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2021.01.15
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カテゴリ: 時事


“1億円プレーヤー”小倉智昭の「とくダネ!」終了はリストラ同然…フジの五輪リポーター志願説飛び交う - 記事詳細|Infoseekニュース
「いい時代を過ごしたMCの典型」なんて声も上がっている。3月で終了するフジテレビ系情報番組「情報プレゼンターとくダネ!」で、1999年4月の放送開始から22年、番組を仕切ってきた小倉智昭アナウンサー(73)。年間1億円ともいわれる高額ギャラがネックとなり、リストラに近い「勇退」となるが、「マイク生活…



“1億円プレーヤー”小倉智昭の「とくダネ!」終了はリストラ同然…フジの五輪リポーター志願説飛び交う
日刊ゲンダイDIGITAL / 2021年1月15日 9時26分

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北京五輪(2008年)を観戦する小倉智昭(C)日刊ゲンダイ

「いい時代を過ごしたMCの典型」なんて声も上がっている。3月で終了するフジテレビ系情報番組「情報プレゼンター とくダネ!」で、1999年4月の放送開始から22年、番組を仕切ってきた小倉智昭アナウンサー(73)。

 年間1億円ともいわれる高額ギャラがネックとなり、リストラに近い「勇退」となるが、「マイク生活50年のうち、『とくダネ!』の22年間は貴重な財産となりました。大病(膀胱がん)もありましたが、長く続けられたことに自分でも驚いています。まだ全てをやり遂げてはいませんが、そろそろ次世代のキャスターに席を譲る時が来たようです」などとし、その表情は決して暗くない。

「そりゃそうですよ」と、あるフジテレビ関係者はこう言う。

「放送開始当初は1本150万円(推定)ものギャラがあり、週5で月に3000万円、年換算で3億6000万円も稼いでいた計算になるわけですから。それが22年も続いたのです。最終的には1本70万~80万円に下がったようですけど、それでも今のご時世でみれば高額ギャラに変わりはない。フリー転身組の典型的な勝ち組。もうフリーが小倉さんのように稼げる時代は来ません」

 小倉は東京12チャンネル(現テレビ東京)での競馬中継で注目され、故・大橋巨泉さんに見いだされ76年にフリーに。巨泉の助言でラーメン屋など飲食店経営にも乗り出し、イベント出演や講演会も多数こなした。番組では趣味のスポーツ観戦の延長で2000年シドニー大会を皮切りに五輪取材を始め、08年の北京からは夏季、冬季大会の全てで会場から生中継してきたのだから、趣味と実益を兼ねた仕事であったのだろう。



「かつては毎年のように慰安旅行や慰労会をやって、自腹でその全額を負担していました。全盛期には約170人もスタッフがいたのですから費用負担は相当なもの。また、視聴率が同じ時間帯で1位になると8%で1万円、9%で2万円と番組貯金をして、年間300万円くらい貯めてそれでスタッフ全員に焼き肉をふるまったことがあった」(スポーツ紙芸能デスク)

 スタッフあってこその番組という信条からの大盤振る舞いなのだろうが、かつては「バンス(前借り)の小倉」と呼ばれていた時代もあったという。29歳でフリーになったものの、最初のころは仕事がなく、給料をもらうと2日後にはスッカラカン。「税金なんか当たり前、養育費も公共料金の支払いも滞納が続いた」「電気、ガス、水道全て止まったこともあった」というのは、講演会でのお得意のネタ。持病の糖尿病もそれに続き、午前3時に起きて、5時に自宅を出るまでに血糖値の計測やインスリン注射が日課だったそうで、「友達だと思って付き合ってますよ」と前向きな発言をして観客から拍手をもらう。酒もたばこもやめてからは「ゴルフとコーヒー」が人生の楽しみと言い、中高年には多趣味な人生を勧めるという。

■「五輪を花道」はかなわず

「オリンピックにこだわりがあり、東京大会を最後に身を引くプランを練っていたそうですが延期でかなわず。『とくダネ!』は終了しますけど、報道パスをもらって、特番でリポートしたいとフジに掛け合ったともいわれています」(前出の芸能デスク)

「五輪を花道に勇退」の道はなくなったが、最高の時代にテレビマン人生を歩んだ小倉。最後はリストラ同然とはいえ、胸もお腹もいっぱいだろう。







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最終更新日  2021.01.15 12:17:38
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