グリーンアドバイザーの気まぐれ日記

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2016.11.05
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カテゴリ: シクラメン

シクラメンの花をたくさん咲かせ、元気に生長させ、次のシーズンもまた楽しむためには、日当たりの管理が欠かせません。

シクラメンは、季節によって盛んに生育してたくさん花を咲かせる時期と、ほとんど生育しなかったり、休眠している時期があります。

また、シクラメンの調子によって、日当たりの具合を調節させた方が良いこともあります。

年間を通してずっと同じ環境ではなく、シクラメンに合わせて環境を作ってあげると、何年も楽しむことができます。

12か月の日当たりの管理法もぜひ参考にしてください。 *シクラメンは、ガーデンシクラメンより繊細で高温低温に弱いです。
別の植物と考えて、大切に世話をすると翌年も豪華な開花を楽しめます。 [シクラメン 日当たりは?]

■日当たりの管理

シクラメンは、だいたい11月頃~3月頃までが花期となります。
実際には、休眠していた株も9月頃から生育を再開し、
6月くらいから徐々に休眠状態へと移行するため、生育期間は9月~6月となります。

それ以外の7月~8月は、シクラメンが苦手な暑い夏を過ごすため、葉が残っているもののほとんど生育しないか、葉をすべて枯らせて休眠します。

生育期と休眠期では、まったく違った日照を求めるので、上手に切り替えることがポイントとなります。

・生育期

ですが、寒さが苦手なため、冬の間は外に置いたままにすることはできません。

冬が寒い日本は、地域によっては日中も10度を下回ることが多い国です。そのため、生育期であっても室内管理が必須になります。

シクラメンの鉢植えは、11月中旬頃から店頭に並び、12月に入るとピークになります。
お店に並ぶシクラメンは、どれもたくさんの花が咲いているので、
日当たりが必要だろうと外に出しそうになりますが、それはいけません。

お店に並ぶシクラメンは、農家では温室の中で管理されていたものがほとんどです。
店頭でも室内にディスプレイされていることがほとんどのため、
いきなり外に出してしまうと、葉焼けを起こしてしまいます。

また、農家からお店へ、お店から自宅へと環境が変わっていることで、とてもストレスを感じています。

そんな状態で戸外の日向に出してしまうと、あっという間にしおれて枯れてしまうことがあります。

購入してすぐは、室内の日当たりの良い窓辺に置き、まずは環境に慣れさせるようにします。

2週間ほど経ち、新しい環境に慣れたら、日中に10度以上の暖かい日は、戸外で日光浴をさせましょう。

反対に2年目以降のシクラメンは、室内だけだと日照不足になります。花数が減ってしまうこともあるので、寒くなるまでは戸外の日向で管理します。

夜間に10度以下になったら、夕方に室内に取り入れ、翌朝にまた戸外の日向に出します。
本格的に寒くなり、日中も10度を下回るような時期でも、
晴れて気温が10度以上になった日は、戸外に出して日光浴させます。

5月~6月も、まだ球根が太る時期なので生育期となりますが、4月下旬頃から、外は徐々に日差しが強くなってきます。

気温も高くなり、夏日となることもあるため、日向に置くのは危険です。
5月頃から、明るい日陰に置いたり、
遮光ネットや寒冷紗などを使い30%~40%ほど遮光した場所で管理しましょう。









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Last updated  2016.11.05 22:45:50
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