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2019.02.15
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カテゴリ: 時事




「観光公害」深刻化 京都・祇園で新対策案 マナー違反注意するスタッフ巡回など- 記事詳細|Infoseekニュース
 交通渋滞や私有地への無断立ち入りなど「観光公害」が深刻化している京都市の祇園で、市がマナー違反を注意するスタッフを巡回させるなどの対策を検討している。迷惑行為に悩む周辺住民のSOSに応えた形で、市は住民と相談しながら具体的な方法や導入時期などを決める。 京都最大の花街・祇園は、市道の「花見小路」…



「観光公害」深刻化 京都・祇園で新対策案 マナー違反注意するスタッフ巡回など
毎日新聞 / 2019年2月15日 11時38分

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外国人観光客らであふれる花見小路=京都市東山区で2019年2月12日午後0時40分、菅沼舞撮影

 交通渋滞や私有地への無断立ち入りなど「観光公害」が深刻化している京都市の祇園で、市がマナー違反を注意するスタッフを巡回させるなどの対策を検討している。迷惑行為に悩む周辺住民のSOSに応えた形で、市は住民と相談しながら具体的な方法や導入時期などを決める。

 京都最大の花街・祇園は、市道の「花見小路」を中心に、お茶屋や屋形(置き屋)、飲食店が軒を連ねる。「一見(いちげん)さんお断り」の伝統で、もともとは他の観光地に比べて観光客数が多くなかったが、数年前から観光客らが急増。特に外国人客による私有地での写真撮影や、ごみのポイ捨て、立ち小便など、深刻なマナー違反が目立つようになっている。

 これを受け、住民団体「祇園町南側地区協議会」は昨夏、観光客の迷惑行為に関するアンケートを実施。地元のお茶屋や飲食店などからは「店内や民家へ無断で立ち入る」「芸舞妓(げいまいこ)を追いかけ強引に立ち止まらせて撮影する」「敷地内に食べ物や飲み物のごみ、吸い殻を投棄する」など200件近い被害や苦情が寄せられた。京町家の破壊・落書きなどで警察に通報したケースもあった。結婚するカップルが記念写真を撮りに訪れるケースもあり、「(新婦が)往来でドレスを着替えていて驚いた」と話す住民もいる。

 協議会は昨年11月、アンケート結果を市に提出し、対策を要望。市は今年1月末、▽英語や中国語ができるスタッフらが巡回し、マナー違反を注意▽祇園かいわいにいる観光客らのスマートフォンへ順守すべき法令などを自動的に配信▽防犯カメラの設置――などを新たに提案した。



 市は「まだ検討の段階で対策を例示しただけだが、住民の方々と話し合ってよりよい方法を探りたい」としている。【菅沼舞】






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最終更新日  2019.02.15 12:41:45
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