グリーンアドバイザーの気まぐれ日記

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2016.04.27
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カテゴリ: 野菜作り
前回の続きになります。

<移植床>
子苗を移植する2週間前に、1m²あたり堆肥バケツ2杯と化成肥料1握りを施し、
よく耕して90~100m²の平床をつくります。
水切れしやすくなるので高畝にはしません。

<子苗の仮植え>
子苗が本葉2~3枚になったら、親株側のランナーを2m²つけて切り、反対側は
切り落として移植床に植えます。
株間は15~20cmにします。

乾かさないように注意して約2ヵ月育てます。

<苗の育成>
夏の日ざしは強すぎるので、日中はよしずや寒冷紗で日よけをします。
この段階で伸びるランナーは早めに取り除き、病害虫のもとになる枯れ葉や古葉なども除去して、
いつも新葉が4~5枚開いているようにします。
ハダニやアブラムシを防除するためにも、葉が込み合わないようにし、
害虫が発生したら早めに駆除します。
薬剤散布をするならダイシストン粒剤を土にすき込むか、7月中旬~下旬に1~2回、
ケルセンを散布します。

<植えつけ場所>
平床は90~110cm幅、株間25~30cmで用意した苗が植えられる長さにつくります。

植えつけの1~2週間前には平床の準備を終え、根が肥料焼けしないようにします。

<植えつけ>
本葉6~7枚に育てた苗を、10月中旬~下旬に平床に植えつけます。
残したランナーの反対側に花房が出るので、ランナーを内側にして植えると、
収穫しやすくなります。

2~3週間たったら、株間に少量の化成肥料を施します。

<冬越し>
低温・短日が進むと、苗は休眠に入り株がわい化するため、小さくなったように見えます。
追肥は、液体肥料などを月に1~2回施し、生育後期まで肥効が落ちないようにします。
2月中旬ころには、びっちりと敷きわらをするか、ポリマルチをかけます。
この時期に乾燥させてしまうと春に回復しないので、月1回ぐらいは水やりをして下さい。

<収穫>
開花から30~40日で、実が完熟します。
全体が十分に赤くなったものから、晴れた日の朝のうちに摘み取り収穫します。
雨に当たると実が傷みやすいので、梅雨に入ったらビニールトンネルをつくって雨よけにします。
たくさんついて食べきれないときは、収穫せずに残しておきます。
多少、熟れすぎてしまいますが、ジャムやジュースに加工すれば、おいしく食べられます。

<病害虫>
健全な苗を選び、枯れ葉をとり除いて風通しをよくし、敷きわらやポリマルチをしていれば、
それほど病害虫にやられることはありません。
収穫期に実が腐る灰色かび病は、スミレックスやロブラールを散布すると予防になります。
根から感染して株を枯らしてしまう萎黄病は、苗選びに気をつけるしかありません。
苗は信頼のおける店から入手します。
実を食べるナメクジ、カタツムリには誘引剤などを使って駆除します。
ハダニやアブラムシは、早めの殺虫剤散布で駆除します。

上記の点を参考にして、今年はおいしいイチゴを収穫してみて下さい!(^^)







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Last updated  2016.04.27 23:27:17


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