかったピアノの涙、僕は愛おしさで胸一杯にして拭ってあげたんだ。僕とあいつの第2楽章が、今、始まった.....。To be continued.....☆メヌエット[Menuett;独]・・・・・フランスで生まれた四分の三拍子のゆったりとした宮廷舞踊。ステップを踏むダンスから由来する。
2005.11.22
僕の親友の秋夜くんとの共同企画です。るろうに剣心“星霜編”&本編を熱く語りますwそう、特に剣心が好きな方、心の友からのコメント、お待ちしております。何故、僕が今、剣心を語るのか・・・・そう、幕末~昭和のあの戦争の焼け跡が残る時代の恋愛、そして愛情は、正に命懸けだったと想うからです。彼等にはエゴも無く、ただ相手の幸せを望み、惜しみ無く優しさを与え、命を削って守り抜く・・・・・これこそ現代の我々に欠けた“本物の愛”だと確信します。そして僕が星霜編から掴んだ、本当の愛。それは、自分の我を捨て、ただ相手の幸せを願い、命を賭して守り抜く事・・・・・僕は、この作品に出逢わなかったならば“身を削る愛”は分からなかったでしょう・・・・・この愛こそ、僕は本当の愛であると信じています。幕末の剣客好きな僕が、心から愛してやまない物語です・・・・・☆るろうに剣心星霜編・・・・・宜しければDVDで是非一度ご覧下さい。僕が生きる事に疲れた時、必ず“剣心と薫の愛”に涙を零し、僕が剣心のような、笑顔溢れる、強く優しい男を目指すのです・・・・・僕が剣心の愛で、僕の薫を抱きしめる、その日迄・・・・・近況僕は今、涙雨を降らせています。でも、この涙雨は絶望では無く僕が幸せに成る過程に於いての一滴だと信じています・・・・だから“気分屋の猫”の僕の執筆も停滞気味ですが、どうか僕が続きを書けるその日迄、僕の事を忘れないで下さい・・・・・ただ、僕の光は、もう手の届く所にある。本当にそう信じて、一歩、一歩歩き続けます・・・・・僕の総ての心の友に愛を込めて里見八犬士☆犬坂毛野 拝
2005.11.17
僕の部屋『里見八犬士☆犬坂毛野の夢』が遂に10000アクセスを超えました☆尚10000アクセスはafternoonbreathさんでしたwいつも僕への熱い応援ありがとう☆キリ番記念として僕の詩をプレゼントとして贈りますw想えば僕がこのブログを創めたのは真夏でした。僕が生きる事の苦しみに立ち止ったある日、僕がいちばん好きな少年ファンタジーの八犬伝への想いが、僕の胸を一杯熱くしてくれました・・・・・そして、僕の孤独な少年時代の分身のような毛野を想い、物語の孤独な狼の毛野の傷に共鳴し、僕が毛野の心で生き、どんな困難でも運命に立ち向かう強靭な意志で夢を実現すると、僕は毛野に誓いました。だから僕は毛野を名乗り、僕の部屋“毛野の夢”を、毛野に甘く切ない想いを込めて、開設しました。今、僕は、僕を取り巻く邪悪に立ち向かっています。親の仇に独り立ち向かう、美しき狼の毛野のように。でも僕のぼろぼろだった心は、僕の心の友によって漸く回復しつつあります・・・否、正直まだとても困難な状況にいますが、僕はあの日も、今も、何等疚しい事はありません。だから僕は何も思い悩んだりせずに毛野のようなしなやかな心と身体で、僕の愛と赦しを、逞しく、そして果てしなく優しく、僕の瞳に映る総ての心の友に、穏やかに、そして熱く注ぎます。一度、苦しくて捨てようと想った“毛野の夢”、僕は大切にします・・・毛野の命と想って・・・僕はいつまでもずっと抱きしめます・・・・・こんな孤独で傷だらけだった僕が幸せなんて訪れないと想っていた僕が光の中 幸せに生きられるようにこれからもどうか未だ傷心の僕を温かく見守っていて下さい・・・・・そして僕に温かい言葉一杯、一杯、降らせて下さい・・・・・僕の傷が癒える その日迄・・・・・どんなに苦しくても 辛くても毛野の夢、想い、恋みんな、僕のショートストーリーそして詩で、物語の毛野を癒し続けます・・・・・毛野の夢が叶う日、僕の夢も叶うと信じて・・・・・また、僕の少年時代の物語“夕闇のピアノリサイタル”必ず完成させます・・・・・そして願わくば世に出してあいつに読んで貰いたいから・・・・・『心が渇いたら 僕の部屋においでよ・・・・・少年時代のキミが 微笑んでいるはずさ・・・・・』今迄僕を支えてくれた総ての心の友に感謝致します。どうか、ずっと僕の心の友でいて下さい。僕の心の友のキミにありがとう・・・・・November 7,2005 里見八犬士☆犬坂毛野 拝
2005.11.07
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