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2008.03.10
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テーマ: 癌(3513)
カテゴリ: 癌患者の心境
日曜日の癌友の訃報は、同じスキルス胃がんであっただけに私にとりかなりショッキングな出来事でした。
そんな日に限り、眠剤のレンドルミンが切れている。
仕方ないからデパスを飲む。
デパスの副作用、軽いめまいに襲われながら午前三時頃眠りについた。

しかし、一時間後、悪夢に魘され目覚める。
その時の状況は自分でもしっかりと記憶している。
物凄い震えに恐怖、数十秒ほど夢と現実の間での往復。

この震えはかつて経験した事がないほど激しい。
主人に手を握られ完全に我にかえるが止まらない。


落ち着けー、落ち着けーと自分に言い聞かせようやく落ち着きを取り戻し二時間ほど寝た。

午前七時に起床。八時半の外来に間に合うよう到着。
今日は、県内の腫瘍専門カウンセラーを紹介してもらうえるよう依頼しよう。
昨日の恐怖が今後も起こりえる、事前に対処しなければならないと判断しました。

病院のトラブルで通常より二時間以上待たされる。

ようやく診察室へ。

Dr「検査結果は白血球が24で低いけれど、タキソールを投与します。ところで伊勢はどうでしたか」

私「食べ過ぎまして、下痢と嘔吐に苦しみ外宮参拝のみで後は観光バスで寝てました」

Dr「あららー、ではお参りの効果も半分だ。もう一度行かないと。」


その後、お土産に赤福をお渡しすると先生大喜び。


Dr「切れてる薬はありますか」

私「レンドルミンです。昨夜は同病の友達の訃報を知り、運悪く薬が切れており、うなされました。」

Dr「そりゃあ、魘されるでしょう。昼間は大丈夫かな?以前処方していた安定剤のワイパックスを出しましょうか」


やっぱり薬かー。これ以上、薬は飲みたくない。でも、主治医はカウンセリング専門医じゃないから薬になってしまうよね。

私「昼間は今のところ大丈夫です。」

なんとか頑張れそうな気がしてきたので処方はお断りしました。





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Last updated  2008.03.11 00:23:18
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