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「こんなものがあったよ」と言って、家内が床下収納庫から缶詰を出してきました。缶に入った非常食のパンで、賞味期限が2021年6月と書いてあります。いま何年何月でしたっけ。家内が「わたしには見覚えがない」と言うので、思い起こしてみると、たぶん東京都品川区に住んでいたときに、区からもらった防災用品の中に入っていたものの一つだったろうと思います。このまま、また保存しておいても仕方がないので、わたしが朝食にいただくことにしました。チョコチップ入りのマフィンのような形状ですが、軽く温めて食べてみると、生地はまったくパンです。ふわふわとしていて、美味しくいただけました。食べた感じでは、量はこのパン2個で食パン1枚ぐらいの分量かと思います。生地は甘くないのですが、チョコチップの分だけカロリーが増して、非常時には空腹を満たすことができるでしょう。関東では7日夜に大きな地震があったばかりです。関東に限らず、非常時への備えは怠らないようにしたいものです。
2021年10月08日
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4年間暮らした北品川を引き払う時が来ました。さきほど、レンタル冷蔵庫と洗濯機が引き取られて行きました。この部屋に住むのも、あと24時間弱です。さて、冷蔵庫を空にするために、スライスチーズを「のりチーズ」にして、焼酎のお湯割りのアテにしました。板のりを4つに切り、スライスチーズ2枚を挟みます。チーズの水分でほど良く接着したら、食べ頃です。冷蔵庫の食材は全部無駄にすることなく食べ切り、これまでに買った惣菜に付いていた調味料の小袋で、冷蔵庫にいっぱい貯め込んでいたもののみ、大量に廃棄しました!
2019年04月28日
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これは、小ぶりなパックの豆腐をそのままいただく場合の食べ方です。通常の冷や奴は、パックを開けて余分な水を捨て、小鉢に移して、刻みねぎ、かつおぶし、おろししょうがなどを添えて、しょうゆもしくはめんつゆを掛けるのでしょう。しかし、こういう充填豆腐なら水を捨てる必要がなく、特にわたしが腸の検査の前にねぎなどの繊維質を禁じられる期間には、これで充分です。豆腐の一部をくりぬいて別の所に積み、穴にめんつゆを入れて、穴の周囲からスプーンで食べればいいのです。パックを捨てれば洗い物はスプーンだけです。
2018年12月16日
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わたしは朝食にはいつも、冷やしたぬきそばと、ちぎったレタスを食べています。10月に入って、100円ショップで買うそば(108円)が変わりました。変わったと言っても、夏場は「ざるそば」、冬場は「いろりそば」と、名前が違うだけだと思います。作るときはどちらも、沸騰したお湯で1束(100g)を2分間、麺をよく踊らせながら茹で、火を止めて2分置いて、それから冷水で麺を締めます。4分茹での麺ですが、こうすると多少コシが残るように思います。袋の裏側を見ると「ざるそば」は冷やしそばだけ、「いろりそば」は冷そば・温そば両方の食べ方が書いてあります。でも、成分は同じなので、年中同じ作り方で冷そばで食べてよいと思っています。冷やしたぬきそばは、スーパーで買ったパック入りの揚げ玉と、冷凍している刻みねぎをトッピングして、そば用のつゆ45ccを掛け、よく混ぜるだけです。いつか単身赴任が終わって大阪に戻っても、朝食は冷やしたぬきそばを食べ続けたいと思うほど好きですね。
2018年10月14日
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中華麺に肉味噌を掛けた炸醤麺(ジャージャンめん)は、汁なし麺ですから、熱々というわけにはいかないでしょうが、あえて冷やして食べるものでもありません。でも、日本ではのど越しの良さを求めて、麺を冷やして食べることもあるようです。今回は市販の冷やしジャージャー麺を買ってきました。麺と肉味噌は付いているので、茹でた麺を冷水で締め、刻みねぎとちぎったレタスをトッピングしてから肉味噌を掛け、よくかき混ぜました。市販のものは味が濃いので、野菜をたっぷり使うと味が薄まって、わたしには丁度いいようです。
2018年08月29日
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職場の同僚から、6月に家庭菜園で採れたいんげん豆をいただきましたが、7月にはなすをいただきました。小さいのが2つだったので、頂いて帰って、味噌炒めにしました。採りたての新しいなすは、切って水にさらしても、種の周りが黒くなりにくく、美しく仕上がります。なすはもともと、生でも食べられる食材ですから、味噌炒めもあまり長く火を通さず、油でさっと炒めて味噌を絡ませる程度にしました。使った味噌は、即席味噌汁の1人前の半分でした。
2018年08月01日
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6月に職場の同僚から、家庭菜園で作っているという、いんげん豆(隠元豆、三度豆)をいただきました。青い豆は一般に、摘むとたちまち劣化が始まり、なるべく早く茹でるなどしたほうがいいと聞きますので、職場の冷蔵庫に入れておき、寄り道せずに帰って、すぐに茹でて食べました。いや、正確には、茹でる前にへたを落とし、筋を取ろうとしたのですが、若くて新鮮なためか、筋がなく(!)、食べても筋が感じられないぐらいの柔らかさで、驚きました。茹でた豆も、豆の粒自体は小さく、さやに当たるところがほとんどで、それが柔らかいのです。炒めたり煮込んだりするのではなく、茹でただけで食べるのが良いのではないか。だけど、お湯割りのアテにするには、塩茹でだけだと物足りない。そこで、茹でて半分の長さに切ったいんげん豆に、マヨネーズを掛けただけにしました。豆(さや)の甘みを感じるほど、美味しかったです。しかし、豆の季節は短く、一度に多く取れて、すぐに時期が終わったそうです。スーパーで買ういんげん豆は、筋が取れるのなら取ったほうが食感がいいのは間違いありません。茹でてから白あえにしたり、ピーナツバターあえにしたりするほか、サラダでも浅い煮付けでも煮込み料理でもカレーでも、何にでも使える癖のない食材です。でも、これまではそうして食べていただけに、今回初めて、素材だけで味わえるような新鮮な豆があることを知りました。いんげん豆に限らず、生産者はふだんから美味しい食材を食べているのでしょうねえ。
2018年07月14日
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近所のスーパーに「原宿ドッグ」なるお菓子が、値引きで出ていました。目に留まったので、興味半分に買って帰り、食べてみたところ、チーズクリームの入ったソフトワッフルでした。原宿ドッグという名称は初めて見たので、調べてみたら、これは商標で一般名詞ではないようです。2本入りのうち1本食べてから、もう1本は電子レンジで熱くして食べてみましたが、特にチーズクリームが軟らかくなるということもありませんでした。露店でカスタードクリームの入った鯛焼きがありますが、それをチーズ味にした感じのお菓子でした。
2018年07月13日
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4月に友人と秋葉原へアイドルグループのライブを見に行きました。夕方からの2時間の公演が終わってから、秋葉原駅前の居酒屋へ食事かたがた飲みに行きました。その店のメニューにチーズの味噌漬けがあったので、どんなものかなと注文してみました。コクがあって美味しかったです。豆腐の味噌漬けは何回か食べたことがあったので、これなら家でも作れるかなと思い、先日その友人が北品川に遊びに来たときに、チーズの味噌漬けを作って出してみました。生味噌タイプの即席味噌汁2人前(2袋)をポリ袋に取り、4個入りで100円程度のプロセスチーズ(ベビーチーズ)を漬け込んで、3日ほど置きました。食べるときに袋から出し、味噌をぬぐって食べてみました。…しかし、ほとんど漬かっていません。軟らかいクリームチーズを使って作ったほうが良かったでしょうか。仕方がないので味噌を付けて、味噌漬けならぬ「味噌付け」で食べましたが、これなら漬ける必要なかったのに。再挑戦しようか迷っています。
2018年07月03日
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わたしはカレーが大好きで、毎食たべていても飽きないのですが、さすがに寄る年波か、あまりに辛いカレーは胃がもたれるようになりました。レトルトカレーといえば「大辛」しか買わなかったのに…寂しい限りです。でも、カレー好きなのは相変わらずですから、最近では中辛にレベルダウンしたとはいえ、部屋にカレーは常備しています。もちろん主食にすればいいのですが、酒のアテとしても非常な魔力を持った食べ物です。カロリーはとても高いのですが。この日はカレーラーメンにしました。10年前に書いたときは、カレーを作った残りの鍋でラーメンを作り、鍋を洗うと同時に、こびり付いたカレーを汁とともに食べてしまおう、というものでしたが、今回は本式のラーメンです。使い捨てられるように、1人用の鍋物が入っていたアルミ箔の鍋を転用し、300cc程度のお湯でインスタントラーメンの麺を茹でたら、レトルトのカレーを加えて温め、仕上げに卵を落として散らします。冷凍ほうれんそうも加えました。カレーを温めたところに卵を落としただけでも、いい酒のアテになりますが、これはそれに麺が加わっていて、ボリュームもあります。このカレーラーメンをテーブルに運び、焼酎のお湯割りを作って、麺をちょびちょび食べながら飲みます。汁代わりのカレーはわりあい麺に絡みますので、最後にはほとんどカレーが残りません。もっとも、カレーが残ったからといって、金属のスプーンでかき取ると、アルミとこすれますので、パンでぬぐうぐらいがいいですね。
2018年04月22日
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「ほうとう(食へんに搏のつくり+食へんに托のつくり)」といえば山梨名物ですが、北品川のスーパーでもその麺を売っていて、しかも値引きだったので買ってきました。かぼちゃを具にしたみそ煮込みで食べるのが一般的ですが、一人暮らしゆえ、あり合わせのもので仕立てました。鍋にお湯を800ccほど沸かし、ズッキーニ(これはかぼちゃの仲間です!)と薄揚げを煮て、生みその即席みそ汁2人分とだしの素少々を溶かしてから、ほうとうを煮込みました。写真で黒っぽく見えるのは、即席みそ汁の具のわかめです。以前に群馬名物の平打ちの「ひもかわうどん」を使って「おっ切り込み」という煮込み麺料理を作りましたが、ほうとうも似たような食べ方をします。もっとも、ひもかわうどんには「日本のラザーニャ」と呼ばれるぐらい幅広のものがありますが、ほうとうではそういうものは聞きません。普通に煮込んで、煮汁にややとろみがつくぐらいで食べるのがいいでしょう。温かい麺料理で、体が温まりました。
2018年02月19日
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サンドイッチ用のパンではなく、8枚切りの食パンでサンドイッチを作ったので、切り落とした耳が余りました。さすがに8枚切りのパンの耳が8枚分あれば1食になるだろうと思い、何と一緒に食べようかと思っていたところ、家にソーセージと少しピリ辛のフライドポテトがあったので、一緒に炒めることにしました。樹脂加工のフライパンなので、油を引かずにソーセージとフライドポテトを炒め、よく火が通ったところでパンの耳を加えて炒め合わせました。パンの耳は、バターで炒めて塩を振ると美味しく食べられますが、よく油分を吸うので、バターがよくしみたものとそうでないものとがムラになります。今回はフライドポテトから出る油と塩分がすべてなので、あまり極端に油もしみ込まず、また、さほど濃い味付けにならずに食べることができました。時間をかけてソーセージがカリッと仕上がると香ばしくていいですね。ハーブ入りソーセージでなければ、最後に乾燥パセリやバジリコを振ってもいいでしょう。ダブリン・コドルという、じゃがいもとたまねぎを使ったソーセージ煮込みがありますが、以前はそれを炒め物バージョンで作ったことがあります。今回は煮汁をまったく使わないので、まったくの炒め物ですが、見た目が華やかでないところも含めて、似た味わいがあるかと思います。今回作ったきっかけは、あり合わせ料理でしたが、ビールなどのアテとしてのパーティー料理にもなりそうに思います。ソーセージの良しあしが味の良しあしの決め手になります。
2018年02月09日
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三度三度の食事は、楽しみながら食べればいいとは言え、単身赴任をしていると、栄養も考えないわけにはいきません。「体が欲するものを食べればいいのだ」という考え方もありますが、野菜(ビタミンC、食物繊維)特に緑黄色野菜(カロテン→ビタミンA)の摂取には気をつけています。幸い、緑黄色野菜は好きなものが多いのですが、にんじんやかぼちゃは、貧相な台所で調理するには硬すぎます。ピーマン・ししとう類なら小さなナイフで切りやすいです。この日は、買ってあったカラーピーマンの赤と黄色に、緑のししとうを合わせて、フライパンで油炒めにしました。ししとうは半分に割って種を取ると、実が薄いこともあってかさが減ってしまいますが、仕方がありません。買ってすぐのししとうならいいのですが、日がたつと、種が黒っぽくなって硬くなってきます。こうなると食感に影響するので、買ってしばらくしたししとうは、種を取ってしまいます。赤と黄色のピーマンも、ししとうに合わせて切ります。フライパンにサラダ油(ごま油でも可)を薄く敷き、ピーマンやししとうを炒めます。炒め加減はお好みですが、鉄のフライパンなら強火で短時間で。樹脂加工のフライパンなら、中火でしんなりするまで炒めます。味付けは、炒め終わる際に、あっさりと昆布茶だけを振り、火を切ります。昆布茶の代わりに抹茶塩でもいいと思います。実はこれは酒のつまみにしました。濃い味付けではないので、ししとうやピーマンそのものの味が楽しめて、美味しかったです。
2017年11月16日
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ふだん会社へは弁当を作って持って行っていますが、ある日のわたしの弁当が信太丼(しのだどんぶり、きつね丼)でした。これは卵丼に具として薄揚げを加えたものです。しょうゆ、みりん各10ccとだし80ccを沸かし、刻んだ薄揚げと青みとしてこの日はほうれんそうを入れて少し煮たら、溶き卵でとじます。これをごはんに乗せて、できあがり。切りのりがあればふりかけます。わたしの弁当箱は500ccのタッパーなので、少々汁気のあるものでもOKです。きつね丼と言っても、きつねうどんと同じく、きつねの肉が入っているわけではありません。きつねの好物とされる薄揚げを使った料理です。これは歌舞伎や浄瑠璃の「葛の葉」で、きつねが化けた女が、自分が産んだ童子(のちの安倍晴明とされる)を残して去るときに「恋しくばたずね来てみよ和泉なる信太の森のうらみ葛の葉」という歌を残したということから、揚げ→きつね→信太という別名が生まれたようです。きつね→稲荷という連想もあるようですが。上方落語の「天神山」も似たような話ですが、こちらは四天王寺に近い安居天神を舞台にしているため、歌も「和泉なる…」ではなく「恋しくばたずね来てみよ南なる天神山の森の中まで」となっています。信太丼だけでなく、開いた薄揚げでふきを巻いて煮付けたものを信太巻きと呼んだりもします。「揚げ」では直接的なので、しゃれて「きつね」と言ったのでしょうが、もしかしたら動物のイメージを嫌って、さらに「信太」と呼び変えたのかもしれませんね。
2017年10月04日
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3日間、繊維分のないものだけを食べる「うどん生活」が続きます。朝食には釜玉うどん、昼食は生じょうゆうどん。そして夕食は、ついに汁のあるうどんを食べました。タイトルは「素うどん」としましたが、ちょっと悩みました。大阪では「素うどん」と言っても、せめて刻みねぎは入りますし、かまぼこの薄切りや、うまくすれば天かす(揚げ玉)を入れてくれる店もあり、つまりはハイカラうどん(東京で言うたぬきうどん)が素うどんであったりもします。北品川のマンションの1階に入っているスーパーでも、近くの100円ショップでも、関西系の粉末うどんスープを売っています。粉末を鉢にあけて、お湯を注ぐと、淡い色のうどんつゆが簡単にできます。もっとも、わたしはより薄味にするため、袋の半分だけ、スプーンですくい取って使い、残りはよく袋の口を折って残しておき、次回に使います。うどんは市販のうどん玉ですが、今回も沸騰したお湯で3分ほど茹でて、熱いうちに水気を切って、鉢に移しました。今回は油物も制限されているため、天かすは入れられません。また、粉末のうどんスープに入っている乾燥ねぎも、網じゃくしで掬い取るなどの涙ぐましい努力をしました。それで、この「何も入っていない素うどん」が美味しいのかと言うと、美味しさというのは相対的に感じるものであるが故に、朝と昼に食べた汁なしうどんに比べると、やっぱり美味しいです。ありがたがって1本ずつ丁寧に食べると、うどんは1玉で30本ありました。つゆも飲めて満足です。
2017年07月03日
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繊維分のないものだけを食べる「うどん生活」では、朝は釜玉うどんを食べています。うどんといえば、つゆのある「かけうどん」が一般的ですが、それは夕食に食べたいので、昼はそれ以外の食べ方を、ということで、讃岐ではよく食べられているようですが、生醤油(きじょうゆ)うどんにしました。もっとも、讃岐の生醤油うどんは、刻みねぎのほかに、大根おろしを添えたり、すだちのスライスを添えたり汁を絞ったりもしますが、今回はしょうゆだけです。大阪人にとっては、うどんは「汁物」の扱いですから、麺よりもつゆが重要です。さらに言ってしまえば、うどんの麺は、つゆの邪魔をしないほうが良いのです。だからコシがあってはいけないのです。ところが、讃岐ではうどんの麺そのものを食べるため、湯がいた麺につゆを添えずに、しょうゆだけを掛け回すような食べ方が生まれました。個人的には、うどんの麺をそのようにして食べることには抵抗がありますが、今回は事情があるために、やむをえません。冷静に考えれば、生醤油うどんは、釜玉うどんから卵を除いたものです。これだけでは栄養分が足りないように思います。そこで、冷や奴を添えました。小ぶりのパックに入った充填豆腐の、一部をスプーンでくりぬいて、空いた所に盛り、くりぬいた穴にめんつゆを注ぎます。こうすれば、別の皿に出さなくても豆腐が食べられます。くりぬくのに使ったスプーンを使えばいいでしょう。この方式は、うどんのおかずでなく、酒のアテにするときにも応用できます。
2017年07月02日
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ふだん作って会社に持って行っている弁当は、500ccのタッパー1つ分です。ごはん1膳分を敷き詰めて、佃煮かふりかけを全体に広げ、焼きのりで覆ってその上におかずを薄く並べる「のり弁当」(乗せ弁当)にすることが多いですが、ときには焼きそばや焼きうどんにもします。これらは、市販の1玉を炒めれば、まずまずの分量になります。具は、ピーマンと卵は必ず使いますが、他にはハム、ちくわ、キャベツなど、そのときに冷蔵庫にあるものを使います。先日は焼きうどんでしたが、細いうどん玉なら問題ないものの、太めのうどんを使うと、お昼に電子レンジで温めて食べても、全体が一体化してほぐれにくくなります。そこで、うどんを炒める前に、1玉をまな板で4つに(十字に)切ったりします。包丁で切るのではありません。まな板「で」切るのです(写真参照)。100円ショップで買った薄いまな板ならではですが、刻みすぎずに、適度な長さにしておくと食べやすいです。今回は、しょうゆ味で作りました。
2017年04月16日
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今年は一人ぼっちのクリスマス「クリぼっち」を過ごしています。クリスマスにかかわらず、近所のスーパーにはよく薄切りのローストポークが出ていますが、以前に書いた「ローストポークちゃんぽん」のように、今回は醤油ラーメンにローストポークを乗せて「ローストポークめん」を作ってみました。チャーシューを乗せたラーメンをチャーシューめんと呼ぶのなら、ローストポークめんという命名になるとしたものでしょう。味はふつうに美味しかったです。
2016年12月24日
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イタリア料理のパスタと言っても多様で、すべてがスパゲティーのような麺状ではありません。パスタ(英語のペースト?)は練ったもの、こねたもの、ぐらいの意味でしょうから、平たいラザーニャや団子のようなニョッキも含まれます。その中でショートパスタに分類されるのが、斜めにカットされた穴あきパスタのペンネで、ペン先の形状に似ていることからの命名です。マカロニより穴(直径)が大きく、表面に溝があってソースが絡みやすいのが特徴です。このペンネを茹でて、いただきました。合わせたのは、ししとうの小口切りとちりめんじゃこを少量の油で弱火で煎りつけて香ばしくしたものです。ペンネにこれを乗せ、抹茶塩を振って味を調整しました。かなり和風ですが、家にあるものを組み合わせると、こんなことになりました。ただし、これはこれで、あっさりしていて美味しいです。塩加減は、じゃこに含まれる塩分や、パスタを茹でるときの塩分を考慮して、過剰にならないようにお気をつけください。
2016年12月23日
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居酒屋で比較的安く食べられる定番メニューになった感のある「ししゃも」ですが、本ししゃもとも呼ばれる本来のししゃもはあまり出回らず、ふつうに子持ちししゃもとして見かけるのは樺太ししゃもという種類だそうです。シシャモはアイヌ語で、北海道の南東側で取れるのだそうです。でも、樺太ししゃもも充分に美味しいと思います。スーパーに安売りで出ていたのを買ってきましたが、単身赴任の台所にはグリルがないので、フライパンで焼いてみました。温めたフライパンに「頭を左・腹を手前に盛り付けたときに表になる側」を下にして並べます。中弱火でじわじわ焼くといいでしょう。ちりちりと焼ける音がしてきたら、フライパンの空いた所に少し水を差し、ふたをして蒸し焼きにします。ふたをするのは、卵や目玉が飛び散るのを防ぐ役目もあります。いい具合に焼けたら、フライ返しなどで慎重に返し、裏側も焼きます。香ばしく焼けたら皿に取り、熱いうちにいただきましょう。熱燗やお湯割りに合います。もう40年ほども前、1970年代のことだと思いますが、大阪で売れっ子だった横山プリンという芸人が、ラジオで「最近、ししゃもは○○に勝つようになってきた!」と喋っていたのを思い出します。それまで少なくとも関西の居酒屋や立ち飲みの店などではあまり出回っていなかったししゃもが、何か別のアテより高い値段がつくようになってきた、という指摘です。比べられているのは鯖のきずしだったか何だったか、もう今となっては覚えていないのが残念です。
2016年11月27日
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よく行く近所のスナックで、別の常連さんが食事をせずに飲んでいるのではないかと心配したママが、冷や麦を温麺にして出そうとして茹でていました。ところが、そのお客さんが何にへそを曲げたのか、急に「帰る」と言って帰ってしまいました。静かな日で、途中からお客はわたし1人になっていました。帰り際にママに「冷や麦3把茹でたんだけど、あの人帰っちゃったし、余してもしようがないから、持って帰ってくれない?」と言われ、頂いて帰りました。固めに茹でた冷や麦は、ラップで包んでポリ袋に入れてもらっていましたが、家に帰ってから、すぐにサラダ油を全体に回し掛けてなじませ、また包んで、冷蔵庫に入れました。ごま油があれば、なお良かったのですが。翌朝、ラップに包んだまま少しだけ電子レンジで温め、熱して薄く油をなじませたフライパンで、中火で焼きました。3把というと乾麺で150g。スパゲティーの大盛りだと思えばいいでしょうか。少し焦げ目がつくぐらいまで、両面を焼きました。麺を焼くときは、あまり動かさないのがコツです。数分焼いて、一気に裏返すのを何回かするうちに、だんだん形が崩れにくくなります。いい焼き色がついたら、焼き麺の完成です。野菜炒めのあんかけを掛ければ立派な一品ですが、1人暮らしなので、レトルトカレーを別の器にあけて電子レンジで温め、それを掛けるだけにして、カレー焼きそうめんでいただきました。そうめんではなく、冷や麦を使っていますが、名前は「焼きそうめん」で勘弁してください。
2016年11月02日
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わたしはこれまで「ホッピー」という炭酸飲料を飲んだことがありませんでした。ただし、いわゆる下町を中心に根強いファンがいると聞き、スーパーに値引きで出ていたので、1瓶買ってみました。よく冷やした焼酎1:ホッピー5の割合で混ぜて、飲むそうです。ホッピーは330cc入りですが、うち275cc程度を、55ccの芋焼酎と混ぜて、飲みました。黒ビール以外のビールをほとんど飲まないわたしには、ビールのまがいものとしか思えませんでしたが…。瓶に残ったホッピーを、それだけで飲んでも、特に感慨はありませんでした。
2016年10月28日
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1人暮らしでピザを食べるのは至難です。宅配ピザだと、小さいサイズのものでも、各種のトッピングがされているのでボリュームがあり、1食では食べきれません。そんなときは残しておいて、翌日に食べることになりますが、そう毎日ピザというのもつらい。それに比べて、スーパーで売っている生地の薄いピザなら、なんとか1食で食べてしまえます。宅配ピザのような豪華な具ではありませんが、「クワトロフォルマッジ」を買ってきて、焼いて食べました。「クワトロフォルマッジ」は「4種類のチーズ」という意味で、ゴーダ、モッツァレラ、クリーム、パルメザンチーズが使われています。複数のチーズを使うことで、その味わいが濃く複雑になるため、チーズ好きにはたまりません。ミックスピザのときにも書きましたが、これをふた付きの深鍋で蒸し焼きにして、チーズをとろけさせました。今回は彩りと食感と栄養を考えて、薄く輪切りにしたピーマンを乗せています。サクッと1枚、ぺろりといただきました。
2016年10月09日
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マンションの1階にスーパーがあるのですが、野菜では、毎朝食べるためのレタス(1玉)を買うか、刻みねぎのパックが値引きで売られているときに買って、冷凍しておくぐらいです。調理台が極端に狭い台所なので、なるべく包丁を使いたくないという理由によるものです。ですが先日、ほうれんそうが半額で出ていたので、1把買いました。適当な大きさに切って湯がき、水気を切って、製氷皿に分けて冷凍します。にゅうめんなどの汁物の彩りに重宝します。
2016年10月07日
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スーパーの売り場に、いかにも秋らしい和菓子のパックが出ていました。彩りにひかれたことと、値引き商品だったこともあり、つい買ってしまいました。りんごを模したのは、白餡を包んだ赤い餅生地のお菓子。菊を模したのは、中がこし餡で、外側が黄色い餡でできたお菓子。いずれも、葉っぱなどを表したようかんの切れ端が付いています(これが好きだったりもします)。そして、もう一つは、栗餡で餅をくるんだお菓子でした。3回に分けて楽しみました。
2016年09月29日
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酒を飲んでいない日に、夜に小腹が減ることがあります。何かを少し食べればいいのでしょうが、へたに食べると食欲を誘発して、しっかり食べないと満足して寝られない、という悪循環に陥ります。温かいインスタント麺だと、胃も気持ちも満足しそうですが、油分のないメニューのほうがヘルシーではないかとの思いから、にゅうめんを作ってみました。煮温麺(にうんめん)が転じて「にゅうめん」になったようですが、つまり温かい汁で食べるそうめんです。今回はそうめんを50g使ったので、汁椀にいっぱいになりましたが、もう少し少なく25gや33gぐらいでいいのかもしれません。腹具合と相談して調節してください。鍋にお湯を適量沸かします。お椀にインスタントみそ汁を入れて、お湯が沸いたら注いで溶きます。このとき、茹でた麺が入ることを考えて、あまり湯の量を多くしないように。それから、そうめんを1~2分茹でたら、麺だけお椀に移し、冷凍ねぎを散らしました。温かい汁物でほっこりしました。
2016年09月25日
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たけのこごはんといえば、春の風物詩ですね。でも、ばらずし(ちらしずし)や、がめ煮(筑前煮)などにもたけのこは使いますので、たけのこごはんも、いつ炊いても構わないと言えば、そうかもしれません。こちらは、水煮のたけのこで炊きましたので、季節ナシですが、ご容赦ください。ふだんの炊飯は、わたしの1食分を0.45合としているので、その6食分の米2.7合(486cc)で炊いています。ここに水煮のたけのこ2つは、少し多すぎたかもしれません。洗米した米を鍋に入れ、この鍋とふたの場合は水を1.3倍にするので、632ccの水を注いで、食べやすく切った水煮のたけのこを乗せて、炊きます。しょうゆを加えると色が暗くなるかと思い、塩少々を振って味付けにしました。結果的に、たけのこがかさばるために、できた6食分は、だいぶ大きめのおむすびになりました。ただし、たけのこと塩だけだと、ほかの素材の邪魔をしませんので、チャーハンやカレーに使っても美味しくいただけたのは、発見でした。
2016年06月30日
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写真のピザは、市販のミックスピザです。こういうのはたいてい、袋に「オーブンかオーブントースターで調理してください」と書いてあります。しかし、北品川の22平米の部屋には、そのいずれもありません。あるのは電子レンジとガスレンジだけ。そこで、ガス火を選択しました。元は電気鍋で、今は炊飯に使っている樹脂加工の深鍋が、ピザのサイズにうまく合いました。そこで油を引かずに、ほんのり温めた鍋にピザを置いて、ふたをして弱火で焼きました。最初はピザがくっつかないように、ときどきふたを取って動かしてやります。そのうち、全体が温まって湯気が出てきたら、大さじ1杯ぐらいの水をふちからそっと注ぎ、ふたをしてさらに加熱を続けます。蒸気が回り、全体がまんべんなく温まります。次に水分がなくなって、底が香ばしく焼けてきたら、できあがり。生地はカリッと、チーズはとろっと仕上がりました。小さなナイフで切り分けて、熱々をいただきました。ビールかハイボールが合いそうでした。
2016年06月27日
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すあま、という食べ物は、関西にはありませんでした。かつて「たれぱんだ」というキャラクターがはやったとき、その好物が「すあま」だという触れ込みでしたが、みんな「すはま」の書き間違いだと思っていました。きなこだんごのような「すはま」なら、関西にもあります。ところが、関東出身の部員が、「すあまはすはまとは別のものです」と主張しました。まだ当時は、インターネットがそれほど普及しておらず、各地の産品も身近ではありませんでした。今回、近所のスーパーで「すあま」を見つけました。それこそ、インターネットで検索すれば、原材料から製法まで、今では詳しく知ることができますが、味は各人の受け取り方次第でしょう。食べてみて、ういろうと求肥と大福餅の皮の、どれとも違うけれども、まああまり大差の無いもの、という結論に達しました。すあまを、前述の和菓子とは別のものとして独立させるほどのものなのか、わたしには正直言って疑問ですが、ユル~く考えれば許容できますね。
2016年06月20日
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北品川で、マンションの1階のスーパーではお惣菜だけでなく、魚もときどき買いますが、刺し身を買って帰ったものの、冷蔵庫には早めに食べなければいけない食材が残っていることがあります。その場合、どちらを次の食事以降に回すのか、慎重な判断が求められます。今回、びん長まぐろの刺し身は、少しもたせるために、しょうゆで漬け(づけ)にしておいて、翌日の朝、温めたごはんとともにいただきました。麦飯で、しかも酢めしではないので「すし」とは呼べないかもしれませんが、これぞ「江戸の早ずし」。美味しかったです。
2016年04月29日
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1人暮らしなので、野菜も食べないと、いや蛋白質も重要…ということで、今回はキャベツともやし主体のミックス野菜を加えたちゃんぽんです。とんこつラーメン風のだしで麺や具を煮込むちゃんぽんは、長崎の名物とされますが、沖縄の「チャンプルー」と同じく、いろんなものを混ぜたもの、という意味だとされます。本来なら、キャベツやにんじんなどの野菜を刻んで使えばいいのですが、使い残すともったいないので、最近はよくミックス野菜を使います。お湯を沸かし、市販のちゃんぽんの麺と粉末スープ、さらに野菜を入れて煮込みます。蛋白質は、ふだんは卵を落として混ぜるだけですが、ローストポークというのが安く出ていたので、買ってきてトッピングにしました。これは焼き豚や煮豚、ハムとは違うのでしょうが、豚肉の加工品を薄く切ってあって似たようなものだと思い、できあがったちゃんぽんに乗せると豪華になりました。汁にくぐらせて熱が加わると、まるでラーメンのチャーシューのようでした。
2016年04月19日
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知人に、余った巻きずしを炒めてチャーハンにしてしまう人がいますが、それがアリなら、これも大アリでしょう。晩酌のアテにと買った〆鯖(きずし)が半端に余り、どうしようかと思ったのですが、ええいとばかりに炒めてしまいました。熱したフライパンに油を回し、溶き卵を流して温めたごはんを投入したら、〆鯖を大根のケン、パセリごと加えて、火を通します。しょうゆ少々で味をつけたら、できあがり。「まかない」としては、そこそこの出来でした。
2016年03月14日
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写真は「海鮮鍋」です。でも、鱈やえびは入っていません。というより、入れられませんでした。別に買ったあさりのむき身1パックを全部投入したため、鍋があさりだらけになりました。でも、これが目的だったのです。はくさいやしめじなどの野菜類から出るだしとともに、しょうゆベースのだしで、あさりにしっかり火が通るまでじっくりと煮てから、晩酌のアテにいただきました。2鍋目は、元々の鍋の材料だった鱈などを入れ、3鍋目はあさりから出ただしがたっぷりのスープを、インスタント麺に吸わせました。美味しかったです。
2015年12月14日
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ふだん会社に持っていっている昼食用の弁当は、それ用に材料を買ってわざわざ作るというのではなく、基本的にはあり合わせ、冷蔵庫の中を眺めてから作ります。今回はそば玉と卵、ししとうがメインの食材ですが、そばは日本そばです。でも以前に焼き和そばというのを作っていますので、炒めるのに抵抗はありません。量を考えてごはん半人前も加え、そばの麺は細かくしたうえで、そばめしのような感じに仕上げました。これで500ccのタッパー1杯分です。兵庫県が発祥とされるそばめしは、鉄板で焼きめしを作るときに、焼きそば用の中華麺も加え、なじみやすいように麺をコテで細かく刻んだものだと言われています(もっとも、神戸や姫路では「焼きそば」ではなく「そば焼き」と呼ぶと聞いたことがありますが)。袋入りのそば玉(中華麺でも日本そばでも)なら、袋のまま包丁のみねで刻むか、アクリル定規で刻むと、袋は破れずに刻むことができます。この冷たい麺は、電子レンジで30秒ほど温めておきます。フライパンに油少々を熱し、溶き卵を流したら、すぐに温めたごはんを加え、天地を返して炒めます。ここへ刻んだ麺と、へた(と種)を取ったししとうを加えて、パラパラになるまで炒め、塩で味付けをしました。仕上げにしょうゆで風味づけをしました。あまりにパラパラになったため、弁当には箸ではなくスプーンを持っていきました。会社の食堂で電子レンジで温めて食べると、できあいの麺ではありますが、そばの味も分かり、卵や油となじんでいました。
2015年12月12日
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わたしが昼食として会社に持っていっている弁当は、のり弁当(ごはんの上に刻み漬けか昆布の佃煮をちりばめ、その上にのりを敷いてから、具を乗せたもの)が基本ですが、何しろ500ccのタッパーなので、少々汁気のあるものも大丈夫です。ときどきは丼を持っていきます。この日は、スーパーで買ったとんかつを甘辛く煮て卵でとじ、ごはんの上に乗せた「かつ丼」弁当です。ごはんの上に切りのりを散らしておくと風味が増します(最後にのりを乗せると、ふたに付いてしまうので)。ふたを取って、電子レンジで温めていただきます。
2015年11月30日
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北品川のわが住まいの1階のスーパーでは、10月半ばから税抜き398円の一人鍋を売り始めました。わたしはしょっちゅう買うわけではありませんが、野菜を大量に食べたいなと思ったときには重宝します。もっとも、ひと鍋では物足りませんので、適宜きのこや野菜を追加して、2鍋目、3鍋目を作ります。だいたい3回作ると汁もなくなりますので、3鍋目にはギョーザや、うどん玉と卵を入れることが多いです。今回はインスタントラーメンの麺を煮込みました。締めに即席麺を入れるのは、韓国の軍隊発祥とも伝わる部隊(プデ)チゲが有名です。もっとも、本来の韓国の「チゲ」は、鍋料理ではなく、食卓に出してからは煮込まない、具の多い汁物なのだそうですが、部隊チゲは例外で、煮ながら食べるメニューです。部隊チゲには即席麺のほかに、ハムやソーセージといった、いかにも「男の料理」ふうのジャンキーな食材が入ります。その点でわたしが作った即席麺だけの鍋は、部隊チゲには当てはまらないようですね。一人鍋には、豚豆乳鍋、海鮮鍋、牛すき煮込み鍋など、いろんな種類がありますが、たいていは体積のほとんどが野菜です。肉や魚は、上に1層あるのみです。付属のたれと、水200ccを鍋に入れて火にかけますが、わたしは水を300ccにして、薄めの味で煮込んでいます。元の味だと濃く感じるためです。しかもそれで3杯分作り、汁が少なくなっても調味料は足さず水を足すだけで、充分美味しくいただいています。冬場もこの調子で野菜を摂ろうと思います。
2015年11月15日
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先日の「のりチーズ」に味をしめて、何かほかにのりで挟めるものはないかなと思ったら、笹かまぼこがありました。ふつうの板かまぼことも、ちくわとも違う笹かまぼこは、のりといっしょに食べるのに適している感じです。ただしのりチーズと違って、くっつきにくかったり、塩分が足りなかったりするといけないと思い、広げたのりにマヨネーズを少量塗ってから、笹かまぼこを挟み込んでいます。これもやはり、のりがパリッとしているうちが食べ頃ですね。
2015年11月07日
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カレーでは辛いほうが好きなわたしですが、ある日スーパーに、生麺の担担麺が半額で出ているのを見つけました。袋には「花椒香る濃厚担々スープ」とあります。花椒というのは風味の高いさわやかな辛さの中国山椒です。これは買わずにはいられない!…と買って帰りました。ところがよくよく袋を読むと、調理例としてひき肉の乗った汁そばの写真が載っていたものの、「本品に肉味噌はついておりません」とありました。あちゃあ。肉無しの担担麺ですか…。うーん、家にひき肉はないし、このまま汁そばで作ったのでは悲しすぎる…と思ったとき、そうだ、まぜそばにしよう!と考えました。丼に、溶いた味噌のようなスープと、ラー油のような赤い大量の調味油を入れると、なんだか濃すぎて怪しい感じです。ところが、ここに添付のすりごまを加えて混ぜ合わせると、途端にいい感じのごまペーストに変わりました。すりごまの威力、恐るべしです。この時点で、お湯で薄めずに麺に絡めようという決心がつきました。麺を、袋に書いてある時間より1分短く茹でて、その代わり30秒ほどお湯の中で温めたままにしてから(わたしはややカタ麺が好きなため)、水気を切って丼に移します。そして、調合したごまペーストでよくあえてから、アクセントに洗ったベビーリーフを加えて、さらにぐりぐり混ぜました。食べてみると、全体はさほど冷えずに充分温かいです。ごまの風味が効いています。ひき肉がなかったことなど、とうの昔だったように忘れて、まぜそばを堪能しました。
2015年11月02日
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単身赴任ですので、緑黄色野菜(かぼちゃやピーマンなど)と繊維分の多い野菜(根菜類など)は積極的に食べるようにしています。先日、スーパーに「芋がら煮」というパックが出ていました。芋がらは食べたことがないし、正体も知らないけれど、さつまいものつるのようなものかな、と思って、とりあえず買って帰りました。晩酌のアテに食べてみると、コシのないクタッとした、ふきの煮物のようでしたが、味付けは濃くなく、素朴な味わいのおかずでした。あとで調べてみると、里芋の茎の皮をむき、中身を干したものが「芋がら」なのだそうです。生のもの、干したもの、皮をむいたものなど、いろんな形で食べられているようです。ずいきという呼び名もあり、これは聞いたことはありますが、皮をむいて干した「芋がら」と同一かどうかは分かりません。でも、味しみがいい食材なので、かんぴょうの代わりに巻きずしに使うというのには納得しました。もっとも、自分で乾物を戻して調理するのは手間ですけれど。
2015年11月01日
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わたしが住む北品川の東側にある品川運河のあたりは、通称品川浦と呼ばれ、屋形船が何隻も浮かんでいます。店先で立ち飲みを開いているところもあり、ときどき行くのですが、千円もあれば飲んで食べて、店の常連さんとのお喋りも楽しめます。店には、アテとして各種缶詰や、長芋の半月切り(に醤油を垂らしたもの)などのほかに、「のりチーズ」があります。簡単そうなので、家でも作ってみました。焼きのりでスライスチーズを挟んで、ハイできあがり。スライスチーズはふつう、冷蔵庫で冷やしていて、のりで挟んでしばらくすると、かすかな水分で、のりとぴったりなじみます。あまり長い時間置かず、のりがパリパリしているうちに食べるのがいいでしょう。たくさん作る場合も、食べる分だけ順に作るのがいいと思います。のりもチーズも、それぞれ栄養があるものですし、合わせても相性がいいのか、ちょっとしゃれたおつまみになりました。焼酎のお湯割りだけでなく、洋酒にも合いそうな感じがしました。
2015年10月25日
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単身赴任(1人暮らし)ですので、数日家を空ける際には、冷蔵庫をなるべく空にしようと努めます。ただし、そのあと家に戻ってくると、当然ですが食べ物があまりありません。帰宅が深夜だったりすると、コンビニで何か買うことになりますが、出来合いの麺類や“乾き物”だけでなく、温かいものを一品作って、それで芋焼酎のお湯割りなぞをいただくと、心身ともにホッとします。最近は炒め物用の刻み野菜も売っており、もやし中心の袋を買ってきて、わずかに残っていた卵と炒め合わせました。緑黄色野菜も入っていて、便利です。
2015年10月13日
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単身赴任の身としては、ふだんの週末は北品川で気楽に過ごしていますが、自分自身に課しているルールのなかに「午後5時以前には酒を飲まない」というのがあります。品川区では毎日、午後5時に「夕焼小焼」のメロディーのチャイムが鳴り響くので、それがオンとオフの切りかえのような気がしています。薩摩では晩酌を「だれやめ=疲れ止め」と言うそうですが、わたしは酒が入るとかえってダレるので、早い時間に飲み始めないに越したことはありません。昨日は午前中から東京ミッドタウンに出かけ、藤田美術館展を見てきました。曜変天目茶碗を所有していることで名高いこの美術館は、わたしの実家のすぐそばで、敷地は子どもの頃の遊び場でした。そのあとショッピングセンターで買い物をして、昼寝をして、さて5時前。前日に、野菜を食べなければと思いながらスーパーを見ていて、半額のサンドイッチパンを買ったので、夕食は勿論サンドイッチ。長女のお土産のベジマイトがなかったのは残念でしたが…。パンにマヨネーズを塗って、ハム、チーズ、レタス、それに大阪人なので卵は薄焼き卵にして挟み、少し重しをしてから4つに切って、できあがりです。夕食のメニューが決まっていたので、わたしにしては珍しく、昼間に白ワインのハーフボトル(ただし安い物です)を買っていました。元々サンドイッチは、ポーカー好きなサンドイッチ伯爵が「ながら食べ」にと発明したと言われるものなので、わたしも夕刊を読みながら、冷えたワインとともに楽しみました。
2015年09月06日
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写真は、黄色い皿に黄色い揚げを乗せてしまったので、分かりにくくて申し訳ありません。酒の肴にと、油揚げ(薄揚げ)1枚をフライパンで焼き、刻みねぎをまぶして、めんつゆで味付けしたものです。新潟の栃尾揚げのように、ねぎとみそを合わせて、揚げと一緒に焼けばいいのでしょうが、今回わたしは冷蔵庫が小さいこともあって、みそを買っていません。小袋のインスタントみそ汁を買って、そのみそを使う手もありますが、必要と思わず買っていません。実は、揚げも刻みねぎも、値引きのものを買って冷凍庫で常備しているものです。今回の刻みねぎは白ねぎですが、青ねぎを買うこともあります。凍った揚げをフライパンでよく両面を焼き、ねぎをまぶして、めんつゆを垂らして仕上げるのですから、お手軽で、でも美味しいアテのできあがりです。包丁も使っていません。薄揚げを冷凍しておくと便利で、大阪の家族宅でもそうしていますが、1人暮らしだと刻んで使うのが面倒で、ついこんな調理法になります。
2015年08月01日
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ふだんあまり栄養を第一に献立を考えることはないのですが、単身赴任生活なので、つい緑黄色野菜や良質な蛋白質といった観点で食材を選びがちです。先日も、豆腐(焼き豆腐)が半額だったので、1丁買ってきたのですが、少し残すのもナニだからと、1丁丸ごと使って卵とじにし、焼酎のお湯割りのアテにしました。豆腐と卵と、ここに刻んだ青ねぎでもあれば、彩りも良かったのでしょうが、そこは「あり合わせ」。せめてもと、山椒の粉を振り掛けました。豆腐は、包丁で一口大に切っておきます。絹ごし豆腐なら、丸ごとフライパンに入れて、へらで崩してもいいのですが、木綿や焼き豆腐だと細かいかけらができてしまうと思い、パックの中で包丁で切りました。塩分を控えめにするために、しょうゆ、酒各10ccと水180ccで200ccにします。だしの素を少し加えます。煮汁と豆腐をフライパンで加熱し、全体が沸騰したら、溶き卵を回し掛けて、鍋を揺するぐらいでほとんど混ぜずに、卵を固めて火を止めます。深めの皿に移し、お好みで山椒の粉を振って、できあがり。刻んだ青ねぎや白ねぎを使う場合は、好きなタイミングで加えて、好きに火を通してください。この分量だと薄味ですが、わたしはこのほうが豆腐や卵自体の味が感じられるので好きです。さじで、だしごと豆腐をすくって熱々を食べ、焼酎のお湯割りをいただきました。これもやはり「口中調味」と言いましょうか、お湯割りの焼酎もまた、豆腐や卵を美味しくする調味料の一種のように思えてきました。
2015年07月23日
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どうもわたしには、焼きそばの亜流のように思えてならないのが、この焼きうどんです。似たようでいて、焼きラーメンは、それはそれで突き抜けた印象がありますが、焼きうどんはヤボったいというか、地味なというか、そんなイメージがぬぐい去れません。そもそも、大阪人はうどんにコシは期待していないのですが、そういう軟らかい麺は焼きうどんには適さず、適度にコシのある麺が使われることが多いのが一因かもしれません。大阪人で申し訳ありません。今回は、緑黄色野菜のほうれんそうを摂ろうと思ったこともあり、フライパンに油を熱してうどん玉を入れて炒めたところへ、解凍した冷凍ほうれんそうを加えて炒め合わせ、卵を落として絡めました。味付けは醤油ですが、とんかつソースでもOKなところが、焼きうどんの懐の深さですね。欲を言えばみりんがあれば、さらにコクが加わったように思います。仕上げにかつおぶしをトッピングして食事にしましたが、お酒のアテにもなるのが、不思議な感じです。
2015年07月14日
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そもそも、チャーハンを作ろうとしたのでした。冷凍ほうれんそうを解凍して水にさらしてアク抜きをし、それを樹脂加工のフライパンで軽く炒めてから、電子レンジで温めて溶き卵と混ぜたごはんを加え、パラパラになるまで炒める…はずでした。ところが、ほうれんそうの水分が多かったのか、パラパラにならず、いつまでも一体化したままでした。これはまずいと思い、パラパラにするのを諦め、じっくり火を通そうとしているうちに、固まってしまいました。しかたがないので裏返して、両面をこんがりと焼きましたが、チャーハンなら仕上げにしょうゆを掛け回すところ、こんな円盤状では、それではうまく味がつかないだろうと思い、お好みドリアのように、ソース味で食べることにまた方針変更です。結局、ご覧のとおり、でき損ないのごはんベースのお好み焼きのようになったので、名前もライスピザにしました。冷凍ほうれんそうが敗因だったように思いますが、食材は無駄にならず、ぶじおなかに納まりました。
2015年07月08日
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東京の単身生活では、米は2kgずつ買っています。独身のころに倉敷で生活したときは、割安だからと10kg買ったら、途中で穀象虫がわいてしまい、良い米をえり分けるのにえらい往生しました。その後いろいろ考えて、いま大阪の留守宅では、米袋に鷹の爪を3本入れていますので、虫がわく心配はありません。こちらでは、すでに2kg袋を2袋消費し、3袋めに入っています。今度は少し目先を変えようと、押し麦を買ってきて、麦めしを炊いてみました。長女はわたしに似たのか、麦めしが大好きで、たぶん麦のぷにゅぷにゅした食感が気に入っているのだろうと思います。今回も自分用に炊いたので、米2合に対して麦1合、2:1の割合の堂々とした麦ごはんです。洗米した米を鍋に入れてから、分量の押し麦を加え、水(この鍋の場合は米類の1.3倍なので700cc)を注いだら、少し米と麦をかき混ぜ、あとは普通に炊きます。すなわち沸騰したらごく弱火にし、泡が出なくなったら火を切って約20分蒸らします。少し香ばしい香りの麦めしが炊けました(香ばしいと言っても、おこげはできていません)。巻きずしにすると粘りが足りなくて、少し難がありますが、それ以外は白米と変わりありません。勿論、麦はぷにゅぷにゅしています。倉敷では、気に入って麦めしをしょっちゅう炊いていましたが、あるとき麦を切らして、米だけでごはんを炊いたことがありました。そのときは、さすがに麦めし好きのわたしも「ああ、久しぶりの銀しゃりはうまいなあ」と思いました。
2015年07月04日
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単身赴任を始めてから、緑黄色野菜を摂ろうと極力努めておりますが、なかなか面倒です。台所がめちゃくちゃ狭いこともあって、まな板や包丁を使うことにおっくうになるのも一因です。そんなときの強い味方が、冷凍のほうれんそうです。ただし、最初は買い間違えまして、非加熱の冷凍食品を買ってしまいました。これだと電子レンジで加熱してもそのままでは食べられず、大量の水に放って、あく(蓚酸)抜きをしなければいけません。かえって手間でした。それでも、そうやってあく抜きをすると、水っぽいですが、食べられます。食べ方のひとつが、ほうれんそうの卵とじです。あくを抜いたほうれんそうを、油少々を入れて温めたフライパンに入れて、少し炒めたあと、しょうゆで味を調節した溶き卵でとじるものです。とじなくても、いり卵にしてもいいかもしれません。溶き卵に、かつおだしの素を混ぜておくと、さらに美味しいでしょう。卵と緑黄色野菜ですから、栄養の点からもまずまずの一品だと思います。
2015年06月30日
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東京に転勤してから、冷やしたぬきそばをしょっちゅう食べています。単身赴任であるかないかにかかわらず、バランスの取れた食事と、塩分や脂分をはじめ過剰摂取しないというのは大事なことですが、具体的に自分の生活にどう落とし込めるかというと、実のところはよく解りません。そこでいろいろ言い訳をして、そばは健康食品だから、もりそばに比べていくらか具が入っているから…などの理由で、結局は立ち食いそば屋で冷やタを選択している次第です。もりそば(ざるそば)のつゆは、普通はからくてそのままでは飲めません。汁そばの場合は、飲むためのつゆですが、揚げ玉(天かす)入り冷やしぶっかけそば(=冷やタ)をはじめ、一般に冷やしそばの掛けつゆは、その中間ぐらいの塩辛さかと思います。わたしはお店では、最後にそば湯をいただきますが、器に残ったつゆの全部をそば湯で薄めると濃すぎるので、残ったつゆの大半を別の器に空けてから、わずかな量のつゆをそば湯で割っていただいています。冷やタの具は、揚げ玉、かまぼこ、きゅうりが代表的ですが、彩りだけでなくいろんな栄養成分が少しずつ入っています。そば湯の栄養素も含め、これで全くOKというわけではありませんが、せめても、という感じでしょうか。写真は、5月の連休中に家で作ったもので、錦糸卵と刻みのりも入っています。これは東洋の思想で重要とされる「5色の彩り」を意識したものです。1皿に全てを盛ることはできませんが、バランスは心がけていきたいと思っています。
2015年06月14日
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芋焼酎のお湯割りが好きなので、居酒屋などでよく飲みます。銘柄は何でも良く、「芋焼酎に外れナシ!」と言い切る自信がありますが、あえて好きな銘柄を問われれば、宮崎の「ひむか寿(赤芋)」、熊本の「倉岳(しもん芋)」、鹿児島なら「黒白波」「黒霧島」あたりでしょうか。家にも芋焼酎を置いてありますが、最近では、紙パックで手に入る、という理由で、黒霧島をよく買います。オンザロックや水割りよりも、お湯割りにすると、香りも楽しめます。お湯割りと言いますが、本当は前日に好みの割合に水で割って、なじませておいたものを、土瓶を押しつぶしたような形の黒千代香(くろぢょか)に入れておき、弱火でちろちろ温めながら飲むと美味しいと言われています。もっともそれだと手間がかかるし、飲む量を前日に決めておかなければいけないので、やはり電子レンジで水を温めてお湯にし、焼酎を注ぐ、という「お湯割り」が手軽です。この場合、混ぜなくても対流で見事に酒とお湯が混ざり合います。で、「70円湯割り」ですが、クロキリの紙パックが1440円だった頃は「60円湯割り」でした。大きめの湯飲みにお湯を入れ、焼酎を75cc注いでお湯割りにすると、1800ccの紙パックなら24杯取れます。この場合、1440円÷(1800cc÷75cc)=60円となり、1杯あたり60円という勘定になるからです。今回買ったクロキリは1618円×1.08(消費税)=1747円で、24杯取った場合は1杯72円程度になります。60円ではないものの、お店で飲むよりはずっと安いですが。
2015年06月05日
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