カードローン地獄
あくまで個人的な考えですので、参考にできるところがあれば幸いです。
その２
今にして思えば、自己破産（？？）の可能性もあったかもしれない、カードローン地獄のお話しです。
（過去の経験：きっかけ）
入社してしばらくたつと、クレジットカードが作れるようになり、
スーツを買ったり（その当時は６万～８万ぐらい）、飲みに行って使ったりと、ついつい使いすぎて、
請求書が来てなんと手取り収入よりも多いことが判明してビックリ。
そうなんです、その時期というのは、【バブル】直前でした。
仕方なく【キャッシング】でしのいだのがきっかけで、
簡単にお金が手にはいるのを覚えてからは、自分の財布のような感覚になり、
そのあとはずるずると、借りている感覚がなくなり、引き出してるような感覚で利用してた。
最終的にどうなったかというと、クレジットカード５枚
ＵＣ （支払日 ５日）
ＶＩＳＡ（支払日 １０日）
日本信販（支払日 ２７日） ３枚（３種類）
それぞれ、キャッシング限度額は２０万円。
ただし、締め日が過ぎると、また借りれるので、実質は４０万円。
返済のために借りるという、まさに自転車操業状態になってしまい、
結局、４０万×５＝２００万円の借り入れ状態に突入。
その当時の手取り収入が、３００万円あるかないか、結構やばい状態でした。
（脱出への道のり）
これは本当にやばいと思ったのが良かったんだと思います。
１Ｓ銀行が個人向けのカードローンを始めて、給与振り込み口座がＳ銀行だったので、
総合口座を作り、クレジットカードの借り入れを、銀行のカードローンにシフトできる分だけ移す。
２自分自身の給料・ボーナスが増えていき、
ボーナスである程度のまとまった返済ができるようになった。
３最初の転職の時に、退職金をもらい（とはいっても少ない金額でしたが）
そのお金でクレジットカードの借入金額はすべて完済、あとはＳ銀行のカードローンだけとなる。
４転職先の給料も最初は転職前よりも少なかったのが、すぐに上昇していき、ボーナス時にある程度のまとまった返済をして、Ｓ銀行のカードローンも完済。
カードローン地獄に突入してから、脱出するのに、１０年近くかかった、恐るべし。
（対策）
クレジットカード自体が悪いのではなく、使い方が悪かっただけなので、現在も使ってます。
ただ支払い方法が現金か、カードかの違いだけなので、買う買わないの判断は、まったく同じにしてます。
最近ではインターネットで、カード利用状況等が確認できるので、使いすぎるということもなく健全な状態です。
ただ。【キャッシング】は本当にばかばかしいので、利用してないです。
（現在の状態）
クレジットカードの利用は、すべて一括払い。
毎月の支払額は、手取り収入の、２０％以内。
銀行のカードローンも含めて、残高は０。
（自分自身の教訓）
クレジットカードも現金と同じだと認識すること。
カードで支払えるから得だということは、絶対にない。
収入の範囲内（できればかなり小さい範囲内）で生活できるようにする。
貯めてから、散財すること。
散財してから、返済することは、絶対にやらない。
© Rakuten Group, Inc.
