●
●
●
● ● ● |
自宅へ着いて、玄関を開けたとたんものすごい吐き気に襲われた私はトイレに直行。 何もわからない息子も、いつもと様子が違う私を見て、あまりまとわりついて来ない。 夕べから何も口にしていなかった私に、主人が飲み物を勧めてくれた。 何か食べたいものは無いかと聞かれたけれど、喉の渇きを癒すために飲んだ水分で、再び嘔吐してしまったので、それ以上何も口にせず、そのまま寝室に行き横になった。 やっぱり家のベッドは安心して休める。 その後は何もせずに、ずっと横になっていた。 主人が夕食の支度をしてくれて、息子にも食べさせてくれた。私にも勧めてくれたが、食事はやめて内服薬だけ飲んでみた。 夜の9時ごろになっていただろうか・・・。 もう、薬を飲んでも嘔吐はしなかった。 麻酔が完全に覚めてきたのだろう。 夜は、なかなか寝付けなかった。 手術をしたといっても、子宮の痛みは殆ど感じない。 出血も思ったほどでもなく、生理の多い日よりも少ない。 ただ、こういう時は安静を保てないので、自分で気をつけた。 翌日まで、主人が休みを取ってくれていたので、翌日もゆっくり休んだ。 痛みはないが、疲労感のようなだるさとふらつきが残っていた。 自分で“2~3日ゆっくりしよう、その後身体が戻ればもういつも通りに” と、考えていたので、手術から2日後は息子と二人の日常だったけれど、動き控えめに、1日自宅で過ごした。 その翌日は日曜日だったので、また主人に息子の相手をお願いした。 そうやって、術後2~3日はあっという間に過ぎていった。 私の身体ももうすっかり元気になっていた。 |
●
● ● ● ● ● |