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みのもんたの「思いっきりテレビ」と草なぎ剛の「僕の歩く道」を見た。
みのもんたに電話で相談した女性は亭主が自分勝手で育児も家事も手伝ってくれないと嘆いていた。
この亭主がひどいヤツで3歳の息子が喘息で入院しているのに保険金が下りたら趣味のものを買っていいかと聞いてきたらしい。息子の見舞いは一回も来ていないそうだ。しかも生活費は月に3万円入れてるだけだそうだ。すごい。私だってOL時代は実家に6万円入れてたぞ。
ま~~残念なことにこんなヤツは珍しくはないと思われる。結構いるんだよね。こども親父。
「僕の歩く道」では小日向文世演じる古賀さんが過去を振り返り苦悩していた。
古賀さんには自閉症の息子がいるが、一番大変な時に逃げ回っていた。街で発見した時も奇声をあげる息子を見て他人の振りをしてしまう。しかもそれを奥さんに見られてしまう。
ドラマなのに見ながら「あ~~あ」と声を出してしまった。
思いっきりテレビのこども親父も、ドラマの古賀さんもそのとき(家族が大変なとき)は逃げまわって奥さん達は損をしているように見えても長い目で見ると実は一番損をしているのは逃げている張本人だったりするんじゃないかと思った。
私は今まで、家族を大事にしないで人生の後半で楽しく生きている男性を見たことがないし聞いたこともない。
私の友人の父親は家族を捨てて若い女性と駆け落ちしたが、今はその女性にも捨てられて見る影もない。病気もしてるし。
私の父は働かないで散々家族に苦労をかけたが今は病気をして体が自由にならず、体だけでなく金銭も自由にならずとても惨めな状態になっている。夫の父もアル中で家族を苦しめた。初孫が生まれるたった一ヶ月前に亡くなってしまった。
身近な例ばっかりだな。
男の人は絶対家族を大事にしたほうがいい。そして家族だけでなくたくさんの人に愛される努力をしたほうがいい。愛される努力、というのは人を大事にする、ということだけどね。
思いっきりテレビのこども親父の30年後が楽しみである。