ひっぽ~の気持ち

ひっぽ~の気持ち

PR

Profile

☆ひぽぽたます☆

☆ひぽぽたます☆

Favorite Blog

LOVE LIFE~私の毎… ★★☆えり☆★★さん
         … さおりんご★(((*≧艸≦)さん
2011.03.28
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
だいぶ日が経ってしまったけど、

ちゃんと覚えておけるように。


地震があったあの日

数日前に私のおじいちゃんが亡くなってしまったので、

お通夜の予定で平塚に居ました


お通夜は18時~だったから、

それまでに着けばいいよ、って言われてたけど、

最後におじいちゃんとお別れがしたいって思って、

ねぇねをお休みさせて、納棺前に斎場に着くようにスケジュールを変更してたの




旦那や妹の旦那さんは都内で仕事をして、

14時過ぎに都内を出る予定にしていた


14:30頃、みんな着替えを済ませて、

斎場の控え室で少し休憩を取っていた


そこへ叔母や祖母、叔父、従姉妹が到着

挨拶をしながら控え室へ入ろうとしていたら、

椅子に座りながらテレビを見ていた父が


「おい 揺れてるぞ」と。


みんな立ってたから

「ほんとにぃ??」って言いながら、すぐおさまるだろうと思ってたけど、

人一倍心配性な叔母が



全員が靴を履いたり、ちーや小さい子はとりあえず抱っこして部屋から逃げた


斎場は割りと古く、もともと結婚式場として使っていたもので、

シャンデリアもキラキラしているようなところ


控え室は3階だったんだけど、

逃げる頃には揺れがものすごくなっていた




重たくなったちーを抱えて、

とにかく急いで階段をかけおりた。。。。

だけど、階段も揺れているから、すごくうねっていて、

転げ落ちてしまいそうな恐怖もあり、

ついつい悲鳴をあげてしまって・・・・


急いで外へ逃げたけど、

電柱もあるし、

大きな窓もあるから、

「ここじゃだめだ!駐車場へ避難する!」と叔父がみんなを誘導した


建物に戻るのも不安だから、

車に避難しながら情報収集しようとなった

でも、急いで逃げて来たから鍵がない(苦笑)


妹がダッシュで建物へ戻り、貴重品を持って来てくれた


それから、しばらくロビーと車を行ったり来たり


「おじいちゃん!みんな驚かせすぎだよ!」なんて笑うようにしてたけど、

テレビを見たらすごい映像がもう放送されていて・・・・


これは都内にいる旦那たちは大変なことになっているかもしれない


と思っていたら、メールが1通

「地震、そっちは大丈夫?」

とりあえず、こっちはみんな一緒だから大丈夫と返事をすると、

それからしばらく音信不通


念のため、災害伝言板にも登録をして、

納棺をすすめることにした


緊急地震速報が来るたびに、全員で階段を駆け下りて避難

お通夜もそこに居た、ごくごく身内だけで行い、

最後は食事も頼んでいたんだけど、

誰も来ることが出来なかったから、

40人前を頼んでいた食事を9人で食べた

(成人男性は父一人。あとはおばさんと子どもだけ(笑))


それも、最終的にまた緊急地震速報が携帯に届いたから、

それで逃げるように終了


本来なら、おじいちゃんに付き添いがいるんだけど、

建物内の宿泊が出来なくなったから、

みんなでおじいちゃんにごめんね、だけを言って帰った


翌日のお葬式もごくごく身内だけ


おじいちゃんは兄弟も多かったけど、

なぜかお通夜には参列しない、って身内がほとんどだった

平塚は遠いから、って理由で。

それまでもおじいちゃんは自分より若い兄弟が亡くなった時にでも、

どんなに遠くても参列していたの


最後の最後にそんなことになってかわいそうに・・・って思っていたけど、

結局誰も来させなかったおじいちゃん

自分が大事に大事にしてきた家族と孫だけ、

ちゃ~んと全員呼んで(笑)

ひっそりとお別れをしたのでした



私は初孫だったから、

特別かわいがられていた思い出もあるし、

とても仲良かったおじいちゃんでした


もし、お通夜がなかったら、

ねぇねは下校途中で怖い思いをしていただろうし、

どんなことになっていたか分からないって思うと、

おじいちゃんが守ってくれたのかな、って感謝をしてしまいます


私が住んでいる地域は、

都内で唯一?停電が起きた地域だったみたいで、

地震当日は23時過ぎまで停電していたようです


今は懐中電灯もランタンも借りているけど、

その日は何も準備出来ていなかったし、

実家におじいちゃんが呼んでくれたんですね。。。


「まったく、いつまでも心配ばっかりかけてるから!」

っておじいちゃんは思っていたのかもしれません(笑)


地震のがすごくて

おじいちゃんが亡くなったことが事実として受け入れられなかったけど、

時間が経つにつれて色々なことを思い出してしまいます


お通夜の時に、

おじいちゃんとはお別れをしたのではなくて、

先に空へ行って、

みんなが来る環境を作って待っててくれてるんだ、

って聞いて、

死んでからもまだまだおじいちゃんは大変だ!って思ったけど、

みんながそこへ行くまで、

元気に、のびのびしていてほしいと思います


晩年、

寝たきりになってしまったおじいちゃん

記憶はだいぶしっかりしていたから、

「もう死にたいよ」とつぶやいていたのがとっても切なかったな。。。

お空では、

元気に動き回って、大好きなお酒を飲んで、

笑っててくれたらいいな、って、

そう思っています





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011.03.28 21:17:45
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: