しあわせのもと。

出産の日<陣痛>

**11月12日真夜中**

お腹に違和感を感じて何度も目が覚める。
痛いとかじゃない。なんか、下ってる?みたいな感じ。
何時間か毎に目が覚めてしまい、熟睡できてない。

結局最後朝5時ごろ目が覚めて、そのまま起床。

そしてその足でトイレに行くと、なんとおしるしらしき出血が。
いよいよお産につながるのかー?と思いつつ、
おしるしから何日もかかる人もいるしなー。なんてまだ他人事。

でももしものことがあるので、
しばらく作れなくなるだろうお弁当をいつもより気合入れて作る。
これが、出産前最後のお弁当になった。
(豪華にしといたのは、女の直感?爆)

「休んだ方がいいかな?」という旦那ちゃんを、
いざという時休めなくなったら困るからと、半ば強引に送り出した。
何か変化があったら逐一報告するという約束で。
まったく心配性な旦那ちゃんである。(苦笑

**午前中~昼間**

時々、お腹がおかしい感じ。
痛みと言えば痛みかもしれないけど、皆が言うほど痛くない。
忘れようと思えばなんとも思わないくらいの違和感。
病院に電話したら、
まだ全然だと思うけど、心配なら午後あたり診察においで、とのことだった。
なので、バシバシと家事をこなす。
しばらく放置すると思うと気合も入りまくり←マネしないでください

お昼も、ふつーに作ってふつーに食事。

**午後~夕方**

違和感がある間隔が、10分くらいになってきたので、
まさか陣痛?と思い、タクシーで病院へ。(この時14時半)

出かける前に、陣痛時には水分!と思い、コンビニにお茶を買いに行く。
店員さんに「いつ生まれるの?」と聞かれたので、
「実は陣痛らしきものが来てて・・・」と答えると、
「な、なんて気丈な・・・。(汗」と絶句される。

病院では、予約してなかったけど、比較的すぐに呼ばれる。
子宮口はまだ1.5センチしか開いていないらしい。
入院しても寝てるだけなので、一度おうちに帰って、
お風呂に入ってリラックスしていたら?とのすすめ。

途中仕事を切り上げて病院に母が来てくれた。
痛みもそれほどでもなかったので、なんと電車で帰宅。(爆

**夜~夜中**

母と一緒に夕食を作り、お風呂に入ったとこで
仕事を早めに終えて旦那ちゃん帰宅。
そこでバトンタッチ。母はいったん帰った。

二人で最後の晩餐を食し、一緒にお皿洗い。
テレビを見つつ陣痛の間隔を見つつまったりとすごした。
この日は楽しみにしてた「シュレック」の日だった。
途中「あいたた・・・」とはさみつつ、最後まで見た(爆

メントレを見終わった後、痛みの間隔がせばまってきた。
病院には「5分切ったら来て下さい」と言われていて、
はかってみたら、4分や5分を行ったりきたり。
そう伝えるために電話すると、
「入院の準備をして来て下さい。」いよいよこのお言葉が♪

車をゆっくり走らせ、病院に向かう。
駐車場はひんやりと冷たい空気。
でも、空を見上げると、すごくきれいな星空でいいお天気だった。
名前にちなんで晴れの日。出産日和だなーなんて思っていた。
この日に見た星空は、私も旦那ちゃんも忘れないと思う。

玄関で助産婦さんが出迎えてくれた。
陣痛室に向かう階段を上りながら、
「もうちょっとで産まれますかねー?」なんてヘラヘラと聞く私に、

「そんな階段テキパキ昇れてしゃべってるようならまだまだね。」って。
がくっ。そっかぁ。一体いつまでかかるんだー。

子宮口を見てもらったら、まだ2センチ。
( ̄▽ ̄;)がーんっ 昼から5ミリしか変わらんやん。
全開大になるのっていつなの??

とにかく、陣痛室で待機することに。
夜中だから仮眠を取ろうと、部屋を暗くして横になった。
時々痛みの波が来る。でも、まだまだ余裕。
しゃべれないくらい痛いのって、どんな状態なの!?

初産の人は、子宮口が開くのに、1センチで2時間かかるんだって。
ということは単純に計算したら、8センチ×2時間=16時間!?
気が遠くなりそうなので計算はやめた。


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